勉強会
熊本(天草)の講演会に来てるのだけれど、開演前(開場中)に客席に15分のVTRをループする構成。
VTRはお客さん同士の会話を奪ってしまうし、「ループ」にすると、一番最初に客席に着いた人にしてみれば4回も同じ映像を見させられることになるので、デメリットしかない。
主催者さんの熱い想い(お客さんを楽しませたい)はとってもとっても理解できるんだけれど、イベントをうつときは、徹底的に他者(お客さん)目線になることが大切。
普通のイベントで開場時に「VTR」ではなく「音楽」が流れているのは、演出に手を抜いているわけではなくて、そこにはキチンと狙いがある。
作り手が与えすぎて、お客さんの時間(自由)を奪ってしまうのは、よくある失敗なので、気をつけた方がいい。
ただ、以前も同じようなことを言ったけれど、この文章は「説教」や「クレーム」なんかではなくて、皆で前に進むためのアドバイスなので、主催者さんは決してネガティブに捉えないでいただきたいです。
熊本・天草で講演会を開催してくださって本当にありがとうございます。
心から感謝しています。
それでは、これから本番。
今日も期待に応えます。