おはようございます。
新千歳空港に向かっているタクシーの運転手さんが『毎週キングコング』のヘビー視聴者であったキングコング西野です。
#さっきからずっと喋っている
さて。
今日は『偏愛と微調整』というテーマで、前半は「ショートフィルム」や「ボトルジョージ」に見た可能性について。
そして後半は、密着ドキュメンタリー『BackStory』の微調整について、それぞれお話しさせていただこうと思います。
二本立てです。
まるで商業的じゃない
昨日は『札幌国際短編映画祭』の登壇イベントと、その後は「受賞作品の上映会」がありました。
受賞作品の上映会では5~6本の短編映画が立て続けに上映されたわけですが、僕個人的には実に楽しい(新鮮な感覚を得られた)時間でした。
10分~15分おきに次から次へと上映されていく作品がことごとく「商業的」な内容ではなく……言い方を変えると、「ストーリーや演出が、まるで型にハマっていない」。
「はいはい。ここで、こうきて、こうするんでしょ? まぁ、それをやると、お客さんにウケますもんねぇ~」みたいな感想を抱く作品が、ものの見事に一つも無いんです。
それだけに「好み」のアタリハズレが大きく、「この作品の雰囲気、好きだなぁ」もあれば、「こういうの少し苦手…」という作品もあります(笑)。
ですが、どれだけ苦手だろうが『短編映画』なので「苦手な映像を延々と観させられる」ということはなく、恨み(時間泥棒罪)が生まれる手前でサクッと終わってくれるんです。
一昔前の僕なら「オナニー、ブチ込んでんじゃねーよ!」という感想を持っていたと思うのですが、YouTubeやTikTokなどの【レコメンドで溢れた世界】(自分が気に入りそうな情報しか回ってこない世界)が当たり前になったせいか、昨日は「苦手なもの」が回ってくる体験に新鮮さを覚えている僕がいました。
この感覚には既視感があって、まだCDを買っていた頃(学生時代)の『アルバム』がソレ。
あの頃、アルバムにしかない(シングルカットされていない)『アルバム曲』というものがあって(今もあるんだけども)、THE YELLOW MONKEYのアルバムには「これはアルバム曲じゃなきゃ成立しないよね」みたいなアルバム曲がガンガン入っていて、「最初、あまり好きじゃなかった曲が、何度か聴いているうちに好きになってきた」という素敵な体験をいつもさせてくれました。
#イエモン大好きだった
(あまり好きじゃないタイプの)5分~10分の映像作品を観ながら、「監督は何を考えて、この作品を撮ったのだろう?」と考える時間は、『アルバム曲』を聴いていた時間と似ていて、レコメンドで溢れてしまった世界に実に新鮮に映りました。
「今だからこそショートフィルムがオモロイかも」と思えて、ショートフィルムの届け方の片鱗が見えた瞬間でした。
と同時に、オンラインサロンでも何度も言っている「額装した(額縁にいれた)『ボトルジョージ』を【アート作品】として販売する」という方向に、あらためて可能性を感じ「百聞は一見に如かず」というわけで、一度、パイロット版を作ってみて判断してみようと思いました。
ショートフィルムは、まだまだ掘り下げシロがありそうです。
#前半戦終わり
密着ドキュメンタリーを磨き上げる
密着ドキュメンタリー『BackStory』のブラッシュアップが続いております。
昨日の記事に書かせてもらったとおり、「サムネイルに誰が登場しても『BackStory』と分かるようなサムネイルのフォーマット」をさっそく作ってみました。
#下に添付した画像をご覧ください
個人的にはパターンBが好きなのですが、サムネイルに文字を入れることを考えると、パターンAの方が良いのかも。
いずれにせよ、このデザインであれば、誰がサムネイルにあがろうが『BackStory』と分かるので、「TKOさんのYouTubeチャンネルだと思った」という間違いが発生することはありません。
個人的にはかなり気持ちの良いアップデートだったわけですが、それもこれも前回出した動画の再生回数が伸び悩んだことがキッカケだったわけですから、「挑戦に、捨てる挑戦ナシ」といったところです。
#データがとれたら勝ち
ちなみに「伸び悩んだ」「不発」と話題の前回の動画( https://www.youtube.com/watch?v=4OnMYRfYj2k )は、様々な仮説検証実験の末、持ち直してきておりまして、
やはり大切なのは「結果に対して、どれだけ迅速に動くか?」で、今回は本当に良い学びとなりました。
さて。
立ち上げ時(2024年9月)から、ひたすら改善を繰り返している『BackStory』ですが、実は裏でコッソリやっていることがありまして…それは「心ないコメントの削除」です。
まさか今さら西野亮廣がアンチコメントに胸を痛めることなどないのですが(Xでは、むしろアンチコメントをシェアしています)、それは炎上の中で生きる身体を手に入れた西野亮廣に限った話で、他のキャストさんやスタッフさんは「心ないコメント」の免疫などありません。
当然、「意見」(言葉をキチンと選んだ主張)は削除せずに残しますが、「心ないコメント」を残すことは「『BackStory』に出演すると叩かれる」というマイナスプロモーションとなり、今後、出演してくださる方が限られてきてしまうので、徹底的に削除しています。
少し込み入った話をすると、「視聴者様の声は全て受け入れます」とスタートしたカジサックは今、「カジサックには何を言ってもイイ」というルールを作り出してしまっていて、視聴者の不満を受け入れることで、むしろ視聴者の不満を増幅させてしまっているきらいがあります。
これは、ちょっと「割れ窓理論」的で、「みんな言ってるし、私も言おう」を助長させてしまっているような気がするのですが(※僕個人的には火消しコント動画が撮れるのでありがたいですが)、特に今回のような密着ドキュメンタリーに「割れ窓」は無い方が良いと思うので、こまめなコメント欄パトロールが必要だと感じています。
…とまぁ、こんな感じで微調整を繰り返しながら『BackStory』作りを進めております。
この先に、BackStoryチャンネルがブランド化する未来はあるのでしょうか?
BackStoryのバックストーリーもひっくるめて、面白がっていただけると幸いです。
今日も仮説検証実験を繰り返します。
現場からは以上です。
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🎥‐BackStory‐
【元・劇団四季俳優が絶賛】『キングオブコント』ファイナリストの実力
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