おはようございます。
「二つ折り携帯電話のことを『パカパカ』と名付けたのは俺だ!」と言い張っているキングコング西野です。
さて。
今日は『西野さんの炎の巻き返し』というテーマでお届けしたいと思います。
もちろん舞台『テイラー・バートン』の話です。
不安要素を徹底的に潰す
舞台『テイラー・バートン』の開幕まで1ヶ月を切ったこのタイミングで、プロデューサー業(?)を引き継ぐことになりました。
クレジット(スタッフロール)には載せませんが、舞台『テイラー・バートン』における僕のお仕事は「脚本・演出・出演・アシスタントプロデューサー」といったところ。
なかなか忙しい夏になりそうです。
ただ、「事業立て直しの裏側」というのは、ドキュメンタリーとして、そしてオンラインサロンの教材として、めちゃくちゃ面白いと思っていて、今回のドタバタ劇は望むところ。
是非、「戦い方(巻き返し方)」を見て、参考(励み)にしていただきたいなぁと思います。
さて。
舞台『テイラー・バートン』ですが、ぶっちゃけ、作品の「中身」に関しては楽しみしかありません。
自分がステージに上がることに対しての興味はかれこれ10年以上前に消え失せていたのですが、このメンツ(&「遊びシロ」がある台本)になってくると話は別で、「稽古場で何が生まれるんだろう?」とワクワクしております。
その裏でキチンと向き合わなきゃいけないのは「運営(※主に収支管理)」のこと。
一昨日、舞台『テイラー・バートン』の収支表を見させていただいたのですが、良くなかったのは、「オンライン配信チケットがたくさん売れる前提」で収支が組まれていたこと。
これは「オンライン配信チケットが思っていたよりも売れなかった=爆死」を意味します。
大手企業と違って、ベンチャーは一度の爆死で簡単に吹き飛んでしまいます。
主催のCHIMNEY TOWN USAは来年1月にNYでミュージカル『えんとつ町のプペル』の(投資家向け)のプレゼン公演が控えているのですが、この収支の組み方だと、“プレゼン公演前に会社が倒産してしまう可能性”がある。
過去にオンラインサロンの記事で何度も何度もお伝えしておりますが、戦を仕掛ける時に最もやってはいけないのが「博打」で、「運」に全体重を乗せてはいけません。
言い方を変えると、「来年1月のNYのプレゼン公演ができない可能性」を1%も作ってはいけない。
そう考えると、舞台『テイラー・バートン』に関しては、まずは「オンライン配信チケットが一枚も売れなくても死なない(※売れたら超ラッキー)」という状況まで追い込むことが大切です。
一昨日の予算会議後すぐに(美術セットとして使う)『ホイ・コーローの肖像画』の販売を開始しすぐにクラファン(https://www.picture-book.jp/projects/taylorburton)を立ち上げ、すぐに『ニシノコンサル』を出しました。
↓
《ニシノコンサル》
【7月6日(木) 15時〜】→https://chimneytown.us/products/zoom-7-6-15-16cosulting
【7月14日(金) 10時30分〜】→https://chimneytown.us/products/zoom-7-14-10-30-11-30consulting
【8月3日(木) 10時30分〜】→https://chimneytown.us/products/zoom-8-3-10-30-11-30cnsulting
【8月10日(木) 10時30分〜】→https://chimneytown.us/products/zoom-8-10-10-30-11-30consulting
【8月25日(金) 10時30分〜】→https://chimneytown.us/products/zoom-8-25-10-30-11-30consulting
この他にも、全国各地で『スナック西野(お客さんとの飲み会)』のスケジュールを入れ、現在、販売準備中です。
せっかくなので生々しい内容を全て共有しますが、「コンサル」や「スナック西野」の実施のスケジュールは後の方(テイラー・バートン公演終了後)でも良くて、まずはそれらの商品を販売開始し、「キャッシュ」が前倒しで入ってくる(公演の予算を確保する)ことが大切です。
隠しようが無いので、こちらも共有させていただくと、予算会議後に用意したそれぞれの商品の売上(※経費を除く)は以下の通り。
▼『ホイ・コーロー』の肖像画=15万円(※完売)
▼クラウドファンディング=300万円(※現時点の支援総額)
▼ニシノコンサル×8本=160万円(※販売中)
▼スナック西野×7本=1050万円(※販売準備中)
クラウドファンディングのリターンは、このあと「稽古場スポンサー(を証明するNFT)」も用意していて、最終的な支援総額は400万円近くになると予想されます。
(※だけどNFTが売れるかどうかは分からないので、一応300万円で計上)
#このNFTは期待しといてください
現在は、舞台『テイラー・バートン』の収録観覧チケット(※7月28日収録)の準備も進めていて、そちらの売上が「60万円」程度。
他にも細々とした商品(キャッシュポイント)を用意していて、予算会議から1日が経ち、(オンライン配信チケットの売上以外で)「約1600万円」を確保しました。
(※経費を除いた数字ですが、「経費がかからないモノ」がほとんど)
まずは、予算の不安(資金ショートによる会社倒産の可能性)を徹底的に潰します。
この時の「徹底的」は、本当に徹底的に。
昨日、ライブ配信をしていたら、瀬戸口のサロンメンバーさんから「西野さんから、セトちゃんサロンが『おままごと(傷の舐め合い)』として扱われて、ツラい…ぴえん」というコメントがあったのですが、「…そうだよね。ごめんね」と寄り添うつもりが僕には一切ありません。
経営者さんならご理解いただけると思うのですが、会社の資金がショートすると、あなたが大切にしている場所も時間も人間関係も何もかも全て無くなってしまうので、この問題とは徹底的に向き合わなきゃいけない。
まさに『夢と金』で、「ツラいなら、現実と向き合え」というのが僕からのアンサーです。
#骨太
表現者や経営者は会社員じゃないんです。
どれだけ良いヤツでも、どれだけ働いても、結果を出さなければ1円も貰えないし、存在価値すら無い。
「スタッフの生活を守る」とはどういうことか?
「作品を守る」とはどういうことか?
「お客さんの想いを守る」とはどういうことか?
「夢を守る」とはどういうことか?
その為には何をしなければならないのか?
覚悟とは何か?
その全てをこの1ヶ月でお見せします。
ちなみに、「セトちゃんが可愛そう」と言われることもあるのですが、「眠たいこと(小学校の終わりの会の女子みたいなこと)言ってんじゃねぇよ。ほんで、誰の後輩に言うとんねん」と思っています。
ここはエンタメ一丁目一番地であり、そこに棲む西野亮廣の後輩で「世界を獲る」と言っている男が、こんなことで潰れるわけがなく、結果を出さなかったらブン殴られることぐらい千年前から折り込み済みです。
今日は朝早くから『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の打ち合わせが入っています。
盛り上がってまいりました🔥
現場からは以上です。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【900枚突破!】
舞台『テイラーバートン』(脚本・演出 西野亮廣)のオンライン配信チケットはコチラから→https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
#映像はメチャクチャ作り込みます
【限定11個】西野亮廣からの応援・お祝いメッセージ動画
https://www.picture-book.jp/projects/taylorburton/rewards/35265
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/q7b4Mlz