おはようございます。
パーカーのフードをかぶり、酔っ払って項垂れているスキンヘッドのオジサンを「のっぺらぼう」と見間違えて勝手に恐怖体験をしたキングコング西野です。
#詳しくは今朝のVoicyで
さて。
今日は、『村の入り方 ~限りあるPR費を何に使うか?~』というテーマでお話したいと思います。
さっそく本題です。
「ブロードウェイ進出」は、これまでの挑戦とは全く異なる戦いです。
国内戦は、クオリティーで圧倒すれば次のステージへ進むことができましたが、ブロードウェイはその戦い方を認めません。
何度も言うように、ブロードウェイの正体は「ブロードウェイ村」です。ここは独自の文化圏を持ち、外部の人間を容易に受け入れる場ではありません。自由競争など、もってのほか。
長年築かれた慣習や人間関係の網が張り巡らされており、それを理解しないまま挑むと、どれほど作品が称賛されても、なかなか受け入れられない状況が続いてしまいます。
当初は、この独自の構造を深く理解しきれておらず、「自分たちの面白ささえ伝われば」とどこかで期待していました。
しかし、現実は甘くなく、「作品は評価されるが、村には入れない(ゲームが始められない)」という時間が長く続いたのはサロンメンバーの皆さんも知るところ。
ブロードウェイプロデューサーの「ミーガン・アン」との出会いで全てが変わったわけですが、これこそが『村に入るためには「作品を売り込むこと」よりも、「村のキーパーソンと繋がること」が重要である』という、ブロードウェイ村のルールを象徴しています。
一昨日、舞台『オセロ』(主演:デンゼル・ワシントン、ジェイク・ギレンホール)のプレオープンに立ち会ったばかりのプロデューサーが日本に来ていたので、さっそく呑みに行き、今後の話をしました。
その中で、「日本のカンパニーがブロードウェイに進出する為にはどうすればいいか?」という話になったのですが、僕もプロデューサーも意見は一致していて、「西野亮廣をプロジェクトチームに入れる」の一択でした。
理由はシンプルで、「西野亮廣がプロジェクトチームにいれば、一発目のリーディング公演から(西野経由で)ブロードウェイのプロデューサー陣や、劇場オーナーや、投資家や、ブロードウェイのPR会社の人間を呼べるから」です。
やはり、人を辿って、人に繋がるしか道はありません。
(※ちなみに、声をかけられたところで西野亮廣がプロジェクトに参加するかどうかはまた別の話です)
しかしながら、一度村の中に入ってしまえば、そこからは話は進めやすかったりします。
こちらはものすごくポジティブな意味での「村社会」で、「AKI(西野)がやるんだったら、応援するよ!」という癒着が日本以上に強くあり、サロンメンバーの皆さんとはこの手触りを共有しておきたいと思っています。
たとえば今月、日本の映画会社さんと(作ることになるかもしれない)短編アニメ『ジップ&キャンディ』のミーティングが入っているのですが、僕はそこで「最終的に、ミュージカルかゲームに落とし込まないと、IPは存続できない」ということを提案しようと思っています。
短編アニメ『ジップ&キャンディ』の出口としては、当然、ミュージカル『ジップ&キャンディ』を狙っているわけですが、こちらは既にミーガン・アンに話がいっています。
そして、ミーガン・アンから「ミュージカル『ジップ&キャンディ』をやるなら、○○劇場がイイと思う。あそこの劇場はファミリー向けの作品を主に取り扱っているから!」と連絡がありました。
まだ「こんなことをボンヤリと考えている」という構想段階なのにも関わらず、積極的に向き合ってくれているんです。
当然、「ニューヨークで、ミュージカル『ジップ&キャンディ』のリーディング公演をやる」となると、今一緒にやっているブロードウェイのメンバーはいの一番に駆けつけてくれるでしょう。
初陣の『えんとつ町のプペル』よりも、遥かに話を進めやすくなっています。
それもこれも「村人と繋がったから」です。
さて。
今、ブロードウェイのプロデューサー陣とは、「チーム『CHIMNEY TOWN』のPR費の使い方」について議論しています。
「ブロードウェイ村で活動するには、限りある予算をどこに使うのが正解か?」というテーマです。
『オセロ』への出資もその一環で、『オセロ』の共同プロデューサーになることで、新しい繋がりと、ブロードウェイ村の信用を獲得することができました。
最終的にはミュージカル『えんとつ町のプペル』を売り込むことが目的なのですが、「その為にまずは『オセロ』に出資して、村の信用を獲得する」というプロセスを踏んでいます。
「インスタに広告を出すか?」「テレビCMを打つか?」というゲームを展開している国内戦では、あまり考えられないPR費の使い道です。
そんな中、今はブロードウェイリーグ(ニューヨーク市に本拠を置くブロードウェイ演劇業界の全国業界団体)が主催するイベントのスポンサーに手を挙げようか?という話になっているのですが(※検討中)、これも、「お客さんに向けてのPR」というよりも、「ブロードウェイ村の住民達へのPR」の意味合いが強いです。
こういう仕掛け方をしないと始められないのがブロードウェイ戦で、できればこのノウハウ(村の入り方)を日本のカンパニーに共有したいと思っている今日この頃です。
手探りで今日も頑張っています。
現場からは以上です。
【追伸①】
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【追伸②】
3月9日にCHIMNEY COFFEE(渋谷BTB店)で、CHIMNEYTOWN オリジナルバインダーの手渡し&ツーショット撮影会をおこないます。
お時間あれば是非↓
https://chimneytown.net/products/2025-3-9
西野亮廣「圧倒的に面白いことをしようと思ったら、新しいビジネスモデルを作る必要がある」
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