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西野が次に狙うタワーエンタメ

2024.09.06 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。
「ハイボールは太らない」という言葉を最後まで信じたいキングコング西野です。

さて。
今日は『西野が次に狙うタワーエンタメ』というテーマでお話ししたいと思います。

ずいぶん込み入った話(いろんなコトが混じった話)になりますが、上手く整理すればかなり面白くなりそうなので、最後までお付き合いください。

 

選択と集中
 

普段はアトリエで仕事をするか、講演会などで地方を飛び回っていることがほとんどなのですが、実はココ最近、ちょこちょことCHIMNEY TOWNのオフィスのミーティングに顔を出しています。

ミーティングではCHIMNEY TOWNが現在手掛けている事業の交通整理をメインに話し合っているのですが、CHIMNEY TOWNを取り巻く環境が3~4年前と大きく違うのは、「CHIMNEY TOWNが手掛けているブロジェクトの規模がバカでかくなっちゃってる」といったところ。

金額ベースで見ていくとイメージしやすいと思うのですが、来夏のファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の製作費は4チョイ。

その後に控えている映画の予算規模は(広告宣伝費などを入れた正確な数字はまだ分かりませんが)、おそらくミュージカルの倍ほど(倍以上かな?)。

そして、その後に控えているブロードウェイミュージカルの製作費(※こちらは投資家から集めるお金です)は、下手すりゃ「30億」とか。

これまでのやり方で乗り切れる戦いじゃありませんし、「掛け持ちでやれるサイズ」でもありません。
CHIMNEY TOWN内のコミュニケーションは当然のように「成長痛」が起きていて、一つずつ一つずつ丁寧に整理&対応していくことが求められています。

とくに、会社のリソース(人手)には限りがあるので、「今、何に注力すべきか?」「どの順番で向き合っていけば、チームの空中分解を回避できるのか?」といった【選択と集中】が今はとにかく大切で、そういった話し合いを繰り返しています。

プロジェクトのサイズに合わせて「関わるスタッフ」も変わってきて、それこそブロードウェイチームには日本人スタッフはほぼおりません。
『トニー賞受賞』といった肩書きをブラ下げた面々がクリエイティブスタッフに名を連ねています。

「規模感」というよりも「種類」の問題だと思うのですが、この種類のプロジェクトになってくると「皆で作る」が少し難しくて、「誰も到達したことがない場所に行ける」という楽しさはありますが、文化祭ノリが好きな身としては一抹の寂しさもあります。

そんな中、たとえば昨日も兵庫県・尼崎市で『西野亮廣講演会』があったのですが、こちらはボランティアスタッフで結成された「手作り感あふれるプロジェクト」(#ゴリゴリに褒め言葉です )で、終演後も近所の「かき氷屋さん」で、缶ハイボールを傾けながら「次、何するー?」という文化祭が繰り広げられていました。

今、「レストラン型(しかも世界の三ツ星レストラン!)」っぽくなりつつあるCHIMNEY TOWN主導のプロジェクトと、あいかわらず「BBQ型」を展開しているサロンメンバーさん主導のプロジェクトが目の前に並んでいる状態で、僕としては「どっちも大事!」で、「両方やりきるから、双方にプラスの影響を与えられる」と思っています。

「ブロードウェイでミュージカルを作っている人間が、神戸でビアガーデンのアルバイトをするから、ビアガーデンエンタメに説得力(悪フザケ感)が出る」みたいな話です。

なので、「CHIMNEY TOWNがどこまでを管理し、どこからがどこまでを皆で作るのか?」をキチンと整理することが大切なのだと思います。

 

そんな中、甦った『おとぎ町』
 

そんな中、フェリシモの矢崎社長から「おとぎ町を走らせませんか?」というLINEが入りました。

「おとぎ町」というのは、6~7年前に矢崎さんと僕が酔っぱらった勢いで作った会社で、会社登記はしたものの、ほとんど動かしていませんでした。
#だって酔っぱらった勢いで作ったんだもん

「せっかく作ったのに、このまま走らせないというのも勿体ない」というわけで矢崎社長からLINEが入り、「ならば今のCHIMNEY TOWNにはできない(業務がバッティングしない)範囲で、かつ、CHIMNEY TOWNのプラスになるようなことができれば…」という条件で、手始めに仕掛けてみたのが『ビアガーデン』というBBQ型(超手作り)イベントでした。

あの日は、いろんなお店が出ましたが、自分達の利益でいえば「20万円」ぐらい(ニシノコンサル一発分)なので、営利目的にやるなら話になりませんが(費用対効果は良くありませんが)、「コミュニティーを掘り起こす」という意味では、かなり大きな成果があったように思います。
#ここで熱くなったコミュニティーは映画公開の時の大きな力になるでしょう

そんな「おとぎ町」は、僕の知らないところで「今度は神戸のポートタワーを中心にクリスマスマーケットをやろう!」という話がまとまったそうで(矢崎さんのアシスタント&西野のアシスタントが色々と走り回っています)、今朝、『神戸クリスマスマーケット2024』のミーティングがありました。

「クリスマスマーケットで、カレンダーを売れたら最高だなぁ」と思いながら(二日酔いで)ミーティングに参加していたのですが…気がついたら、「(神戸でも)各地でおこなわれるクリスマスマーケットに負けないようなクリスマスマーケットはどんなだろう?」と考えている自分がいました。

「競合に負けないぞ!」
「うちが一番お客さんを呼ぶぞ!」
みたいな感じで。

でも、よくよく考えてみると、他にないウチの強みは『ポートタワーがあること』で、あらためて見てみると『ポートタワー』って、なんか(そもそも)クリスマス色じゃん!!

クリスマスイベントというと、ついつい「もみの木(クリスマスツリー)」を立てることに意識がいってしまいますが、よくよく考えてみりゃクリスマスツリーなんて誰でも立てられる(どこのクリスマスマーケットでも立っている)わけで、一方で『クリスマスタワー』は『ポートタワー』を持っていないと実現できません。

そう考えると、「ポートタワー周辺で開催されるクリスマスマーケットに来られたお客さんが記念に立ち寄る場所」として(各地のクリスマスマーケットのシンボルタワーとして)『クリスマスタワー』を打ち出せば、他所と競合にならないどころか、他所のお客さんをゴッソリもらえるなぁと黒西野。

気がつけば「ポートタワーを『クリスマスタワー』として打ち出して、タワーの中に『もみの木の森』を作っちゃいましょうよ」と発言していました。
#二日酔いなのでテキトーです

シーズンイベントで他所が作ってくれたエネルギー(他所が頑張って集客をしてくれたお客さん)をゴッソリいただいちゃう『○○タワー』シリーズはかなり可能性があると思っていて、たとえば、ハロウィンのシーズンもどうせ各地でハロウィンイベントが開催されるから、その時はポートタワーを『ハロウィンタワー』にして、タワー内をゾンビに占拠させようと思いました。
#そこでプペルのハロウィンソングを流す

エネルギーを奪い合うのではなく、「エネルギーのおこぼれを全部いただく」が最終的に一番強い気がしていて、こちらはBBQ型イベントになりますので関西メンバーは全員協力してください。
BBQ型でブッちぎりましょう。

現場からは以上です。

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