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ただの日記

2024.10.13 / 西野亮廣エンタメ研究所

おはようございます。
日曜日の今日は仕事のゴリゴリした記事をお休みして、ただの日記をお届けします。



札幌から飛行機を乗り継ぎ、船に乗り、10時間以上ほどかけて、島根県の海土町(隠岐島)にやってまいりました。

明日はまた札幌に戻って(なんてこと!)、『札幌国際短編映画祭』の登壇イベントが入っているので、海土町の夜(ただいま夜中の2時)は久しぶりに訪れた「一人でいられる時間」です。

ここ数日は本当に「一人の時間」が無くて(ニューヨークにいる間は、日中はアメリカの仕事。夜中は日本の仕事が入っていました)、サロン記事を書くにしても、「前日の酒を抜くためのウォーキング中」か、あるいは「常に誰かから話しかけられてしまう中(集中できない環境)」で書いていて、「ただの日記」という位置付けである日曜日のサロン記事も、ここ数回は、はたして自分の気持ちと正しく向き合えていたかどうか怪しいところ。

というわけで、皆が寝静まった離島の夜(ようやく一人になれた夜)に、落ち着いて筆をとっています。

星が綺麗っぽかったので、ホテルの外に出てみましたが、パソコンの画面の光が強すぎで星が綺麗に見えません。
島の夜は冷えるので、記事を書いていて限界がきたら部屋に戻ります。

どうやら夏は終わっていたみたい。



札幌国際短編映画祭で「アニメーション特別表彰」と「最優秀作曲賞」をいただいたコマ撮り短編映画『ボトルジョージ』は、ただ今、ものすごい勢いで海外の映画祭から招待&ノミネートされていて、直近だと…

【San Diego International Film Festival】(米国)
【Newport Beach Film Festival】(米国)
【Austin Film Festival】(米国)
【SPARK ANIMATION】(カナダ)
【San Diego Asian Film Festival】(米国)
が決まっています。

CHIMNEY TOWN DAOの活動費としてプールしていたお金を、ほぼ全額投下する形で作った作品が『ボトルジョージ』でして…「お金の使い道を(エンタメに大きな投資したことがない人達同士の)多数決で決めるなんてナンセンスだ!」と自律分散型組織の首根っこを掴みにかかった(独裁政治をブチ込んだ)責任が僕にはあります。

それもあって、『ボトルジョージ』が世界中の映画祭から声がかかる度に「ほっ」としている自分がいて、罪を滅ぼすように映画祭をまわっています。

判断には常に責任がついてまわります。

何かを判断する度に「誰かの人生」や「誰かの想い」や「誰かのご家族の生活」を背負うハメになるわけですが、20代や30代の頃と比べて‥あるいは吉本興業に在籍していた頃と比べて、明らかに判断する機会が増え、背負うものが増えてしまいました。

この状態の僕が今ブッ倒れたら、本当にたくさんの人に痛みがいってしまうので、スタッフには「西野の飲み会(交流会)のスケジュールの入れ方だけは慎重に!」と伝えています。

「西野の夜のスケジュールが空いているところに、飲み会(交流会)を入れる」をやってしまうと、5日間連続飲み会、1週間連続飲み会、10日間連続飲み会‥となってしまいます。

飲み会(交流会)での僕は「部屋の隅で静かに飲む」は許されなくて、2時間、3時間、4時間…常に話しかけられ、話し続けることになります。
#先輩芸人と呑んでいても基本質問責めに遭う

喉は限界で、肝臓も心配で、そもそも酷い睡眠不足です。
今は大丈夫ですが、このままいくと、どこかで身体がブッ壊れてしまう「スケジュールだけは慎重にお願いします!」というSOSを出させていただきました。

とっくの昔に覚悟は決めているので、べつに自分の僕が壊れることは構いませんが、それによってスタッフの生活やスタッフのご家族の生活や、日頃応援してくださっている皆様の「駆け込み寺」が潰れてしまうのだけは嫌で嫌で嫌で…実は意外と健康に気を使っているんです。

今向き合っている挑戦が一段落したら、どこかのタイミングで【10日】だけでいいから一人になりたいです。

まさか休養したいわけではなくて、「次に仕掛けるオモロイこと」を一人で考えたい。

いつだったか田村Pが東京の高級ホテルを3日間おさえてくれて、誰にも会わない3日間を作ってくれたことがあって、その時に『夢幻鉄道』という物語を書いたのですが、あの時間は、作り手として純粋に頭を苦しめることができて、とても幸せでした。

『映画 えんとつ町のプペル』の脚本を書いた時もそう。
長野かどこかの山奥のロッジで一人になれたわけですが、あの時も幸せでした。

あの山奥では脳汁がジュルジュル出まくって、『映画 えんとつ町のプペル』の脚本を書きあげた勢いそのまま『革命のファンファーレ』というビジネス書も5日ほどで書いちゃいました。

またあんな時間(少しの間だけ一人になれる時間)を迎えることができたらいいなぁと夢見つつ、しばらくは叶いそうにないので、とりあえずは今背負っているものを目的地まで送り届けようと思います。

それにしても島の夜に聴くハンバートハンバート(夢の中の空)は最高だな。

日曜日分のサロン記事も書けたし、まだ星が出ているので、パソコンを閉じて、このままハンバートハンバートを流しながら海の方まで散歩してきます。

…この島、熊とかハブとか出ないよね?

それでは素敵な日曜日をお過ごしください。

西野亮廣(キングコング)

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ハンバート ハンバート "夢の中の空" (Official Music Video)
https://youtu.be/2oZbfE-W3CM

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