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オンライン配信チケットの売り方

2024.10.30 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。
なぜか、東野幸治人形の宣伝をしてしまったキングコング西野です。
#本日発売

さて。
今日は『オンライン配信チケットの売り方』というテーマでお話ししたいと思います。

まずはチョットした雑談から。

 

「何の為に時間の余裕を持たせたんだよ、このクソジジイ!」と自分に対して思った話
 

チケット販売戦の天王山と銘打ったファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の【第2弾チケット(8月13日~17日)】の売れ行きは予想を超える好調っぷりで、これには昨夜🍴御一緒させていただいたホリプロの偉い人も舌を巻いておられました。

チケットが売れるペースは【第1弾】よりも速く、「チケット売上が初動を超えてきた」というのは演劇業界ではなかなか聞かない話なんです。

あらためて「×BackStory」の強さを知りました。
#今週もお楽しみに

https://youtu.be/Zu8vtySEFdY

そんなチケット販売戦で今回は新しい動きがありました。

チケットはこれまで『チケットぴあ』一本で販売していたのですが、今回から『チケミー』でも販売することになったのです。

「チケミーでも販売しませんか?」とスタッフから提案され、このような形になったのですが…提案された時の僕は(持ち前のズボラが顔を出して)あまり乗り気ではなかったんです(笑)。

告知(案内)が分散しちゃうし、なにより、普段、自分がお客さんとしてイベントに参加する時に使っているのが『チケットぴあ』で、もうそれで慣れちゃっているから。
僕と同じように「また別の販売サイトに登録しなきゃいけないの? 面倒くさー」と考える人が出てくると思ったのです。

実際に告知は分散しちゃうし、実際に「チケットぴあ以外のサイトを使うの面倒くさい」と言う方もいらっしゃるでしょう。
ただ、そのことがどれだけのマイナスを生むのかを僕はまだ知らないし、何より、どれだけのプラスを生むのかを僕はまだ知らない。

そもそも何の為にチケット販売を早めている(一年前から販売している)かというと、「Aを試してみよう」「Aはダメだった。それならばBでどうだ?」というテストを繰り返し、データを取る為であったハズで、「チケミー? いや、それ、どうなの? やめとかない?」は僕らの理念から外れた判断です。

ダメならダメでいいんです。
まだ時間があるのだから。

というわけで「やってみなくちゃ分かんないじゃないか!」と、頑固ジジイになりかけていた自分の頬を全力でビンタして、チケミーでの販売もスタートしました。

チケミーを利用して「良かったこと・悪かったこと」の結果が出るのは、まだもう少し先だと思うのです、結果が出次第、コチラで共有させていただきます。

引き続き、「時間を味方につけた戦い」を徹底していきます

 

オンラインチケットの売り方


今回のファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の会場をKAAT(神奈川芸術劇場)に決めた理由は、「そもそもの劇場の構造が素晴らしすぎる!(客席がメチャクチャ見やすい!)」というのもあるのですが、それとは別に、

「ゴリゴリの演劇畑の方々と全く同じシチュエーションで戦って、トラウマレベルの実力差を見せつける」

という鬼西野が顔を出した…というのがあります。
「ガタガタ言ってくる業界人(先輩方)を全員黙らせる」という西野屋の伝統芸です。

皆さんの多大なるサポートのおかげで今のところは順調にその未来を迎えにいけているわけですが、そんな中、最後の最後の勝負(トドメとなる一撃)は『オンライン配信チケットの売上枚数』かなぁと思っております。

コロナも明け、最近じゃ「オンライン配信チケットが爆売れ」という話もあまり聞かなくなりました。
僕の肌感としても、「このまま手を打たなかったら、そこまで伸びないだろうな」といったところ。

ですが、「ここで面白い数字を叩きだしたら、いいニュースになるなぁ」と黒西野。
さっそく、オンライン配信チケット戦の策を練ります。

さて。

今このタイミングでオンライン配信チケットの告知をしても、販売枚数に限りがあるオフラインチケットと違って、お客さんは「まぁ、日が近づいて来たら、その時に買えばいいか」という判断をされるだろうなぁと思いました。

実際「オンライン配信チケット」というものが売れるのは公演の直前と直後で、数ヶ月前から告知したところであんまり売れない…というデータが出ています。

数ヶ月前から告知しても売れない理由について色々と考えてみたのですが、やっぱり「今買わなくてもイイ」というのが大きいのだと思います。

先週の毎週キングコングの「集客とは『ストレスの解消(問題解決)』であり、公演の制作プロセスを見せ続ける作業は、解消したら楽になるストレスを与え続ける作業だ」というコメントが大きなヒントで、要するに(かなり込み入ったエグイ話になりますが)、今このタイミングでオンライン配信チケットが売れない理由は…

「今このタイミングでオンライン配信チケットを買わないと解消することができないストレスをお客さんに与えられていないから」

といったところだと思います。
#黒黒黒西野

そういう風に考えるとオンライン配信チケットの売り方が結構見えてきます。
要するに、オンライン配信チケットを買わないことがストレスになるように持っていけばいいわけだから…

たとえば、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のオンライン配信チケットは2500円ぐらいで買いきりにして、そのチケットを買った人は本番の映像は勿論のこと、特典として「来年の8月まで毎週毎週、制作現場のLIVE配信を見れる」という風にする。
そして、そのLIVE配信のアーカイブは1週間しか残さない。
#たとえばね
#メンバーシップとの棲み分けが必要

そうすると、「今買うこと」が一番得となり、今買わないとストレスがたまり続けるので、かなり売りやすくなると思います。

今はオンラインサロン向けにかなりエグい話をしていますが、ちゃんと表に打ち出す時は、ここに「品性」をまとわせることが大事だと思っています。が、「今買ってもらう為の方法」としてはこれが一つあると思います。

僕個人的には「コンプレックス商法(人にコンプレックスを植え付けて、そのコンプレックスを解消する為の商品を売る方法)」はあまり好きではないのですが、商品を売る(集客をする)時の基本的な考え方としては頭には入れておいた方がいいと思います。

最終的にどういった形で販売するかはまだ決めておりませんが、オンライン配信でも圧倒的な結果を出します。
お楽しみに。

現場からは以上です。

【追伸①】
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ミュージカル「えんとつ町のプペル」TicketMe
https://ticketme.io/event/group/3b0d21df-b159-4149-9531-cb9698f8db28/1dc4768b-c5f0-4e1e-802a-dc9dfb0c4759

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