おはようございます。
「梶原さんが号泣している時って白目が無くなって、宇宙人みたいになるよね」と思っているキングコング西野です。
さて。
今日は『キングコングの戦い方』というテーマでお話ししたいと思います。
昨日の記事では、背景(動機)を話したので、今日は、もう少し具体的に「進め方」の話をしたいと思います。
キングコングの新しいプロジェクトの進め方の話になりますが、途中途中は他のビジネスに転用できそうな話(考え方)もします。
宜しくどうぞ。
博打をしない
昨日、「キングコングで作品(お笑いネタ)を作る」という話をさせていただいて、それが『漫才』なのか『コント』なのか、はたまた『コメディー』なのか?…というところで話は終わっていましたが、現時点では『コメディー』がイイと思っています。
作・演出は「西野亮廣」で、出演は「キングコング+1人」の舞台作品です。
武道館のトークライブのアドリブで進めるものではなく、今度はキチンと稽古して、キチンと作り込んだものを。
内容に関しては西野に丸投げしておけば間違いないものになるので、そこは良いとして、大切なのは「興行」として成り立たせること。
その上で、僕がまず最初に考えるのは「リスクを徹底的に潰す」です。
どれだけ汗を流し、どれだけ素晴らしいものを作っても、白紙になってしまってはしょうがない。
これは、他のビジネスでも言えることですね。
まずは、白紙になりうる可能性を徹底的に潰す。
※ちなみに僕(広告塔になる人間)が車の運転を辞めたのもこの理由です。
さて。
「舞台のリスク」は何があるでしょうか?
長期公演になると、やはり「コロナ」のリスクは外せません。
公演期間中に、僕か梶原君がコロナにかかってしまったり、濃厚接触者になってしまうと、その時点で公演中止が決定します。
つまり、公演期間が長くなれば長くなるほど、途中で公演中止になる確率が上がるわけで、まずはココを潰した方が(できる限り可能性を下げた方が)良さそう。
そう考えると、「キチンと稽古をして作り込んだ舞台作品」ですが、公演回数は『一回』が良いと思います。
大きすぎる劇場を押さえて表情が見れなくなっても仕方がないし、武道館ライブのように巨大スクリーンを後ろに背負うわけでもないので、劇場のキャパは300席~500席ぐらいが適当だと思います。
つまり、キングコングの舞台を生で見ることができるのは300人~500人。
武道館の時とは大きな違いです。
博打はせず、公演を確実におこないます。
届ける。採算をとる。
コロナリスクは「一回公演」で、限りなくゼロに近づけることができますが、それによって生まれる問題が二点。
一つ目は、「見れる人数が少ない」
二つ目は、「採算がとれない」
です。
そもそも「キングコングの面白さを思い知らせる」が目的なので、見れる人数が少なかったら意味がない。
それに、今回で採算がとれなければ、今回こっきりのチャレンジになってしまいます。
そう考えると「オンライン配信」という打ち手が出てくると思うのですが、今回に関しては「オンラインチケットを買った人だけが見れます」も、あまりやりたくない。
というのも、キングコングに興味がない人も巻き込むことが目的なので。
だけど、採算をとらなきゃいけない。
というわけで、作品を「前半はキングコング」「後半はキングコング+1人」の二部構成にして(ストーリーは繋がっている)、前半部分(40分ぐらい?)をYouTubeに無料でアップして、後半部分(全編バージョン)を有料にするのが良さそう。
#このあたりは吉本興業との交渉も必要
イメージとしては『西野と学ぶNFT』の時のような。
「チラ見せ」ではなくて、もうガッツリ無料で(40分ぐらい)見せちゃって、それだけで十分満足できるようにして(前半だけでも成立する物語にして)、「それでも続き(物語の後半)が見たい!」という人には有料で提供する。
#ケチ臭さを出さない
こんなのは、ニコ生時代からよくある打ち手ではありますが、キングコングの舞台作品でそれをやることに意味があると感じました。
この建て付けだと…
コロナに潰されず、
たくさんの人に届けることができて、
採算がとれそうです。
まずは、「負けない土台」をシッカリと作る。
その上で、内容でブッちぎる。
キングコングの新プロジェクトに限らず、この順番が大切です。
そんなこんなで、適当な劇場を探します。
やったるで!
現場からは以上です。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。