おはようございます。
CHIMNEYTOWNのグッズ担当・トクさんと、学生インターン・たけだななのツーショットに見覚えがあるなぁと思っていたら、「ひょっとこ&おかめ」だということに気がついて、そのことを正直に御本人にお伝えしたところ激しく嫌われたキングコング西野です。
#シンプルなモラハラ
さて。
今日は『等価交換を求めてくる支援者を相手にするな ~トップランナーの責任~』という話をしたいと思います。
すっごく大切な話です。
「お客さん」と「支援者」は違う
日本の現状を見ると、「互助」「支援」「ギフト」あたりを、もっともっとカジュアル(身近)にしていかないと色々とマズイことになるなぁと思っています。
そして、そんなことを「自己責任マンセー世代」のお爺さん政治家に期待しても仕方ないので、民間で…その前に、コミュニティー単位でやっていく必要があります。
そんな中、先日、CHIMNEY COFFEE代表の山邊とCHIMNEYTOWN のザッキーが「パイセン、相談があるんですけど…」と我が家に乗り込んできました。
二人は今、CHIMNEY COFFEEのNFT(ラオスの雇用支援をしたことを証明するメダルNFT)の開発にあたっていて、相談内容は「ユーティリティーはどうしましょう?」ということでした。
「ユーティリティー」というのは、「そのNFTを買ったことで受けられる追加のサービス(特典)」のことです。
「NFTを購入してくださった方に返せるものが、あまり無いんですよね」と山邊とザッキー。
実はこれこそが日本人の病(寄付に慣れていない国民性)だと思っていて、日本では「等価交換」が当たり前になっています。
西野が支援系のクラファンをする時に時々「1万円支援してくださったら、お会いした時に、目を見て『ありがとうございます!』と伝えます」というリターンを出すのですが、そんなことをすると「詐欺だ!」「信者向けの錬金術だ!」という声があがります。
彼らの脳内に浮かんでいるのは「一万円≠目を見て御礼」という計算式です。
ただ、これは分かっていた方がいいと思うのですが、たとえば熊本の水害に遭われた方を助ける為にクラファンで支援を募る際、プロジェクトオーナーが「支援額と等価のサービスを返す」としてしまうと、プロジェクトオーナーが返せるサービス量以上の支援が集められないわけですから、本来の目的であった「熊本の人達を助ける」が叶わなくなります。
助けたい人がいるのならば、支援や寄付は等価で返してはいけません。
支援や寄付は「ありがたく受け取って、正しく使う」が正解です。
山邊とザッキーには「支援系NFTにユーティリティー(特典)を付けちゃダメだ」と伝えました。
「支援してくださったことを証明するメダルNFTだけで十分で、それ以上のリターンを求めてくる人は『支援者』ではなく『お客さん』なので、今回のような支援系NFTのターゲットに入れるべきではない」と。
文化を構築することが大切です。
「互助」「支援」「ギフト」をカジュアルにしたければ、「受け取る側のマナー(道徳)」も学ぶ必要があります。
支援系NFTのトップランナーは僕達なので、どうしても僕達がルール(見本)になってしまいます。
僕らが支援系NFTのユーティリティーを当たり前にしてしまうと、それが当たり前になり、次の世代が苦しむことになる。
なので、僕らは「ありがとうございます!大切に使わせていただいます!」と支援を丸々受け取らなきゃいけない。
たとえ、非難を浴びようと。
トップランナーには、その責任があります。
というわけで、CHIMNEY COFFEEのNFTを応援しています。
#まもなくスタートすると思います
現場からは以上です。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
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