クリエイティブの現状報告と今後の打ち手

投稿日:2022.05.26 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。



 

おはようございます。  
最近、身の回りで「フットサル採用」という言葉が流行り始めているキングコング西野です。
#フットサルは人格がすごく出る

さて。
今日は『クリエイティブの現状報告と今後の打ち手』というテーマでお話ししたいと思います。

 

何クソ根性でトンネルを抜けた
 

昨日、御案内させていただいた『5万顧問』は応募者(応募社?)が殺到したので、一旦締め切らせていただきました。
御案内させていただいたとおり「西野が対応できるorできない」もありますので、「お力になれるかも」という企業さんには追って御連絡させていただきます。
#長い目で見ていただけると助かります

そんなこんなで本題です。

言うまでもありませんが、西野の本文は「コンサルタント」でも「マーケター」でも「怪しげな顧問」でもなく、「エンタメを作る人」です。
1日のうちに約16~7時間はエンタメ制作に時間を充てて、残りの時間で、サロン記事を書いたり、Voicyを録ったり、コンサルをしたり、講演会をしたり、酒を呑んだりしています。

仕事にはいろんな感情(面倒)が伴います。
「大変」だとか、「緊張」だとか。
それらの仕事は「やれば終わること」なので、僕個人的には朝飯前もいいとこで、「1万件のメール返信だろうが、やれば終わることなのに、なんでテンパる(慌てふためく)ことがあるの?」と思っているのですが、それを口にすると大体嫌われます。

「1件のメール返信を1万回繰り返せば確実にクリアできる」というメチャクチャ簡単な算数で片付けられることに、感情が揺れる人間の気持ちが分かりません。
ただ、「作業が多い」ということでパンクしちゃう人は多いので、押し付けは良くありません。
あくまで、西野個人の中でとどめておく言葉として「ほとんどの仕事は小指一本でできる」です。
#世の中をナメ腐った男
#そのうちバチが当たって消えます

僕が手掛けている仕事で最も厄介な仕事は、ぶっちぎりで「脚本執筆」です。
この仕事に伴う感情は「大変」や「緊張」といった生ぬるいものではなく「苦しい」です。

水中で息ができない類いのあの感情が、何日も、何週間も、何ヵ月も、何年も続きます。
時々、シナリオライターを名乗る人が「脚本はコツさえ掴めば誰でも書けます」と言ったりしますが、西野に言わせると「お前の本で良ければな」です。

それこそ世界中の才能が集まるブロードウェイに籍を置いて、「ストーリー」で全員をブン殴るつもりならば、身体中の血液を搾りきっても、まだ足りません。
飽きるほどの呼吸困難と、もう二度と浮上しないんじゃないか?という恐怖を抱えながら、毎夜、アトリエに籠ります。

そんなこんなで推し進めていた『映画 えんとつ町のプペル 2』の脚本執筆ですが、以前お伝えしたとおり(※最近サロンに入られた方はすみません!)、一旦全部捨てて、またゼロから書き直すことにしました。

「…いやいや、『ゼロから』は、さすがに嘘でしょ。何ヵ月も書いていたものがあるんだから、それを少しは使ってるんでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、(先週の『スナック西野』を御覧になられた方は御存知だと思いますが)、本当にゼロから書いています。

当たり前っちゃあ当たり前の話で、そんな「増設工事」みたいな仕事で世界が獲れるハズもなく、「上モノ」を建て直すのであれば、それに合わせて「地盤」からやり直しです。

脚本の「やり直し」を決めた時の僕ときたら、「僕を本気にさせたな。次の一発で確実に仕留めてやるから、首を洗って待っとけ!」と復讐に燃えていました。
#誰にだよ

その結果、この間(リトライ週間)、アトリエに籠っていた西野のキバとツノはニョキニョキと伸び放題で、ストレートネックの鬼と化し、一気に続編のプロット(ストーリー展開)を書き上げました。

御心配をおかけした皆様への御報告としては「やり直して良かったです。前回の1000倍イイです!」です。
#ごちそうさまでした
#いろいろ御心配をおかけして申し訳ありませんでした

 

ここから
 

骨組みはもうできたので、ここからは肉付け作業になります。

昨夜、「どういう進め方をすると、肉付きがより良くなるのかなぁ」とイロイロ考えていたところ、その昔、師匠が酒場でかけてくださった言葉を思い出します。

「アイデアは人に喋れ。違う人に何度も何度も」

その心は「喋っているうちに内容が洗練される」というところなのですが、曰く「自分の喋りにヒントを貰うことがある」と。

これは本当にそのとおりで、(以前も書きましたが)文章を書いていると、自分が書いた文章(一つ前の文章)にヒントやキッカケを貰うことが多々あって、「お喋り」もそう。

「自分が発した言葉にヒントを貰って生まれる言葉」があって、「その言葉は机の上では生み出せない」と師匠。
これは、サービスを作る時なんかも同じだと思います。

これまでもそうしてきましたが、「肉付け作業」に入る前に、一人でも多くの人に、一回でも多く、「ストーリーを人に喋る」という作業を挟んだ方がいいと思うので、ものすごい角度からCHIMNEYTOWN USAのスタッフさんに業務連絡ですが、現在、おこなっているクラウドファンディングのリターンで、『西野亮廣が次回作のストーリーを全部喋るオンライン飲み会(限定10名)』を追加してください。
売り上げは全額なんかイイコトに使ってください。
https://www.kamofunding.com/projects/setoguchi

一度ズッコケましたが、ここから全力で巻き返しにかかります。
夜露死苦!

現場からは以上です!

【追伸】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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