興味を持ってもらう

投稿日:2023.08.24 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。


おはようございます。
地方に行った時の楽しみの一つに、「地元の床屋さんに行く」が増えたキングコング西野です。

さて。
『興味を持ってもらう』というテーマでお話ししたいと思います。
 
 

接点を増やす
 

短編アニメーション『ボトルジョージ』のことをひたすら考える日々でございます。

今回は、創ることも、予算を集めることも、届けることも…どれもこれも簡単じゃないことなんて千年前から分かっていて、でも、だからこそ挑むに値するわけで、こんな時間を生きていたいと思います。

先日の記事でも書きましたが、「海外の大きな賞をとったけど、そのことを誰も知らない」という未来を迎えるつもりは僕らにはなくて…となってくると、関係者や、アニメーションファンや、コマ撮りアニメーションファンへのアプローチは勿論やった上で(※国内外の賞もキチンとエントリーをする)、“アニメーションに興味がない層”へのアプローチもやらねばなりません。

その為には「アニメーション」や「コマ撮りアニメーション」や「ボトルジョージ」以外の要素で人(注目)を集めて、「皆が集まった先に、たまたま『ボトルジョージ』があった」という打ち出し方がベターで、「Voicyの過去回放送の背景としての『ボトルジョージ』」は、その打ち手の一つ。

(※こちら↓)
https://youtu.be/nIx_OOC5jlE?si=48Woh3tZ656Z-RU2

こんなことを言っている僕らもよく作る「公式アカウント」の弱点は、発信するネタの少なさから、ついつい「宣伝アカウント」になりがちで、宣伝アカウントには多くの人は用がありません。

「Voicyの過去回放送の背景としての『ボトルジョージ』」は、“宣伝アカウントじゃないのに、結果的に宣伝し続けている”というところがポイントで、このチャンネルをしっかりと育てて、毎日2~3万人に『ボトルジョージ』(の制作風景)を届けられるようになるのが理想です。

「別の要素で人(注目)を集めて、集まった先(背景)に、たまたま『本当に届けたいものがある』」という打ち手は、まだまだ認知度が低い作品を届ける時の西野亮廣の常套手段で、『映画 えんとつ町のプペル』の公開前に仕掛けた「キングコングのアフレコ現場コント」なんて、まさにそれ。

(※こちら↓)
https://youtu.be/aCy_RP-gJ4U?si=L9irnusxNLCD193C

基本は「キングコングの喧嘩コント」なんだけれど、それが映画のアフレコ現場でおこなわれているから、やっぱり画面には『映画 えんとつ町のプペル』の映像が流れます。
それによって、「ちょっと待って。…なんか、このアニメーション凄くない?」と興味を持ってもらうわけですね。

※コチラも同じような狙いで作りました↓
https://youtu.be/StVsfO0lVok?si=vDOm6neauM-wniqv

さて。

あれやこれやと広告戦略を考えている時に、いつも気づかされるのは、「いつの間にやら宣伝方法にブロックをかけてしまっている自分」です。

僕らが見落としてはいけないコトは、「世にある宣伝の多くは『出資者が別にいるコンテンツの宣伝である』」ということ。

製作委員会方式(いろんな企業がお金を出し合う形)で映画を作っているとよくよく分かるのですが、何か一つ発信するにしても、『出資者の許可』が必要で、どれだけ面白い宣伝を考えても、出資者が首を縦に振らないと、世に出すことはできません。

僕らが普段目にしている宣伝は「出資者が首を縦に振った宣伝」で、僕らはそのシャワーを浴びまくっているから、気がつきゃ「宣伝とは、かくあるべし!」が身体に染み込んでいて、「自分達が全額出資しているコンテンツの宣伝」に目が向きにくくなっている。

そこを破ったのが舞台『テイラー・バートン』で、あの作品はCHIMNEY TOWNが全額出資しているので、「前半20分を無料公開しましょう!」みたいなことがサクサクできちゃう。
#オンライン配信チケットはついに9000枚を突破しました

『ボトルジョージ』でも考えなきゃいけないのは、「自分達が全額出資しているコンテンツの宣伝」で、きっとそれは、多くの人がまだ見たことのない宣伝なのだっ!!
#なぜか突然気合いが入る奴
 
 

どうする、西野!
 

もう馴染みすぎていて、すっかり忘れちゃっているかもしれませんが…

絵本『えんとつ町のプペル』を届ける時に、「今のところは誰も『えんとつ町のプペル』には興味がないだろうなぁ。となると、『絵本』以外の要素で興味を持ってもらわねば…」と今と同じようなことを考えた西野が当時打った手は『歌』でした。

僕らは当たり前にやっちゃってますが、基本、『絵本の主題歌』とか無いんです。
印刷した紙から音楽は流れてこないので。

ただ、「名曲を作って、曲を好きになってもらって、その名曲の絵本があれば、絵本にも興味を持ってもらえるじゃん」と黒西野は考え、そして「名曲でよければ、自分で作れる」とアホ西野が考えたわけです。

そうして出来上がったのが『えんとつ町のプペル』という曲で、YouTubeにアップしたところ、たくさんの方がカバーしてくださいました。

絵本が出版されるよりも前の話です。

多くの人は『えんとつ町のプペル』という曲を先に知って、その後に『えんとつ町のプペル』という絵本を知ったわけです。

(※このカバーも素敵↓)
https://youtu.be/wG2XgJnk2t8?si=ZGnzLcwoPg67aFam

西野亮廣(CHIMNEY TOWN)はLIVE屋さんでもあるので、自分で作った曲を流す場所をたくさん抱えていたのも大きな後押しとなりました。

(※これもそう↓)
https://youtu.be/t4EAVy_uC9A?si=QSInU3NMdcACrJZQ

話が長くなりましたが、短編アニメ『ボトルジョージ』を届ける方法の一つとして、「『ボトルジョージ』という曲を作る」というのはアリそうです。

本編で流す曲ではなくて、本編から切り離して流す曲です。
#風の谷のナウシカ的な

その曲のMVで“『ボトルジョージ』の映像(ダイジェスト)”が流れていれば最高です。

そんなこんなで業務連絡ですが、タケダPは編曲&収録をしてくださるクリエイターさんをあたって、山崎(ザッキー)は『ボトルジョージ』という曲ができるまでを描いたドキュメンタリー(裏側密着)の映像を作ってください。

名曲は僕が作ります。
#たぶん作れると思う

『ボトルジョージ』を届けきります。

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
参加者は経営者と個人事業主とクリエイターだけ!
泊まり込みで、ひたすら濃密な悩み相談&情報共有をする会合『クリエイティブキャンプ(9月15日開催)』はコチラから↓
https://www.loveandtravel.co.jp/creativecamp091223/

#ボトルジョージ
https://youtu.be/KYSrLAKicE0?si=vKwqsWoACaXzKpCw

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