おはようございます。
「おはようございます」と言い切ることで、午前中の投稿だと錯覚させようと思っているキングコング西野です。
#二日酔いの巻き返しにかかっています
日曜日の今日は、仕事のお話をお休みして、今、ボンヤリと考えていることを、とくに着地点を設けずにダラダラと綴りたいと思います。
なので、尻すぼみになる可能性は極めて高いですが、怒らないでください。
武道館(サーカス)、ミュージカル、歌舞伎、武道館(キングコング)…という怒涛のアウトプットラッシュが落ち着き、『映画 えんとつ町のプペル ~復活のアイスベルク~(仮)』と絵本&ショートアニメ『ボトルジョージ』の制作が本格的に始まっております。
街づくりや、宿づくりや、DAOプロジェクトや、サロンメンバーの関さんが手掛けられるプペルバレエのお手伝いなどがあるものの、次に「西野亮廣最新作」と呼べるようなものを発表できるのは、2年後か3年後か。
それまではアトリエに籠ります。
そうそう。『ボトルジョージ』について、少しお話ししておいた方がいいですね。
ストーリーは先日のサロン記事で共有させていただきましたが、この1ヶ月ぐらいで大きくテコ入れをして、「酒に溺れた(殻に閉じこもった)男」の物語から、「仕事に取り憑かれた男」の物語にしました。
お気づきかもしれませんが、プペル同様、『ボトルジョージ』も僕自身の物語です。
#二日酔いの日に言うとやけに説得力があります
幸い、僕はシンプルに酒に溺れているだけの酒飲みで、自暴自棄になって酒に溺れているわけではありませんが、「今の仕事を全て失っても、自暴自棄にはならない」と言い切れるほどのバランス感覚は持ち合わせておりません。
高校を卒業してから今まで仕事一本で走って来ちゃったので、仕事への依存度はかなり高いように思います。
僕は今41歳ですが、ここに至るまでに、きっと色んなものを見落としてきただろうし、見ないようにしてきました。
『ボトルジョージ』は、そんな男の物語です。
今、こうしてお話をしながら、「はやく届けたいなぁ」と思っちゃってる時点で、仕事病なのでしょう。
#こりゃ治らない
#治そうとも思っていない
話を戻します。
今日もアトリエに籠って、脚本を練り練り。
「創作の日々が、また始まったなぁ」と頭を掻いています。
作業が前に進んで感動する瞬間もありますが、ほとんどの時間は「ため息」で埋まっています。
こんな毎日をかれこれ20年以上続けているわけですが、その中で分かったことは、「辿り着くことはない」ということ。
目指していたゴールにはゴールテープなどはなく、そこからまた次のレースが始まっていて、また追われるように生き始めることになります。
「欲」は日増しに大きくなり、その欲を満たす難易度も日増しに上がっていきます。
「欲」というか、「飢え」に近い。
昔、ロザンの菅さんから「西野は海水を飲んでいる」と言われたのですが、まさに。
飲んでも飲んでも喉がカラカラでございます。
面倒な身体をブラ下げているなぁと思いつつ、かといって他の人と交換できるわけでもないので、付き合い続けるしかありません。
最近の息抜きは、バトンを渡した後輩達の挑戦を見届けることと、フットサルで子供達とジャレることぐらいでしょうか。
ささやかな息抜きではありますが、そこそこニヤニヤさせてもらっています。
さて。
時間が来たので、そろそろアトリエに戻ります。
明日から、また1週間が始まりますね。
皆さんも、行きたくない現場や、ムカつく上司や、なかなか解決しない悩み等々、いろいろあると思いますが、お互い頑張っていきましょう。
それでは、素敵な夜をお過ごしください。
西野亮廣(キングコング)
【追伸】
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