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芸人とお金の話

2018.02.28 / 西野亮廣エンタメ研究所

【芸人とお金の話】

もう薄々気づいているかも知れないけれど、僕は芸人(タレント)活動をしているが、自分が食いつないでいく上で、そもそも《出演ギャラ》をアテにしていない。

吉本興業は欲しがるけれど、僕個人的には、テレビやライブの出演ギャラなんて、あってもなくてもいい。

いわゆる普通のタレントさんと圧倒的に違うのは、僕は「本の売り上げで食っていけるし、オンラインサロンで食っていける」という状態にある。

もっと言うと、(番組の内容が純粋に面白くて)好きで出ている番組を除いては、自分の作品やサービスやオンラインサロンの宣伝が目的で出ている。

テレビの表現が自主規制をかけまくる時代において、タレントはこの状態(出演ギャラは要らない状態)を作っておかないと、今後、かなり厳しくなってくるだろうな。

切り口や生き様を商品にしている『芸人』はとくにヤバくて、このままだと、空気を読むことに終始して最も当たり障りのない生き物(『芸人』から最も遠い存在)になってしまう。

芸を極めていく上で、別口の収入源を作っておくことは、とっても大切だ。

「やりません」と言える環境を作っておくことは、とっても大切だ。

僕は日本で一番「芸人のくせに」と言われてきたけれど、「よくよく考えたら、西野が一番芸人っぽくね?」となるのは時間の問題だと思う。

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