おはようございます。
先日、川西に帰った時に酒場で「ここは僕が全部奢りますんで、好きに呑んでください!」と隣の席のお客さんに声をかけた後に、死ぬほど酔い潰れて、一個上の先輩の有本さんにお会計を全て押し付けたキングコング西野です。
さて。
今日は「西野邸『見上げる家』のビジネスモデル ~家は何故、高いのか？~」というテーマでお話ししたいと思います。
本題に入る前に、有本先輩の話をば。
かわいそうな有本先輩
「有本先輩」というのは僕の高校の一個上の先輩で、現在は大工さんめいた仕事に就いていて、僕の家や、そのまわりの建物の工事を担当してくださっている人であり、酔っ払った西野からは「タメグチ」で話しかけられる可哀想な人です。
#インパルス堤下君と同じ扱いです
「工事の図面を送ってください」と建築士の只石さんにLINEしたところ、只石さんから「上棟式で皆が着る法被のデザイン(※そんなものは誰も発注していません!)と、その請求書が届き、約30万円ぐらいを払わされたそうです。
実にシンプルなカツアゲにあった有本先輩ですが、そこで黙ってないのが我らが世界のNISHINOです。
「さすがに、それだと有本パイセンが可哀想だから、『有本さんを救いたい!』というクラファンを立ち上げて法被代を集めましょう!!今日のこの店の飲み代は僕が全部支払うので、皆さんは、浮いた飲み代分を有本パイセンの法被クラファンの支援に充ててください!!」
と声を上げます。
そして、その後、世界のNISHINOは酔い潰れ、その店の飲み代を有本先輩を支払う運びとなり
世にも珍しい「二重カツアゲ」を達成されました。
いつか川西で有本先輩に会うことがあれば、どうか優しくしてあげてください。
そんなこんなで、本題です。
資産にするも、負債にするも、自分次第
「家を作る」と簡単に言っていますが、皆さん、御存知のとおり「家」というのは決して安い買い物ではありません。
ちなみに好き勝手にやりたいので、現在、建築中の家は会社のお金で作っているわけではなく、僕のポケットマネーで作っています。
さて。
「家は高い」というのが常識になっていますが、そもそも、何故、家は高いのでしょうか？
「100円」じゃなくて、「ウン千万円」だから高いのでしょうか？
いいえ。
サロンメンバーの皆さんなら、もう答えは出ていると思いますが……答えは「家が高いのは、家がお金を作らない(家が稼がない)から高い」です。
ものすごく単純な計算ですが、一億円を使って、9999万9900円を稼いでくれる家を建てたら、その家は100円です。
皆、「マンション」や「アパート」や「オフィスビル」だと、この発想になるのですが、どういうわけか、「自宅」や「オフィス」になった途端に、この発想が消えてしまいます。
「自宅に稼がせよう」「オフィスに稼がせよう」という考えにならないのです。
#所ジョージさんを除く
東京五輪の時に「新国立競技場の値段」が話題になりましたが、新国立競技場の欠点は、「ビジュアルと(イベントの)使い勝手しかデザインしておらず、ビジネスモデルのデザインをしていないから(=ビジネスモデルの設計が甘いから)」に尽きます。
その結果、新国立競技場のキャパを埋められるイベント(タレント)の利用しか無く、現在、猛烈な負債となっております。
新国立競技場の年間の維持費は、たしか24億円。
#違うかも #調べて
これにしても、建物とビジネスモデルを二人三脚でキチンと設計しておけば、余裕で(マジで余裕で!)回収できる金額です。
「マイホームは資産か？負債か？」という議論がよくありますが、あの議論はウンコで、正しくは「資産にするか？負債にするか？」であり、その決定権は施主にあります。
西野邸『見上げる家』のビジネスモデル
さて。
現在、兵庫県川西市に西野邸『見上げる家』を作っております。
規格から何からイチイチオリジナルなので、普通の家よりも、ずっとずっと(お値段が)高くなっておりますが…ここも、すでにお伝えしたとおり、「キャッシュポイント(お金を生む場所)を作らなかったら高い」というだけの話で、『総工費』には“ほぼ”何の意味もありません。
では、『見上げる家』は、どのようにして、予算を回収していくのでしょうか？
#イベントみたいに考えてる
これまで、このサロンでは…
① 完全に売る
② お試しで1ヶ月ごとに売る
の二つについて説明させていただきました。
「住んでみないと分からない」という人もいるので、②から①に繋げていくイメージです。
①が売れなかったら売れなかったで、②で回していけばいいし、②が売れていない時は自分が住めばいい。
これだけでも、かなりリスクが低い戦いですが、実は(せっかくキンコン西野をやっているのであれば)もう１つ需要があると思ってて、それが『ホームパーティー』です。
『スナック西野』の自宅版ですね。
自宅を、一般のお客さんに開放するパターンです。
ここに関しては、地域(土地)の取り決めもあるでしょうから、キチンと調べた上で、進めていきますが…去年の年末にお邪魔したハリウッドの“とある有名人”の自宅は、それで回していたんです。
「インフルエンサー×ホームパーティー」というビジネスモデルで、少しお金をかけて“ホームパーティー仕様の家を建てていました。
#ここにお金をかけることで資産になる
この時、お出しするお食事は、近所の飲食店と提携する。
これでウィンウィンちゃんです。
まとめると、『見上げる家』のキャッシュポイントは…
① 完全に売る
② お試しで1ヶ月ごとに売る
③ ホームパーティー(スナック西野)
で、こうすれば、②だけじゃなくて、③も、①のフロントエンドになると思います。
今日は「家」を例に出してお話ししましたが、基本的には、大きなお買い物はこの発想で進めるといいと思います。
最後に『見上げる家』の今の画像&動画を貼り付けておきます。
三階まで吹き抜け(三階の屋根はガラス)となっております。
現場からは以上でーす。
【追伸】
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▼一階から撮影。巨大な天窓がある。
https://vimeo.com/689129813/0ad5a9e8a6
▼【音が出るよ】二階から撮影
https://vimeo.com/689129869/7c968a866c
▼幼馴染みの棟梁。
