中年の日記をお届け

投稿日:2022.06.26 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。





日曜日の今日は仕事のゴリゴリ話を一旦お休みして、中年の日記をお届けしたいと思います。

ニューヨークから帰ってきて、そのまま宮崎に飛びました。
「西野亮廣講演会」でございます。
#この日記は宮崎のホテルから

お客様から時間とお金を頂戴している手前、この表現が合っているのかどうか分かりませんが、講演会(ステージに立つ仕事)は、僕にとってはストレッチや深呼吸のようなもので、これがあることで身体が整っていたりします。

アトリエに籠り続ける毎日は、それなりにストレスがかかっているのでしょう。

昨日も講演後にはすっかり清々しい気持ちになっていて、エネルギーを与えてもらっているのはむしろ僕の方。
なんだか申し訳ないなぁと思ったり、主催者さんや、お客さんに感謝したり。

とにもかくにもリフレッシュさせていただいた1日でございました。
次は沖縄かな? 頑張ります。

さて。

思うようにいくコトもあれば、思うようにはいかないコトもあります。

昨日は、「プペルバレエ」の主催の関さんから、「プペルバレエ」の10月の公演を延期する報告をいただきました。
7月3日の発表会(バレエ教室の発表会)は予定通りおこなうそうですが、10月に予定していた「プロ公演(本気のやつ!)」は延期されるそうです。

「今の体制のままプロ公演をおこなうと事故っちゃうから」というのが延期の理由です。

当然、関さんの中には悔しさも、不甲斐なさもあると思いますが、個人的にはすごくイイ判断だと思います。

ぶっちゃけた話をすると…

作品の背骨たる「脚本」や「デザイン」を“お願いしやすい友達”に頼んじゃったり(これは関さんの本当にダメなところ!時間とお金が余計にかかるので、ここは注意し、改善していただきました)、
以前あった「オーケストラ収録が見学できるイベント」にしても、今回の「発表会」にしても、チケットの発売が“イベント直前”になってしまっていたり(こちらは注意しても改善できていない)。

それらは「ミス」とかそういったレベルではなくて、「“興行”ができるチームになっていない(戦える身体になっていない)」というレベルだったので、今回は止めて大正解。

あの規模の興行を成り立たせるのに必要なのは、「仲良しこよしの素人」ではなく、「知識と経験を持ったプロ」で、まずは、そういう人を集めないと(土台をキチンと作らないと)、出演者やお客さんや作品を必ず痛めつけてしまいます。
そんな未来は誰も望んでいません。

「無免許で車を運転する」
「お酒を呑んで車を運転する」
「船底に穴が空いた船で航海に出る」

これらは「挑戦」とは呼びません。
これらを実行してしまう人の名は「挑戦者」ではなく、「加害者」です。

僕は、関さんには正しく「挑戦者」になって欲しいし、その背中を仲間や、子供達に見せて欲しいです。

なので、今回の判断は、すっごくすっごく素敵だと思いました😁

これまで以上に応援したくなりました。

まずは…
7月3日の発表会をキチンとやりきる!
そして、
(関さんは妊婦さんなので)元気な赤ちゃんを産む!

この二つをしっかりやっていただきたいです。

ブレーキを踏む勇気と、聞く耳と、元気さえあれば、いくらでも巻き返せるので、必要以上にクヨクヨせずに、リーダーらしく胸を張って、山あり谷ありの冒険を続けてください。

さて。。

そろそろ東京に戻ります。
僕も頑張らなくちゃ。

世界中の全ての挑戦が最後には上手くいきますように。

それでは、素敵な日曜日を。

西野亮廣(キングコング)

【追伸】

https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

https://www.youtube.com/watch?v=yEVEKekvbFo

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