おはようございます。
現在、阿倍よしつぐ先輩からのLINEを既読スルーしてしまっているキングコング西野です。
#すみません
#すぐに返します
さて。
今日は『祭りを司る神様のようなものを創る』というテーマでお話ししたいと思います。
一般チケットの発売(8月7日0時・ローチケ)が迫ってまいりました『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のクリエイティブのお話です。
祀る(あるいは場を司る)のは生身の人間じゃない方がシックリくるね
舞台『テイラー・バートン』が鬼の回収劇を展開しておりまして、配信チケットがついに【5000枚】を突破しました。
勝ちに行く時はトコトン勝ちに行くので、もちろんここで手を緩めるつもりなどなく、サードゴールとして【7000枚】を目指します。
ちなみに、ゴール設定の際は「何か新しい手を打たないと確実に辿り着かない」を基準に決めるのがオススメです。
もちろん、「新しい手を打ってもほぼ辿り着かない場所」は論外です。
#こちらはアホが発動する勇者モード
舞台『テイラー・バートン』は引き続き攻めるとして、我々は舞台の千秋楽の翌朝から次に向かって爆走しております。
それが10月28日(土)に開催する『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』です。
昨日は「戸田恵子さんの参戦」という嬉しいニュースをお届けしただけの、おのろけ記事でしたが、今日はガッツリとクリエイティブの話でございます。
いつの打ち合わせだったか忘れましたが(飲み会での会話だった気もします)、「『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のMCは、誰にお願いする?」という話になった時に、どうもシックリくる人(「この人だ!」という人)が誰の頭にも浮かばなかったんです。
そこで、よくよく考えてみたのですが、そういえば『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』は出演者を公式ページで公表するつもりは無いんです。
キングコングが出演することは『毎週キングコング』でバレているように、“各々が出演することを発信するのは構わないのですが”、イベントの方針として、公式ページで出演者を公表するつもりはありません。
僕らの根っこにある理念が「インフルエンサーの集客力に頼って集客するのではなく、空間で、お客さんを呼ぶ」だからです。
#天才万博と同じですね
僕らは「◯◯さんを観に行こう!」ではなくて、「えんとつ町の盆踊り大会に行こう!」となる未来を迎えにいっていて、だからこそ『盆踊り』という形を選びました。
そんな中、ハンドマイクを持ったMCの人間が出ていて、「ようこそ、いらっしゃいました」は、どう考えても違和感しかないし、何より、皆の視線を集めるワリに(祭りの神様のような立ち位置のワリに)サイズが小さすぎる。
「どうやら、MCは人間じゃないな」という話になり、イジツさんか誰かが「櫓の上にある巨大提灯(=提灯型巨大スクリーン)をMCにしましょうよ」と言って、秒速で満場一致!
大提灯は会場の中央にあるし、どの位置からでも見れる高さにあるし、何より、デケエです。
#デケエは正義
この狂気の祭りを仕切れる(司る)ヤツは、どう考えたってコイツしかいません。
そんなこんなで、“大提灯の声優”を探して、祭りのMCは大提灯にお任せすることに決めました。
大提灯の声は誰にお願いする?
そんなこんなで「大提灯の声」を探してみたのですが、とにもかくにも巨大な提灯で、図体もガッシリしています。
たぶん、あの大提灯は「アハハ(笑)」と笑う感じじゃなくて、「ガッハッハ(唾)」と笑う“野太いヤツ”で、そうなってくると、思い当たる人間は一人しかいません。
ミュージカル『えんとつ町のプペル』でブルーノ役を演じた俳優の吉原光夫さんです。
(光夫さんの歌声)
https://youtu.be/38Fx0lrqgHo
こうなってくると大提灯の名前も「ブルーノ」でいいんじゃないか説が僕の中で浮上しておりまして、光夫さん(ブルーノ)の声の大提灯が「紳士淑女の皆々様~っ!よってらっしゃい、見てらっしゃい!」と叫んでいたら、もうそれだけで勝ちな気がしています。
というわけで、一昨日、さっそく光夫さんと飲みに行かせてもらい、お酒を飲ませた後、「提灯の声をやってもらえませんか?」とお願いして、一発で仕留めてやりました!
#三国志の張飛を退治する方法と同じです
持つべきものは友達とスナックCandyです。
(※仕事をやりとげた西野↓)
https://twitter.com/Hiroaki_Ijitsu/status/1687147236319522817
ここからはアイデアメモ
そんなこんなで、最後に「大提灯の動かし方」のアイデアメモを共有させていただきます。
今朝、演出のイジツさんにお送りしたLINEをそのまま転記します。
「お疲れ様です!イジツさん!
えんとつ町の踊るハロウィンナイトの大提灯が喋っている時の大提灯(提灯型スクリーン)に映る映像なんですけども、『提灯キャラの表情が動く』というのもアリな気もするのですが、
その一方で、『マウスの動き(台詞)に合わせたアニメーションを作る』となると、作り込んだわりには、チープになりそうな気もしていて…
静止画の時は、祭りのアイコンとして表情があっても良いような気がするのですが、映像にすると裏目に出そうな気もしています。
『じゃあ、どうすれば大提灯が喋っているように見えて、かつ、クオリティーを担保できるのか?』と考えてみたのですが、その打ち手の一つに、『光夫さんの声の大きさに合わせて、ボリュームメーターのように、提灯の色が変わる』が面白いのかなぁと思いました。
光夫さんが興奮して、大声になっている時は、大提灯がメチャクチャ明るくなるイメージです。
『絶対にコレでお願いします!』というわけでは全然なくて、アイデアの一つとして!
朝っぱらから失礼しました!」
こんなやりとりを毎日やっています。
はてさて、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』は、一体どんなお祭りになるのでしょうか?
お楽しみに!
現場からは以上です。
【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
舞台『テイラー・バートン』(脚本・演出 西野亮廣)のオンライン配信チケットはコチラから↓
https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
#映像はメチャクチャ作り込みます
📻️(有料ですが)吉原光夫さんのラジオがすこるる面白かったのでオススメしておきます↓
https://r.voicy.jp/7Qm247JnVY6
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/q7b4Mlz