おはようございます。
弟の結婚式に大量に課金してくるキングコング西野です。
#わざわざ川西に帰ってやる
さて。
今日は『せっかくあるものを』というテーマでお話ししたいと思います。
目標の奴隷になるな
サラス・サラスバシーというインド人(たぶん偉いオッサン)が、著書『エフェクチュエーション:市場創造の実効理論』の中で、「現代で活躍する起業家が取る問題解決アプローチの共通点として、「最初に目標を設定するのではなく、今ある手段から新たな可能性を創造していく」とか何とか言ってやがりました。
生意気なことを言いやがって…と思いますが、現代ビジネスの世界戦にある大体の成功と失敗は、これで説明つくと思っております。
なんか尾原さんも何年か前に言ってた気がします。
「西野さん、今の時代は、手元にあるものを“どう組み合わせるか?”が勝負です!」と。
大切なので、エフェクチュエーション理論の基本のキを、もう一度繰り返します。
「最初に目標を設定するのではなく、“今ある手段”から新たな可能性を創造していく」です。
最初に目標を設定しない理由は明確で、「もう今の時代は将来など予想できないから」です。
#急にAIが突然変異を起こしたりするんだもん
なので、「手持ちの武器」を確かめて、「これを使って何ができるかな?」と考えた方が確実なんですね。
実際そうでしょう?
西野亮廣なんて5年前はミュージカルのミュの字も言っていなかった。
手元にあったものを組み合わせた結果、ブロードウェイミュージカルの道に進んでいるわけですわ。
そのブロードウェイミュージカルに関して、昨日、面白い話を聞いたんです。
世間的にはまったく話題になっていませんが(知らないのだから仕方がない)、CHIMNEY TOWNがブロードウェイ村に入って、投資家を集めて、次のステージに進んでいることは、長年、ブロードウェイを狙っている日本のカンパニーの中ではかなり話題になっていて、「どうやってブロードウェイ村に入ることができるの?」「日本作品だと、どんなものが相性が良いですか?」という相談を(友人を介して)受けたんです。
聞けば、もう何年もブロードウェイにアタックしているのですが(お金も時間もたくさん使った)、ところが「村の入り口すら分からない」という現状で、「でも、ブロードウェイで戦ってみたい」のだそう。
それに対する僕の答えは「『ブロードウェイで戦ってみたい』という野望があって、そこにリーチをかけている『えんとつ町のプペル』という作品があるのに、ゼロから自分達で作る(ゼロからIPを探す)のはワケが分からない」というシンプルなもの。
「何年も、何十年も開けない扉を開いた作品が目の前にあるのだから、そこに出資して、乗っかった方がよくないっすか?」と。
そんなものが手元にあるラッキーなんて、これまで何年間も無かったように、向こう数年間も無いので。
だけど、「せっかくあるものを使う」という風に、なかなか舵が切れない。
目標が「自分達で作る」なのか、それともプライドかエゴ(「自分達でゼロからやりたい」という気持ち)が勝っちゃったのかもしれないけれど、それだと、試合には勝てません。
これはCHIMNEY TOWNの代表の柳澤とも以前、話したのですが、僕らには「ミュージカル『えんとつ町のプペル』の運営を何が何でも自分達でやる!」という気持ち(独り占めするつもり)は無くて、自分達よりも上手くやれるカンパニーがあれば、いつでも預けるつもりです。
生々しい話をすると、日本チームがブロードウェイ戦に参戦するには「作品の強さ」だけでは絶対に無理で、『ブロードウェイ村に入ることができる(ブロードウェイ村の村民が好む日本人)』の存在がメチャクチャ大事で、「それが貴方よ。AKI」とミュージカル『えんとつ町のプペル』のミーガン・アン(プロデューサー)。
※ミーガンアンのInstagram↓
https://www.instagram.com/reel/C2SNlV9Mdpp/
だから彼女は、あらゆる現場に僕を連れていくんです。
「この男に賭けませんか?」という感じで。
相談をくれたブロードウェイ戦を狙う日本カンパニーの皆様とは、今度あらためてお会いすることになりました。
せっかくなら、一緒にやれるのがイイ。
おまけ
コメット&ウィニー(化粧水&フェイスクリーム)のナガモトさんが5月18日(土)に、東京・六本木で『バンドザウルス』のイベントをおこなうそうです。
バンドザウルスのマスクのレンタルの許可もとれたそうで、バンドザウルス(マスク)が初めて“本来の使われ方”をします。
(※今までは西野がマスクをかぶっていた=西野が死んでいた)
レンタル料(ティラ様マスク&カジカジマスクのギャラ)も発生しているそうで、ようやくバンドザウルスがアイドルとして働き始めます。
この機会を作ってくれたナガモトさんおよび、スタッフの皆様に心から感謝します。
「使えるものを使う」「手元にあるものを使う」でいうと、このイベントは(イベント初心者のオジサンが仕掛けるイベントとしては)かなり正しい打ち手だと思います。
大体、皆、ゼロから自分で創ろうとしちゃうので。
欲を言うなら、今回のイベントは『プロの演出家』を入れると、さらにさらに良くなると思います。
運営はそこに発生する「自分達でやりたい!!」という気持ちを正しく処理することができるか?
これがポイントになってくると思います。
いずれにせよ、「あるものを使おうよ」という今回のイベントはオモロイなぁと思って観ています。
「目標は変わってもいいから、使えるもんを正しく使うことを優先しようぜ」というお話でした。
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