CHIMNEY TOWNの新事業(の企画書)

投稿日:2024.04.25 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。



おはようございます。
人間の中で最も働いているキングコング西野です。

さて。
今日は『CHIMNEY TOWNの新事業(の企画書)』というテーマでお話ししたいと思います。
「これなら、面白がれそうだなぁ」という新しい仕事の話です。
  
  

阿吽の呼吸
  

昨日からニューヨークにおりまして、朝から晩まで取材を受けたり、ミーティングをしたり、投資家と会食をしたりしています。
その内訳は、ミュージカル『えんとつ町のプペル』が8割、コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』が2割…といったところ。

その裏で『ボトルジョージ』のクラウドファンディング(海外版)の準備を着々と進めていて、プロジェクト立ち上げと同時にスタートダッシュを決めるつもり💌

先日ご案内させていただいた「クラウドファンディング(海外)のリターンで出すアートパネルの事前予約」は今も承っておりまして、すでに4〜5件のご予約をいただいております。
現在公開されているクラウドファンディング(個展を開催したい)のリターン欄から、「欲しいカット」を選んでいただいて、「No,◯◯のパネルが好きなので、その前後のカットをパネルにしてくださいな」と、オンラインサロンのコメント欄にコメントいただく形で。
(※「No,1」のパネルが結構人気です)

※→https://www.picture-book.jp/projects/bottlegeorge-nora

ご予約は随時承っておりますので、今日もコメント欄までお願いします。

そんな中、『ニシノコンサル』もずっと続けております。

※5月分はコチラ→https://chimneytown.net/collections/consult

日頃、あれやこれやとエンタメを作っているもんですから、『ニシノコンサル』では、20回に一度ぐらいの頻度で、「会社の周年イベントを企画しているのですが、イベント運営に関してはズブの素人でして、一体どうすれば?」「毎年恒例の地元の祭りが、まったく盛り上がっていません。どうしたらいいですか?」といったイベントのお悩みを頂戴します。

CHIMNEY TOWNが作るエンタメがフロントエンド(集客装置)となっているわけです。

舞台『テイラー・バートン』みたいな、
『天才万博』みたいな、
ミュージカル『えんとつ町のプペル』みたいな、
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト@幕張メッセ』みたいな、
『サーカス 〜世界で一番楽しい学校〜 @武道館』みたいな、
ああいったイベントを仕掛けたいそうで、「ああいったイベントの企画&運営のノウハウを分けてください」とお願いされます。

ただ、ちょっと難しいのが、あの規模のイベント(まぁ、あそこまでじゃないにせよ)を企画&運営しようと思うと、一回(1時間)のコンサルではとても間に合わないんです。

事故を防ぐためのチェック項目は山ほどあるし、
そもそも、イベントを動かす中枢スタッフのマインドを合わせて、イベントリテラシーを上げないことには何もならない。
大きなイベントの準備はどれだけ遅くても1年前からスタートさせておかないと、どうにもこうにも。

たとえば、「予算が200万円足りないぞ!」がイベント3日前に発覚するのと、イベント半年前に発覚するのとでは、予算回収の打ち手がまったく変わってくるので。
「半年かけて200万円を用意する」であれば、「いろいろと打ち手はありますが、3日以内に200万円を用意する」となると、きわめて博打的な方法しか残っていません。

事実、僕らがイベントを仕掛ける時は基本的には1年以上前から「定例会議」があり、チケットの券売状況や、クリエイティブの進行状況などを共有し、都度都度対策を練り、さらには「自分達のイベントに活かせそうなネタ」をLINEで逐一共有しています。
#先日の重慶1949とか

そういう細かいコミュニケーションをとることで(雑談も大事!)、ようやくワンチームとなり、強度の高いイベントが作られるわけですね。

繰り返しますが「時間をかけて、マインドを合わせる」がメチャクチャ大事なんです。
「こういう時は、こうだよね」というような阿吽の呼吸を獲得することが、すっごくすっごく大事。
ここが合えば「なんか、イイ感じにやっといて」という指示でもチームは回ります。
  
  

CHIMNEY イベントサポート
  

あまりにもイベントの相談が多いもんですから、企業のイベント(周年イベントや、企業が企画するカンファレンスなど)や、地元のお祭りなどのサポートをCHIMNEY TOWNが本気でやることを考えてみたのですが、「一回(1時間)の『ニシノコンサル』でどうにかする」ではなくて、「ZOOMでの定例会議(基本1時間だけど、オーバーすることもある)を毎月1回必ずおこなう」の【年間契約】が現実的かなぁと思いました。

その際の料金ですが、「毎月10万円」にして、そのかわり「イベントの演出料は一切いただかない」がフェアな気がします。

つまり、毎月おこなうZOOM会議で「イベントの予算問題」は勿論のこと(ここもウチの得意技)、「イベントのクリエイティブ問題」に関してもキチンと答えを出す。

「イベントの演出料は一切いただかない」とした方が、CHIMNEYサイドとしては、会議中(か次の会議まで)に結果を出さなきゃいけないので(=「生産性のない会議」ができないので)背筋が伸びて良い。

別途いただく料金としては、イベント当日(仕込みがある場合は前日)に、CHIMNEYから派遣されるディレクターの交通費(地方の場合は宿泊費)ぐらい。
とにかく「演出料」を戴かない形にして、そのかわり「1年間ジックリとお付き合いをする」が良いんじゃないかなぁと思いました。

ZOOMの定例会議は、CHIMNEYのイベントまわりのクリエイティブを担当しているタケダとか(ニワくんとか?)の参加はマストで、西野は「可能なかぎり参加する」が現実的。
もちろん、西野が参加できなかった日の会議の議事録は常に西野に共有して、 次の会議までにCHIMNEYサイドで対策を練る。
(※これは今の仕事でもよくやっています)

大切な人達が、ご自身の勝負イベントで「アチャー、あんで、そんなことやっちゃうのよ…」と目を覆ってしまうようなドジをブッこいていることが、これまで結構あったのですが、この形(CHIMNEYイベントサポート)だと、そういったドジを潰せるかなぁと思いました。

もう少し形を整えて、どこかでサービスをリリースしてみたいと思います。

現場からは以上です。

【追伸①】
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