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スルーされてきた『価値』をサービスにする

2018.04.02 / 西野亮廣エンタメ研究所

深夜の呟き
 

昨日、スタッフから「キャンディって儲かってるんですか?」と聞かれて、「知らない」と答えたら、腰を抜かされた。
※一応、オーナーです。

でも、本当に知らない。

知っているのは、ママが月に5日ほどしか働かないことぐらいww

店を作るときに、会社を作ったり、鬼のような内装工事をしたりして、そこそこお金を出したけれど、まるで問題ない。

まず大前提として、儲けたければ、他に方法はいくらでもあるわけで、そんな理由でスナック『キャンディ』を作ったわけではないのと、あと、もう1つ。

べつに高価なお酒を並べているわけでもないし、週6で店を開けているわけでもないので、
たしかに、そこに『お金の移動』はあまり発生していないのだけれど、
あの場に集まり、
あの場で知り合い、
あの場に救われる人がいる時点で、
そこには確実に『価値』が発生している。

そういった“ボンヤリとした価値”はこれまでずーーーっと数値化されずに無視され続けてきたけれど、
今の時代は、その得体の知れぬ価値を『レター』やら何やらで数値化することができて、なんなら、お金に変えることもできる。

それこそ、『キャンディ』のママの「しるし本」には、そこそこの値が付くだろう。

これからの時代を生きる人は、これまで数値化されなかったそういった価値を無視しちゃダメで、ビジネス的な観点からいうと、そこにチャンスが眠っている。

たとえば、よく笑う人が現場にいると、現場の口数が増えて明るくなって、潤滑に回るわけじゃん?
よく笑う人には大きな大きな価値があるのだけれど、これまであまり光が当たらなかった。

たとえば、「よく笑う人が得をするサービスって、どんなのがあるかな?」ところから考えてみたり。
そういう話。

これまでスルーされてきた『価値』をリストアップすると、面白そうなサービスはいくらでも作れると思います。
試してみてください。

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