おはようございます。
中国が大好きになったキングコング西野です。
#単純
さて。
今日は「これまで以上に『自制心』が求められている」というテーマでお話ししたいと思います。
現代人が抱えている問題についてのお話です。
遠藤のクラウドファンディングが好調
CHIMNEY TOWNのインターン生の遠藤(※本人は何故か『えんどう(平仮名)』推し。CHIMNEYの若手が自分のことを『ベーくん』と呼ぶアイドルノリ&謎のキャラ設定は普通にスベってる。キモイ)が仕掛けたクラウドファンディングが好調です。
※コチラ↓
https://www.picture-book.jp/projects/endo-coffee
サロンとVoicyで依怙贔屓したのも大きかったと思いますが、おそらく今回のプロジェクトに大きな支援をしてくださったのは経営者(および経営者マインドを持っている人)で、彼らは「西野亮廣が推していたから」という理由ではなく、「よくできた仕掛けだね!頑張ってね!」とプロジェクトの組み立て方(仕事の創り方)を評価し、支援してくださったんだと思います。
#あとは遠藤の対面営業
#たくさんの御支援本当にありがとうございます
繰り返しますが、遠藤のクラウドファンディング(企画の立ち上げ方&進め方)はかなり綺麗で、「そりゃ、成功するよな」といったところ。
一方で、【何をやっても上手くいかない人】は、
いつも「遠藤の逆」をやっています。
#逆遠藤
上手くいく人の動きと、上手くいかない人の動きを2つ並べてみると凄く分かりやすい(勉強になる)と思うので、ちょっと並べてみましょう。
まず、【遠藤がやったこと】から。
今回、遠藤がやったのは以下の3つ。
↓
↓
① 対面のコミュニケーション(ドブ板営業)を重ねて重ねて、クラウドファンディングをした。
②自分でコンテンツは作らず、すでにある“使えるコンテンツ”を使った。
③「プロジェクト>自分」
…シンプルで分かりやすいですね。
失敗する人は、いつもこの逆の動きをします。
【失敗する人がやること】
↓
↓
① 対面のコミュニケーション(ドブ板営業)を全くやらず、クラウドファンディングをする。
#お前誰
②クリエイターとして結果を出していないどころか、クリエイターとして何の経験もないのに自分でコンテンツ(世界観)を作って、すでにある“使えるコンテンツ”を使わない。
#アホなん
③「プロジェクト<自分」
#一人でやっとけ
これを読んで、「あ。アタシ、やっちゃってるかも」と思われた方もいらっしゃるかもしれません(笑)。
皆、自分のことは過大評価しちゃうので、このあたりが麻痺しちゃうと思うのですが、仮に遠藤が【失敗する人がやること】をしていたらどうでしょう?
目の前に『えんとつ町のプペル』や『CHIMNEY COFFEE』や『Picture Book』があるのに、
『えんどうのSHIBUYA ONE』というプロジェクトタイトルで、
「ゴミ拾いで渋谷を一つに!僕たちは元々は一つです!」とか何とか言って、謎の世界観をブチ上げ、
CAMPFIREでクラファンを立ち上げ、
遠藤の友達の店のコーヒーを差し入れすることをゴールにしていたら……支援します?
「いや…そもそもお前と会ったことないし、会ったところで、お前(ド素人)の世界観なんかに興味ないし、目の前にこれだけ使えるものがあるのに何で使わないの? アホなの? お前にお金を渡すと、なんかメチャクチャ無駄遣いしそうだな。なんか、絶対にアホだもん。…ていうか、Picture Bookで立ち上げときゃ、西野亮廣がシェアするじゃん。せっかく西野亮廣の後輩で、せっかく無料で西野亮廣に使えるチャンスがあるのに、なんでワザワザ捨てるん? さては、お前、算盤はじけねーだろ? だいぶアホだろ?」と思って、支援はしないでしょう。
特に、「プロジェクト<自分」は失敗する人“あるある”で、「目的は、渋谷を綺麗にしてくれるスタッフさんに美味しいコーヒーを差し入れすることなのか、お前を売り込みたい(お前のオナニーに皆を付き合わせたい)のか、どっちなの?」と質問すると、大体、「渋谷を綺麗にしてくれるスタッフさんに美味しいコーヒーを差し入れすることです!」と返ってくるのですが、「だったら、クリエイティブパートはプロに任せた方が良くない? なんで、何の才能も実績もないオマエがそこの舵を握るの?」と質問すると、「むごごごご…」と見事に口ごもります。
失敗する人は皆、とにかく自分を売りたくてたまらなくて、承認欲求を満たしたくてたまらないので、この機会に自分を売り込み、チームの目的を後回しにして、企画を潰します。
#結婚披露宴の余興で誰も知らないオリジナルソングを歌う新郎新婦の友人の売れないミュージシャンみたい
#結婚披露宴の目的はお前を売ることじゃねぇんだよ
そうして(クリエイター憧れの)旗振り役のオナニーで潰れてしまった企画(そして、その企画に巻き込まれてしまったスタッフさん達)をウンザリするほど見てきたのですが、今回の遠藤の企画の立て方はそことは一線を画すものでした。
だからこそ多くの経営者が「そうそう、そうなんだよ!遠藤くん!」と共感したんだと思います。
さて。
ここから結構なガチ目の話です。
「目的にコミットする人(自分を後回しにする人)」と「自分にコミットする人(目的を後回しにする人)」の差が、ここから、かなり大きくなってくると見ています。
もうチョイ踏み込んだ話をすると、SNSで誰でも発信できるようになり、AIで誰でも作れるようになり、おかげで、昔に比べてリーダー(旗振り役)のスタートラインには立ちやすくなったから、これまで以上に「自制心(※私はこのプロジェクトを扱える器じゃない)」を求められるようになっているハズなのに、多くの人の「自制心」が今まったく追いついていない。
昔は「自制心」って、そんなに要らなかったんです。
力の無い人間は、そもそも打席に立てなかったから。
だけど、今は力の無い人間でも打席に立ててしまいます。
これは、けんすうサンとよく言っている「今は『足切り』のシステムが無いからズルズル続けてしまう(セカンドキャリアのスタートが遅れる)問題」と同じレベルで向き合わなきゃいけない厄介な社会問題だと思っていて、今のところ、「気をつける」以外の解決策がありません。
「お前が頑張らなきゃいけないポジションは、そこじゃねーんだよ」というだけの話なのですが、満たされていない人(結果を出せていない人)ほど、自分を客観的に観ること(ボールを手放すこと)ができない。
いやはや難しい問題です。
そんな中、遠藤や磯貝さんのクラウドファンディングが好調なので、彼らの動きから色々と学んでみてください。
現場からは以上です。
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