おはようございます。
(1日平均7~8件の)お誘いの連絡に嫌気がさして、LINEの未読がついに500件を超えたキングコング西野です。
さて。
今日は「『ボトルジョージ』は、どうやって届ければいいんだろう?」というテーマでお話ししたいと思います。
結論めいたものは特に無くて、現在地の共有です。
デリバリー
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10月28日(土)に幕張メッセで開催する『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のチケットは、出演者を公表していない今の時点で(※というか当日まで公表するつもりがない)、8500枚が売れていて、チケット販売はそろそろ打ち止めとなるそう。
各ラジオ局で告知をしていただく段取りをとっていたのですが、「チケットが売れちゃったので、ラジオでの告知は無し」という(イベント屋としては)有難い状況となっています。
「配信チケットをどう売っていくか?」という新たな宿題を抱えているものの、スタートダッシュは大成功で、昨日の会議あたりから「券売」の話が減り、「コンテンツ(中身)」に関する話題が増えてまいりました。
ちなみに今日、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』関連のクラウドファンディングが一つ終わるのですが(※こちら→https://www.picture-book.jp/projects/halloween-lantern)、現時点で、同イベントのクラウドファンディングの支援総額は【4000万円】を超えていて、予算問題の方も着々と片付けていっております。
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舞台『テイラーバートン』は昨日お伝えしたとおり絶好調で、オンライン配信チケットの売上も「1万枚」の大台が見えてきました。
12月3日(日)には東京・お台場の映画館での上映会(※コチラはディレクターカット版)も控えていて、興行的にも、作品の役割的にも「勝ち」は確定していますが、まだまだ仕掛ける予定です。
そんな中、まだ「届け方」が見えていないのが短編アニメーション『ボトルジョージ』です。
難しいから、挑戦する意味がある
現在制作中の短編アニメーション『ボトルジョージ』の作品のクオリティーに関しては、もはや信用しかなくて、「このチームなら絶対にやりきってくれる」と信じきっています。
そこはもうお任せするとして、ここからの僕の仕事は「予算を作ること」と「届けること」の二つです。
予算作りに関しては、NFTやらクラウドファンディングやらの準備はしているものの、そこに全体重を乗せるのはあまりにも危険なので、「講演会で全国をまわる(※講演会の売上を全額ボトルジョージの制作費に充てる)」という演歌歌手のようなアプローチを続けております。
先日、川原卓巳さん(こんまりサンのプロデューサー)から、「あんまり誰も話さないというか、たぶん忘れちゃってると思うのですが、西野さんの強さって《話術》で、『最後の最後はマイク一本でいくらでも稼げる』という圧倒的な保険があるから、極端な勝負ができるんですよね」というお言葉をいただいたのですが、本当にそのとおりで、「予算が足りなくなったら、講演会のオファーを受ければいっか」ぐらいに思っています。
なので『ボトルジョージ』の予算に関しては、なんとかしますし、世界中のどこを探しても、「マイク一本」で、この規模の短編アニメーションの予算を作れる人間はいないので(誰も真似できないので)、そこそこ興奮しています。
本当に大変なのは「予算」ではなくて、「デリバリー」の方で、今のまま『ボトルジョージ』を作り上げてしまうと「海外の賞をいくつかいただいたけど、誰も知らない」という場所に着地してしまう可能性があります。
さて、どう届けるか?
舞台『テイラーバートン』は、キャストの皆様に事前に裏側を撮影することを承認いただいて、制作過程をガンガン共有することができ、「制作過程ネタ」もたくさんありました。
舞台『テイラーバートン』は稽古期間が僅か10日で、「制作過程の進みが速かった(※短期間で沸点に到達する)」というのも「制作過程の見応え」となり、オンライン配信に繋がっていたように思います。
#最たる例がブレイクキングダウン
過去、西野亮廣のドキュメンタリー映像を撮ろうとしてくださった猛者が数名いらっしゃったのですが、皆さん途中で断念されました。
その理由は「決着(ゴール)までが長すぎる」です。
コマ撮りアニメーションの制作過程はすこぶる面白いのですが、毎週のように新ネタを提供できるほどのスピード感はなく(※スタッフさんは四六時中、猛スピードで頑張ってくださってます!)、「はたして、どう(ライトファンへの)見応えを作ったものか…」と考えを巡らせている真っ只中でございます。
こんな可能性があるかも
まだアイデア段階なので、うまく言語化できる気がしませんが…一つだけ考えている「(制作過程の)魅せ方」があります。
その打ち手に無理矢理タイトルを付けるなら『ラジオのように届ける』といったところだと思うのですが、「素人目には遅々として進まない作業(※もう一度言いますがスタッフさんは猛スピードで頑張ってくださってます!)」を制作過程のメインディッシュにしてしまうと、「なかなか進まないなぁ…」という感想を持たれてしまいます。
なので、映像に重心を置く(映像に期待してもらう)のではなくて、「遅々として進まない作業」を背景に、ラジオのようにお喋りを届けて、「お話で人を集めて、ボトルジョージの制作過程を見てもらう」というのは、一つありそうです。
#天才みたいなコトを言っています
このやり方(副音声がメインディッシュ)だと「毎日10分」でも届けられます。
どうかしら?
とにもかくにも、『ボトルジョージ』の現在地は、こんなところでございます。
誰もやったことがないことなので、たくさん考えて、たくさん試していきたいと思います。
やるぞー🔥
現場からは以上です。
【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
10月28日(土)に幕張メッセで開催する大盆踊り大会『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の参加チケットはコチラ↓
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=698180
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