おはようございます。
声が1ミリも出ない満身創痍の中、命からがら書いたサロン記事が投稿寸前で突然消えたので、これからFacebook本社に乗り込んでやろうと思っているキングコング西野です。
#いいから寝ろ
リベンジ投稿でございます🔥
今日は、記事が消えた怒りにまかせて「スケジュールを空けるのも仕事」というテーマでお話したいと思いますっ!!!
ブロードウェイ戦が前に進んでいます。
昨日の記事でも書かせていただきましたがミュージカル『えんとつ町のプペル@NY』のリーディング公演に来てくれたブロードウェイのプロデューサーが、作品と僕のことをえらく気に入ってくれて、昨日、さっそくミーティングがありました。
僕が帰った後も、夜9時頃から再びスタッフと会ってくれて、スタッフと共に契約書の見直しを3時間も付き合ってくれたそう。
ブロードウェイの“姉さん”でございます。
#ブロ姉
昨日、そんな彼女から「私に望むことは?」と質問された時に、「強い仲間が欲しい!」と即答したのですが、それも動いてくれて、早速、MARVELの衣装デザイナーさんと、ミュージカル『ムーラン・ルージュ』の美術デザイナーさんとのミーティングがそれぞれ決まりました。
衣装デザイナーさんとのミーティングはなんと今夜。
動き出すと何もかもが速いです。
さて。
世界中から引く手あまたのトップクリエイターさん達がサクサクとスケジュールを調整し、僕がニューヨークに滞在している間にミーティングをセッティングしてくださったわけですが、僕らが、ここから学ぶことはたぶん大きくて、今日はこのあたりを深掘りしたいと思います。
村人として生きる為に。
僕らのブロードウェイ戦が始まったのは、今から2年ほど前だったでしょうか。
実際にコッチで活動をしてみて、一番最初に驚いたのは「ブロードウェイが“思っていた以上に”村社会だった」ということ。
日本の芸能界よりも遥かに小さな村でした。
ここで生きるには、もちろん実力や才能が必要なのですが、それと同じくらい(いや、それ以上に)「誰と繋がっているか?」「スタッフに誰が入っているか?」が大事で、まるで日本の田舎のよう。
まだ日本の芸能界の方が「自力でいける道」がある。
それこそキングコングが「テレビは苦手っす」とネタにしながらも活動できているように。
繰り返しますが、ブロードウェイは“思っている以上に村社会”なので、「人との繋がり」がとても大切なので、こっちの人達は皆、「『出会い』にコストを払う」という意識が日本人よりも遥かに高い。
先の衣装デザイナーさんや美術デザイナーさんにしてもそう。
ひるがえって、僕ら日本人はどうでしょう?
今回は「何かあるかもしれないから」と思って、“たまたま”予備日を設けていたから、彼らとのミーティングをセッティングできましたが、たまたま予備日を用意していなかったら、このチャンスが消えていたわけで。。
ちょっとゾッとしますね。
特に、僕のような日本の芸人は、もともと白紙スケジュールから始まって、スケジュールを黒くすることに安心感を覚え、スケジュールが白くなることに恐怖を覚えてしまう身体に仕上がっているので、スケジュールの白を極端に嫌う傾向があります。
#僕はそうでもないですが
中には「仕事内容」よりも、「スケジュールを黒くすること」を目的とする芸人すらいます。
ただ、それだと「上のステージに連れていってくれる人との出会い」を作る時間が無いので、成長がそこで止まってしまって、遠くまで行くことができない。
それどころか「スケジュールを埋めてしまっていることでチャンスを取りこぼしていること」に気がついてすらいない。
これは由々しき問題です。
それでも(出会いにコストを払う意識が低くても)これまで誤魔化し誤魔化しやってこれたのは、日本の芸能界がそこまで村社会じゃなかった(自力でなんとかなる世界だった)から。
ただ、そのスタンスだとブロードウェイでは通用しない(かどうかは分からないけど、極めて難しい)。
さて。
今回の記事の題材は「ブロードウェイ」ですが、これは「ブロードウェイの生存戦略」というよりも、「村社会の生存戦略」です。
ここから僕らは(あなたも!)、機能で差別化を図ることができない時代(人検索時代)を生きるわけで、つまるところ、泣いても笑っても「村社会」を生きることになります。
商品もサービスも、そして仕事相手も、「機能」ではなく、「人」で選ぶことになる。
その時に「出会いにコストをかけない」は自殺行為もいいところで、このあたりは、ブロードウェイやハリウッドといった超村社会を生きる人達のスタンスから色々と学んだ方が良さそうです。
ニューヨークは今、夕方の17時半。
声が1ミリも出ませんが、今日はこれから衣装デザイナーさんと会ってきます。
出会わないと始まらないんです。
現場からは以上です。
【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
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