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ただの日記

2024.06.16 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。
日曜日の今日は仕事のゴリゴリした話をお休みして、ただの日記をお届けしたいと思います。
ずっと前から喉の奥に引っかかっていた件について。


ご存知の通り、僕は今、2025年のプペルイヤーに向けて走り回っています。

3000人の子供達を無料招待するクラウドファンディングは1700万円を突破しました。
目標の1800万円(3000人招待)まで、ついに100万円を切りました。
もうメチャクチャ頑張っちゃう!!

引き続き応援宜しくお願いします↓
https://www.picture-book.jp/projects/2025poupelle-musical-gift

ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の幕が上がるまで、まだ1年以上あるというのに、まともに眠れる日など無く、たとえ寝落ちしても30分後には目が覚めてしまう始末。
世間的に僕は「ショートスリーパー」と言われていますが、朝が始まる前の紫色の空を毎日拝むこの生活は睡眠障害のソレで、褒められたもんじゃありません。

そんな不健康が今日も元気に走れている理由は「知らないものを知りたい」という持ち前の好奇心と、あとは、僕らが作るエンタメを待ってくださっている皆さんのおかげ。

今週はファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』(日本公演)の1公演スポンサーを発表させていただきました。
その時、各スポンサーさんが(ご自身がスポンサードした日を)「私の日」として、それぞれのSNSで「盛り上げていくぞー!」と発信してくださったのですが、ああいう声にメチャクチャ救われるんです。

「自分が迎えに行っている未来」を迎えに行っている人が自分以外にいることに(そのことが確認できることに)メチャクチャ救われるんです。
いつも本当にありがとうございます。

(毎日お伝えしなきゃいけないことが多すぎて)最近はサロンでもなかなか書けていませんが、このドタバタ劇の裏で、ブロードウェイの舞台制作もゴリゴリ進めておりまして、来月はまたニューヨークに飛びます。

いつも激しく勘違いされて、僕はいつも答えを求められるのですが、僕が生まれて初めて作ったミュージカルが『えんとつ町のプペル』なので(処女作なので)、皆さんと同じように僕はミュージカルの戦い方の正解など一つも知りません。

ちなみに、映画も歌舞伎も短編映画も生まれて初めて作りました。
専門学校に通っていたわけでもないズブの素人なので、他の人達が眠っている間に大急ぎで勉強して、どうにかこうにか手探りでやっています。

もちろんブロードウェイに挑むのも初めて。
ブロードウェイ戦に関しては教科書すらありません。
去年の11月12月は単身ニューヨークに渡り、藁にもすがる思いで、すべてのチャンスに賭けたっけ。

今、僕は同時進行でいろんな挑戦をさせてもらっています。
その中でもミュージカル『えんとつ町のプペル』の日本公演とブロードウェイ公演の挑戦はちょっと規格外で、どれだけ背伸びしても今の僕の力じゃ届かないものですから、「急いで、もっと強くなるしかない」という覚悟を決めさせてくれています。

ただ、考えてみりゃ、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の日本公演もブロードウェイ公演も、始めたのは小野さんやセトちゃんで、(言葉を選ばずに言うと)彼らが「始めてみたけど、やっぱムリっ!!」と匙を投げなかったら、この機会(成長の機会)をいただくことはありませんでした。

(プペルの大阪公演でも似たようなことがありましたが)、事情はメチャクチャ分かるのですが、ぶっちゃけた話をすると、匙を投げられたその瞬間は「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよっ!俺、映画制作がゴリゴリ入ってるんだけどっ!!」という気持ちがあったんです。
「『やる』って言ったんだったら、最後までやりきってよ!」という。

だけど、応急措置で自分がプロジェクトに緊急参戦して、毎日降りかかってくる無理難題を半泣きになりながらアレやコレやと捌いているうちに、筋力(生命力)がついていく自分がいることに気付きました。
そして、今あるこの環境(成長のチャンス)は棚ボタで、自分から飛び込んでいったわけではないことに気づきました。
ずいぶん受け身の、ずいぶんクダラナイ自分に出会いました。

ここで、僕の気持ちを正直に整理しておきます。

当時、「いや、やっぱりムリ!」と白旗をあげてしまった(あげざるをえないぐらい追い込まれた)小野さんやセトちゃんに対して、「つらい思いをさせてごめんね」とは、やっぱり思えません。

ここはそういう世界なので。
「結果」以外で会話をすることが許されないのがプロです。

ただ一方で、今の僕に「ピンチ」という成長のチャンスをくれたのは小野さんやセトちゃんであることは間違いなくて、それは「白旗をあげた」だけでなく、そもそも、僕がバトンを受け取るまで彼らが繋いでくれたから今がある。

この感謝だけは忘れちゃいけないなぁと思います。

小野さんのファシリテーション能力は今日も相変わらず絶望的です。
ですが今は日本公演の準備を本当に頑張ってくれていて(イジツさんにガン詰めされながらww)、どこまでいってもミュージカル『えんとつ町のプペル』は言い出しっぺである小野さんの作品なんだと思います。
彼がいなければ今はありません。

セトちゃんはCHIMNEY TOWNを卒業してからは会っていません。
CHIMNEY TOWNという環境はやっぱり特別で、ここから離れてエンタメを続けるのなら険しい道になると思います。が、それも彼が決めたこと。
外野がとやかく言うことじゃありません。

お互い面白いものを作って、またどこかで一緒になるといいな。

僕の反省としては、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の日本公演とブロードウェイ公演という二つの険しい環境に自分から飛び込んでいなかったこと。
たまたま与えてもらった環境でどうにか対応している程度のことで、ふんぞり反っている場合じゃありません。
自分から理不尽に飛び込んでいかなきゃな。反省だわ。

過去に出会った人、経験した出来事、選んだ道、その全てが今の僕を形作っています。
無数の星が互いに影響し合いながら星座を描くように、それぞれの巡り合わせによって生かされています。
この奇跡のような繋がりに感謝し、これからも前を向いて歩いていこうと思います。

今日も頑張るぞ。

西野亮廣(キングコング)

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