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価値創造 ~NFTのデザイン~

2023.01.17 / 西野亮廣エンタメ研究所


 

おはようございます。
車での長時間移動の前にトイレに行っとけばいいのに、「ちょっと、トイレに行かずに長時間移動に挑んでみる!」という謎のチャレンジ精神を時々見せてくるキングコング西野です。
#何と戦ってんの

さて。
今日は『価値創造 ~NFTのデザイン~』というテーマでお話ししたいと思います。
 
 

トキメキと理屈
 

昨日、移動のタクシーの中と、夜の飲み会で、学生インターンの「タケダナナ」(※漢字不明)とガッツリと話しました。

→ https://stand.fm/channels/6317c9568b069b4d0f11c574

タケダは学生インターンとしてCHIMNEYTOWNに入った次の瞬間に「お前、コミュ力高そうだし、DAOを担当しろよ!」と西野に丸投げされ、今はCHIMNEYTOWN DAOとNFTのディレクションをしています。

NFTに投下している時間が長いので、もう僕よりもNFTに詳しいと思います。
NFTまわりのことで何かあればタケダに聞いてください。

そんなタケダと昨日は『CHIMNEYTOWN USA』(ミュージカルの会社)が出すNFTの話になりました。

これはCHIMNEYTOWN USA代表の瀬戸口のオンラインサロン( https://salon.jp/setochan )内でしか発信していないことなので、まだナイショにしておいていただきたいのですが、実はファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の東京公演のスポンサーが決まったんです。

東京公演があったのは、2021年の11月です。
「一年以上前に幕を閉じた公演のスポンサーが決まる」という謎プレイですが、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』は今日も明日も明後日もYouTubeでオンライン公演(全編無料配信)されているので、そのスポンサーということでしょう。たぶん。

→ https://youtu.be/NYPy4vh3_dQ

あとは、シンプルに「応援」です。
「セトちゃんや、西野さんや、プペルを応援しているので」と。
#ありがたやありがたや

YouTubeの概要欄には「スポンサー名」を入れさせていただくとして、何か他の形で「ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のスポンサー」ということを世間にアナウンスする方法は無いものか…と考えた結果、NFTに辿り着きました。

絵本の「支援メダルNFT」同様、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』に支援(スポンサー)したことを証明するメダルNFTをお贈りすることにしました。

そんなこんなで、『えんとつ町のプペル』に出てくる人気キャラクターの「スコップ」が描かれたメダルNFTを作ってみたのですが、結論から言うと、「キュン」とこなかったんです。

「これは、とてもレアなNFTですよ」と、どれだけ理屈で説明されても、最後の最後で「キュン」と来なかったら(「欲しくて欲しくてたまらない!」という感情にならなかったら)終わりだと思っています。

いつもNFTを考える時は、小学生の頃に大流行した『ビックリマン(シール)』をベースに考えるのですが、『ヘッドロココ』という超レアカード(シール)は、希少性もさることながら、ビジュアルが本当にカッコ良かったんです。

ミニ四駆で例えるなら『エンペラー』です。
#世代トーク

「あっ、スーパーエースが出てきた!」という確信めいたものがあって、そこはやっぱり「理屈」を超えていたんですね。

タケダから「こちらがCHIMNEYTOWN USAのNFTのデザインっす」とスコップのメダルNFTを見せてもらった時に、「う~ん、どこを直せばいいのかなぁ?」と考えてしまったことが全てで、「う~ん」となったら終わりなんですね。

そして…

ここまで、「理屈じゃなくてトキメキだ」的な話をしておいてアレなんですけども、「理屈」も凄く大事だと思っていて、CHIMNEYTOWN USAの今後のNFTの展開を聞いた時に、とくにメダルNFT推しでいくわけでもないそうです。
#イイと思う

ただ、「価値」というものが、どこから生まれてくるかというと、価値の源泉は「比較」で、比較対象がないと「価値」は生まれません。

つまり、「スコップのメダルNFT」に大きな価値(スポンサーに見合うだけの価値)を生もうと思ったら、スコップのメダルの「弱」と「中」を用意する必要があります。
「弱」と「中」があるから、「大」の凄みが伝わる。

「スコップNFTの『弱』やら『中』を今後出していくつもりは無い」となると、「スコップのメダルを作る」ということをナシにした方が良さそうです。

となってくると、「じゃあ、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のスポンサーさんに贈るNFTはどうする?」という話になってくるのですが、パッと思い浮かんだのは、「絵本支援に使っているメダルNFT(ルビッチ)の、イレギュラーバージョンとして『黒メダル』を作ってみてはどうか?」と思いました。

デザインは絵本支援のNFT(ルビッチ)のままなのですが、メダルの素材がゴールド(金)ではなくて、「黒色の希少鉱物」です。

「ゴールドカード」の上に「ブラックカード」があるように、「金<黒」の関係は意外と成立しそうです。

そんなこんなで、CHIMNEYTOWN USAが出すNFTは、スポンサーさん用に「ブラックメダル」、そして、この先のレギュラー展開は、メダルではなく、また別のスタイルで進めていくといいんじゃないかなぁと思いました。

ウォレットに世界に一つしかない「ブラックメダル(ルビッチ)」が入ってたら、キュンキュンしません?

NFTの価値創造は、そういった「比較」を上手く織り交ぜていくことが大切なんじゃないかなぁというお話でございました。

CHIMNEYTOWN USAが仕掛けるNFTについては、まだまだ掘り下げシロがありそうなので、また進捗を共有しますね。

現場からは以上です。

【追伸】

「 https://salon.jp/nishino 」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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右二つのような色合いがお好き。
   

 

 
 
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