おはようございます。
昨日、いつも通っているジムのプールで、姿勢を良くすることを目的に「ゆっくりと背泳ぎ」している僕を、煽り運転のように(追い越しレーンがあるにも関わらず、ときどき、身体を当てながら)抜いていくスピード自慢のジジイがいて、何度も煽ってはドヤってきやがるもんだから、後半30分はトラウマになるぐらい周回遅れを味わわせて、プライドを粉々にしてやったキングコング西野です。
#こう見えてスイミングスクールにバリバリ通ってた男です
#老人が相手であろうと容赦しない
さて。
今日は『祭りを作る』というテーマでお話ししたいと思います。
役に立つような話ではなくて、「今、こんなことを考えているので、もしよかったら手伝ってください」という内容です。
映画を「自分ゴト」にする
お気づきかもしれませんが、ニューヨークでのリーディング公演を終え、完全にスイッチが入っております。
時々、チムニータウンDAOのメンバーに「世界で戦えるIPを買って、『運営』に集中した方が可能性があって面白いと思うよ」というアドバイスをした時にポカ〜ンとされちゃうのですが(笑)、これは、「作品」が実際にグローバルのコミュニケーションツールとなっている瞬間を目の当たりにしているか、否か?…が大きいかもしれません。
それこそ、ミュージカル『えんとつ町のプペル』が国境を越えて才能を集め、人種や性別や年齢を問わずに、お客さんの胸に刺さっている瞬間に立ち会う度に、「いけるじゃんっ!」と思うわけですが、この「いけるじゃん!」という希望が馬力に変わっているのは明らかで、「いけるんだったら、とことんいこう!」となっております。
たった一筋でもいいので、光が見えているかどうかが、とても大切なんだと思います。
もう一点。
少し手厳しいことを言うと、一定量のエンタメを見ている人間からすると、「とりあえず集まったコミュニティーが『0→1』で創造するエンタメ」が、世界にインパクトを与える作品に成長しないことは1秒で分かります。
こればっかりは、
深海魚が空を飛べないように、鳥が深海を泳げないように、
あなたがメジャーリーグでホームラン王になれないように、
西野が料理対決で主婦に勝てないように、
エンタメの世界戦となると、「DAO発の『0→1』の作品」に可能性は1%もありません。
#努力や改善で埋まる差じゃない
身内だけで楽しむ分には結構だと思います。
それに比べて「運営」の方に舵を切れば、自分達が買ったコンテンツ(IP)が、たとえば世界の映画祭に名を連ねる可能性が全然ある。
そういった「光」が見えた瞬間に「もっと、もっとやろう!」となるので(馬力が生まれるので)、そっちを狙いにいった方が賢明だと思います。
光が見えているかどうか?(パンチが入る距離に立っているかどうか?)がメチャクチャ大事なんだと思います。
たとえ、勘違いであろうとも。
…すみません。少し話が逸れてしまいました。
帰国後からブッ通しで執筆作業に向き合っているのは、自分のパンチが世界に入る確認がとれているからに他なりません。
そんなこんなで、ドンドン仕掛けてやろうと思っています。
そんなこんなで、今日、皆様にご相談したいのは…
「『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』を、お客さん一人一人の『自分ゴト』にしてもらう為には、どうすればいいですかね?」
です。
当たり前ですが、「完成しました」と事後報告されても、(今どき)そんな映画は誰も観に行きません。
それなら、いつか配信される日を、いつかテレビ放送される日を待つので。
映画は『祭り』にすることが大事で、
イベント化することが大事で、
皆で「公開まで、あと30日!」とカウントダウンする状況を作ることが大事です。
前回もそうですが、もちろん今回も「やれる努力」は全部やります。
全員がドン引きするぐらいの絶望的な努力を。
とりあえず、サロンメンバーさん、そしてDAOのメンバーさんには、その心づもりでいていただきたいです。
そして、もし良かったら「自分達に何ができるかな?」を考え、議論していただけると嬉しいです。
どこかで皆で集まって「宣伝会議」をやりたいですね。
そういうの楽しいじゃん(笑)。
まずは西野からの提案
「投げっぱなし」も良くないので、まずは僕から「こんなのはどうだろう?」を提案させていただきます。
僕自身がそうなのですが、僕、どれだけお金を積まれても、クダラナイものは宣伝したくありません。
一方で、面白いもの(世の中の皆さんが喜んでくれるもの)であれば、いくらでも宣伝に協力します。
そう考えると、まずは『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の内容を知ってもらった方がいい。で、面白かったら、宣伝を手伝っていただく。
そっちの方がフェアです。
前回は、そういうこともあって、クラウドファンディングのリターンで映画の台本を販売させていただいたのですが、もっともっと前段階から作品の内容を共有しておいた方が、作品を産む苦しみや感動も共有できて良さそう。
というわけで、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の台本の第3稿を、「note」で800円ぐらいで販売しようかなぁと思っています。
もちろん、このことは、映画スタッフも、 CHIMNEYTOWNのスタッフも初耳です。
初めて、人前で言いました(笑)。
noteの売り上げは全額映画の製作費(スタッフのギャランティー)に充てます。
あまり前例がないだけで、どこにもデメリットが見当たらないので、たぶんイイと思います。
そんなこんなで、 CHIMNEYTOWNの若手スタッフの皆様は、そのスタンバイ(noteにアップする準備)を宜しくお願いします。
かなり早い段階から、徹底的に準備を進めておきましょう。
皆様、宜しくお願いします。
チマチマやって、ドカーンといこうぜ!
現場からは以上でーす。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。