おはようございます。
日曜日の今日は仕事のゴリゴリした話を少しお休みして、ただの日記をお届けします。
お時間がある時にでも、流し読みしてやってください。
夢がある
舞台『テイラー・バートン』の稽古が盛り上がっております。
稽古初日の夜は、戸田恵子さんから「本がイイっ!!」というお褒めのLINEをいただいてニマニマしました。
皆さんが「西野亮廣」をどう見ているのかを僕はよく分かっていませんが、僕は「西野は大喜利が下手だな」「西野は受け身が上手いな」「西野は団体芸的なお笑いになると弱いな」「画力は60点だな」といった感じで、自分の現在地を俯瞰的な視点で見ています。
そこには、自分に対する「期待」は一切含んでいません。
だからこそ、25歳で(視聴率を毎週20%取っていたタイミングで)「テレビから軸足を抜く」という判断ができたのだと思います。
同世代との競争に勝ったところで、テレビという競技に自分の身体が合っていなかったことはよくよく分かっていました。
そんな僕は、日本にいても、海外にいても、これまで「負けた」と思ったことがないことが一つだけあります
それは、『物語を作る力』です。
#前にも少し話しましたよね
これに関して「好み」が大きく関わってくるところなので(#人によるので )、「1番」は決められないのですが、ただ、面白い物語が書ける人はたくさんいるんだけれど、僕は僕よりも「面白い物語」を書ける人にはこれまで出会ったことがありません。
「天狗」だの「自信家」だの「ビッグマウス」だの思われるのもシャクなので、ここも正直に言っておくと、僕よりも面白い漫才やコントが書ける人はたくさんいます。
#くれぐれも自分の能力の見積りは誤っておりません
西野亮廣という脚本家の説明をすると、
「もともとは酷い夢想家で、漫才師とテレビタレントを経由したことで、秒速でフリとオチをつける力(成立させる力)が身に付き、その後、エンタメビジネスモデルの再構築と向き合ったことで、描く物語のスケールが大きくなった」
といったところだと思います。
普段、脚本を書かない方からするとあまりピンとこない話かも知れませんが、脚本は(舞台や映像で)再現できないとその意味がないので、脚本家という生き物は「再現できる脚本」を書くことになります。
なので、大きな予算を確保できない映画や舞台を担当している脚本家が書く物語は、どうしてもスケールが小さくなってしまい、その脚本家は次第に、スケールの大きな本を書けなくなります。
くれぐれも「スケールの小さな物語は面白くない」という話ではありません。
「脚本家の色(鍛えられる筋肉の部位)は、日頃扱っている予算によって決められる」という話です。
それで言うと、僕の場合は「ビジネスモデルの再構築と向き合った(予算を作れる身体になった)」というのが本当に大きくて、それが無かったら、僕が書くのは「日常の物語」が多めになっていたと思います。
#日常の物語も好きだよ
暗に「俺は凄いんだぞ!気づいてんの?」と言っている今日の記事の痛々しさには嫌気がさしますが、とは言え、僕は、いろんな偶然が重なって、いろんな本が書ける身体になったのだと思います。
そんな僕には夢があります。
それは、「いつでも西野作品が観られる専用劇場を作ること」です。
ある季節は『夢幻鉄道』、ある季節は『テイラー・バートン』、ある季節は『グッドコマーシャル』、またある季節は『ジップ&キャンディ』、そして、またある季節は『えんとつ町のプペル』……といった感じで、西野作品だけで回る劇場です。
それを作るには作品の強度(普遍性)を追い求めることは勿論、新規顧客が入り続ける仕組み、そしてリピーターが生まれ続ける仕組みも作らなきゃいけない。
これだけエンタメ畑にいると、それを実現することがどれだけ難しいことなのかはよくよく分かっています。
だけど、その未来は向こうからやってくることはなくて、こちらから迎えに行かなきゃいけません。
とくに最近はバカみたいに忙しいので、こうして、わざわざ口にしていかないと、この夢を持っていたことすら忘れてしまう。
だから、言ってみました。
仕事を抜け出して劇場に行き、2階席の後ろの方から、「僕の作品に集まったお客さん」を見ることができたら、どんなに幸せだろう?
最近は困っている人のフォローに時間を充てることも増えたけれど、「他人のフォローをしているから」に逃げずに、自分の夢にも(自分が本当にやりたいことにも)ちゃんと耳を傾けて、叶えていこうと思います。
貴方の夢は何ですか?
また聞かせてください。
今日も『テイラー・バートン』のお稽古。
そろそろ台詞を覚えなきゃな。
それでは素敵な日曜日を。
キングコング西野亮廣
【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
舞台『テイラー・バートン』(脚本・演出 西野亮廣)のオンライン配信チケットはコチラから
→https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
#映像はメチャクチャ作り込みます
これ、すごいイイ曲だよな↓
https://youtu.be/C_APfPYX3p0
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