僕の役割

投稿日:2022.11.16 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。


おはようございます。
犬の前半部分に「腕が生えたTシャツ」を着させて、二足歩行で走っているように見せる動画がたまらなく好きです!キングコング西野です。

さて。
今日は『僕の役割』というテーマでお話ししたいと思います。

 

プペルの大阪公演は全公演完売!


ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演のチケットが全公演完売したそうです。

今回の大阪公演はプロデューサーのジョーさんの計らいで「補助金の申請」が通っていて、一部の子供達を無料で劇場招待するそうなので、「無駄チケット(※チケットを受け取ったのにドタキャン)」にならないように目を光らせておく必要がありますが、とにもかくにも、全公演完売おめでとうございます。

チケットの売れ行きは、稽古風景を表に出した直後から激伸びしたそうで、「やっぱりキャスト&スタッフの『熱』は正直に伝わるなぁ」と再確認しました。

アシスタントプロデューサーの横田さんが包み隠さず書いてくださる活動日誌もチケットの売り上げに大きく寄与したと思います。
正直な文章で、だからこそ応援したくなって、すっごく面白いんです。

※横田さんの記事、本当にオススメです
https://www.facebook.com/groups/924150365043890/

稽古場の様子は、演出の高橋伊久磨さんと、演出監修のMOEKOさんが時々、「今、こんな感じでーす」と動画を送ってきてくださって、これがまた面白い。

個人的に楽しみにしているのは、「東京キネマ倶楽部に比べて低くなっている天井」の問題をどうクリアするか?

地下→地上→煙突の上→星空…といった感じで、「高さ(縦移動)」を見せる舞台において、「低い天井」というのは、なかなか厄介なハードルではありますが、厄介だからこそ(制限があるからこそ)「創造」が生まれるのも事実で、また、それこそが舞台の醍醐味です。

ここを、どんな「創造」でクリアするのか?
今から楽しみで仕方ありません。

クリエイティブに関してはお任せしているので、ここから僕が大阪公演の為にできることといえば、「キチンと宣伝して、配信チケットを売る」ことぐらい。
宣伝マンとしての稼働です。

今回の公演はCHIMNEYTOWNの企画ではありませんが、挑戦する人を応援しない理由は僕にはありませんし、なにより、皆で作った『えんとつ町のプペル』ですから、やはり良い場所に着地して欲しいです。

そう考えると、「ボランティア宣伝マン」ぐらい安いもんで、ここから公演当日までは、大阪公演の配信チケットの宣伝に熱を入れようと思います。
皆さんも、もし良かったら協力してください。

配信チケットのリンクはコチラ↓

【配信チケットver.1】
t.livepocket.jp/e/osakapoupelle
【配信チケットver.2】
t.livepocket.jp/e/pop_osaka2
【配信チケットver.3】
t.livepocket.jp/e/pup_osaka3

 

種を渡して、サポートにまわる仕事


大阪公演の準備が進んでいる裏で、現在、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』とショートアニメ『ボトル・ジョージ』の制作がスタートしています。

『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は、前回と同じ布陣で、廣田監督(スタジオ4℃)が現場を指揮して、僕の仕事場は「原作・脚本・製作総指揮」になります。

広告塔としての稼働が始まるまでは、基本、アトリエに籠り、設計図(脚本やイメージボード)を書いたり描いたりして、各部署に投げます。
昨日は、美術の佐藤さんに「千年砦の船の構造」について、メンヘラ級の長文を送りつけました。
#船の勉強をメチャクチャした

『ボトル・ジョージ』は少し変わった作り方をしています。

堤監督(トンコハウス)と、まずは「ストーリー」や「キャラクターデザイン」をトコトンつめて(すでに1年以上やりました!)、年明けあたりから、制作のメインが「ドワーフ」さん(コマ撮りアニメの精鋭部隊)に渡り、堤監督指揮のもと、堤監督を裏で操る松本さん(ドワーフ)のもと、制作がゴリゴリ進められます。

僕の仕事場は、やはり「原作・脚本・製作総指揮」です。
※今回に関しては「原作」とは呼ばないのかもしれません。

自分が「製作総指揮」という活動をするまでは、「製作総指揮なんて『お飾り』でしょ?」ぐらいに思っていたのですが(※お飾りの人もいるとは思いますが)、実際のところは朝から晩まで製作総指揮の仕事に追われます。

資金調達につながる「Voicy」の発信も、「オンラインサロン」の発信も、「スナック西野」も、「ニシノコンサル」も、「講演会」も、全て製作総指揮の仕事のうちです。

制作費というものは、ある日突然、湧き出てくるものではなく、動いて動いて作らないといけません。肝臓を押さえながら、会食に行くこともあります。

そうして作り出した予算ですから、使うポイントで容赦なく使う為に、無駄遣いはトコトン削ります。

「指示待ちの(価値を生まない)スタッフ」に支払うお金など1円も無くて、予算は全て、クリエイティブとクリエイターに還元します。

作品の質を上げる為に、「ボーッと突っ立っているなら、チームから外れてください」と告げるのも僕の仕事です。
#そんなこと言いたくないけど

覚悟を決めて、正しく努力するクリエイターを本気で応援したいなぁと思います。

「廣田監督や、堤監督や、大阪公演の演出の高橋さんが、クリエイティブに全集中できる環境をどう作れるか?」がテーマかなぁと思とりまして……そう考えると「原作・脚本・製作総指揮」という、「種を渡して、サポートにまわる仕事」は、役割分担として、そこそこイイんじゃないかなぁと思っています。

先日、映画スタッフから面白い話を聞きました。
いろんな取引先と交渉する時に、相手に寄り添う為にも西野亮廣が出てこない方がイイそうです。

それにより、

「御社のおっしゃることが100%正しいと私も思っています。ただ、ウチの西野亮廣が…(ほら、アイツ、ワガママで、一度言い出したから聞かないじゃん!)」

というカードを切れるそう(笑)。
#身内の好感度を下げて交渉をまとめる作戦

ウォルト・ディズニーの1日のスケジュールは、どんなだったのかな?

現場にベタ付きで入ってしまうと、あれだけの世界は作れなかったわけで、式典の時だけステージの上で我が物顔で両手を広げるものの(※これは広告塔として大切な仕事!)、あとは部屋で一人でチマチマやっていたのかもしれません。

今は、なんとなく、ストレートプレーの舞台(ミュージカルじゃない舞台)のチームも欲しいなぁと思っています。
僕のアトリエには、世に出していない脚本が溜まっているんです。
サロンメンバーさんの中に演劇人(ストレートプレイのクリエイターさん)っていらっしゃいましたっけ?

また相談させてください。

現場からは以上です。

【追伸】

https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。



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