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キングコングの大一番

2023.06.24 / 西野亮廣エンタメ研究所


 
おはようございます。
今日のサロン記事の執筆中の投稿が消えてしまったんだけど、絶対に絶対に自分で消してないキングコング西野です。

書いている途中に風呂に入ったんです!
だけど、スマホは起きっぱなしにして、文章を削除する操作なんて絶対にしていないのに、風呂上がりにスマホを開いたら、消えてたっ!
#畜生めっ

さて。
今日は『キングコングの大一番』というテーマでお話しします。
今日はどちらかというと「意気込み」を語る回です。
もちろん、ハロウィンの話です。
 
 

面白いことをする
 

僕は基本的に、すべての生き物の中で「芸人」が一番好きです。

ただ、“日本の芸人”の文化で「これは、ちょっと面白くないなぁ」と思うことが昔からあって、メディア等でも散々言っていますが、「『芸人』を肩書きとして捉えてしまい、その活動内容に制限をかけてしまうこと」が僕は嫌いです。

今となっては、とんと耳にしなくなりましたが、「芸人やったら雛壇に出ろや!」「なんで芸人がYouTuberなんかやんねん!」といったアレ。

さんまサンや鶴瓶師匠がテレビに出始めた頃は、「芸人やったら板の上(劇場)で勝負せんかい!」と言われたそうで、さんまサンがドラマに出始めた頃は「なんで芸人がドラマに出とんねん!」と言われ、たけしサンがメガホンを握られた時は「なんで芸人が映画を撮っとんねん!文化人を気取るな!」と言われたそうです。

新しい挑戦をする芸人を、古い芸人が叩き、その挑戦が上手くいくと、古い芸人が素知らぬ顔で後に続く…という歴史は、日本の芸人史で繰り返されています。

「繰り返されてるんだから、そこから学べよ」という話なのですが、どうにもこうにも視野が狭くなってしまうようです。

言い方を変えると、『芸人』を職業として捉える芸人と、『芸人』を姿勢(生き様)として捉えている芸人の間で摩擦が起きている……というよりも、これは一方的なもので、『芸人』を職業として捉える芸人が、『芸人』を姿勢(生き様)として捉えている芸人のことを理解できていない(理解が追いついていない)。

オリラジ中田の件なんて最たる例で、中田ほど芸人の姿勢を貫いている芸人はいないのですが、芸人を職業として捉えている勢にはそれが理解できず、「芸人やったら◯◯をやれよ!」と石を投げてしまう。

まるで、離島の老人のような振る舞いです。

あらためて言っておきたいのですが、芸人の本文は「先輩の活動をなぞること」ではなくて、「面白いことをすること」であって、その手段は時代時代によって変わって当然です。

劇場を主戦場とした芸人がいたように、テレビを主戦場とした芸人がいたように、YouTubeを主戦場とする芸人がいて、TikTokを主戦場とする芸人がいてイイ。

梶原君がYouTubeに参戦する時に、多くの芸人が彼を揶揄し、多くの素人が「都落ち」という言葉を彼に投げました。
そのあまりにも古臭い感覚に心底腹が立って「何を食べたら、そこまで知能レベルを落とせるんだ!どうせお前ら数年後に真似すんだろ?タコ」と先輩ひっくるめてブチギレたことを昨日のことのように覚えています。
#口が悪いにも程がある
#先輩にタコとか言っちゃダメ

僕が子供の頃に憧れた芸人は、挑戦する人だったし、挑戦する人を応援する人だったし、失敗を笑い飛ばしてくれる人だったので、謎の洗脳(業界の慣習)に染まって、その真逆のスタンスをとる芸人に対して、一抹の寂しさもあったのかもしれません。
#だからといって口が悪いにも程がある
 
 

キングコングの約束
 

キングコングは結構珍しいコンビで、年に一度、コンビでガッツリと呑みます。
お店で潰れて倒れるまで、ガッツリと呑みます。

その席でいつも約束していることが二つあって、一つ目は「何があっても俺はお前の味方でいる」ということ。
そして二つ目は「手段を目的化せず、僕らは『面白いこと』をする」ということ。

あいにく二人ともあまりお笑いが得意ではないのですが、「面白いことをするゾ!」という気概だけは搭載していて、それがキングコングの今の活動(YouTubeや映画やミュージカルや武道館など)に繋がっています。

今回の『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の言い出しっぺはイジツさんですが、僕の中にも、梶原君の中にも「ここで斜に構えたら終わりだな(芸人とは呼べねぇな)」という気持ちがあります。

昨日は遅くまで梶原君と『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の会議をして、深夜に彼から「やってやりましょう🔥」というLINEが届きました。
家に帰っても、まだ『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のことを考えていたのでしょう。

10月28日のハロウィンは、皆のイベントでもあり、芸人・キングコングの喧嘩です。

昨日は、「絶対に負けない」と決めた夜でありました。
応援宜しくお願いいたします。

現場からは以上です。

【追伸①】

https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】

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