おはようございます。
締切に追われている時に限って、猫がドジする動画を観てしまうキングコング西野です。
#猫がドジする時の真顔にキュンです
さて。
今日は『丁寧な総力戦で勝ちに行く』というテーマでお話ししたいと思います。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の広告戦略の話ですわ!
まずは「負けない戦い」をデザインする
今朝のVoicy(https://r.voicy.jp/MLmP5bkz9z7)でお話ししたとおり、昨日、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の宣伝会議がありました。
通常、宣伝会議は、もう少し後(公開日の目処が立ったあたり)からスタートするものだと思うのですが、破天荒に見せかけて誰よりも手堅い男・世界のNISHINOはそれを許さず、「かなり早い段階から仕込んで、まずは『確実にコケない』というところまで持っていきましょう」と号令をかけます。
これは、他のお仕事でも言えることだと思うのですが、基本的に(例外もありますが)作品・商品・サービスの結果は『大ゴケ』『小ゴケ』『小ヒット』『大ヒット』の4つに分かれます。
このうち『大ゴケ』と『小ゴケ』に関しては、「事前準備」である程度潰せると思っていて、この「事前準備」をせずに、勝負事を「博打」にしてしまうのが素人です。
勝負は「運」も大いに絡んできますから、まずは、たとえ「運」に恵まれなくても、コケない準備をしておくことが大事です。
映画(観客動員数ゲーム)の場合の「事前準備」はシンプルに『足し算』だと思っていて、具体的に言うと、「公開日までに前売り券をメチャクチャ売っておく」です。
前回もやりましたが、「『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』を観たい子供達(子供施設)に、チケットをプレゼントする(チケットギフト)」を今回もやろうと思っていて、第一目標は『5万枚(大ゴケを無くす)』がいいところだなぁと思っています。
さて。
「どういう形で子供達に映画のチケットを贈るか?」ですが、この2~3か月、サロンを追いかけてくださっている方なら、すでにお気づきだと思いますが、「子供達に映画をプレゼント(支援)したことを証明してくれるNFT」が良さそう。
絵本支援のNFTと規格を合わせて、『記念コイン』型のデザインのNFTです。
#プペルかモフの横顔が良いかも
こちらに関しては販売方法が「①普通にopenseaで売る」と「②ウォレットを持っている人を対象にECサイトで(日本円)売って、いろいろやりとりをさせていただいて、NFTをお送りする」の2パターンがあるなぁと思っています。
イーサリアムの価格が上がったり下がったりすることを考えると、案外②でもいいのかなぁと。
#SBTなら尚更
僕自身、まだ正解が見えていないので、このあたりはDAO村の皆さんで一度議論してみてください。
とにもかくにも、「映画公開までに、チケットギフトを5万枚(あくまで第一目標)準備して、大ゴケを無くす」というのが一点。
「宣伝アカウント」をまとめる
次に、映画の「宣伝アカウント(公式Twitter)」の話をします。
コチラが『映画 えんとつ町のプペル』の公式Twitterです↓
https://twitter.com/poupellemovie
#フォローしておいてください
見ていただけると分かるのですが、最後の投稿が「2022年2月3日」となっています。
その理由は「映画の公開や、DVDの発売に関するお知らせが無くなった」と、「宣伝会社さんとの契約が終了した」の二点です。
また、次回作の公開が近づけば、宣伝会社さんと契約を結んで、公式Twitterも再開するわけですが、これは『映画 えんとつ町のプペル』に限った話ではなく、「宣伝の時だけ動いている宣伝アカウントに宣伝力なんてある?」という疑問があります。
「CMしか流れないテレビ」なんて誰も観ないわけで。
大切なのは、宣伝期間が終わった後も(次回作の宣伝期間まで)宣伝アカウントを止めないことで、だけど、それをやるには「アカウントを動かし続けるスタッフの人件費」と、何より「ネタ」が必要なんですね。
「宣伝アカウントを続ける」も何も、皆、呟くネタが無いんです。
ただ、ここは『えんとつ町のプペル』の主戦場だと思っていて、それこそ今だとミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演が盛り上がっていて、毎日新ネタが発生している。
今、『映画 えんとつ町のプペル』の公式アカウントや、ミュージカル『えんとつ町のプペル』(USA)の公式アカウントや、ミュージカル『えんとつ町のプペル』(大阪)の公式アカウント…などなど、プペルの公式アカウントが乱立していますが、どのアカウントも抱えている問題は、「公開期間(公演期間)外は、それほどネタが無い」なので、ならば、いっそのこと一まとめにしてしまって、お互いのネタで間を埋めて、お客さんを楽しませ続けた方がイイ。
今、『映画 えんとつ町のプペル』の公式アカウントには約2万5000人のフォロワーがいるのですが、それこそミュージカルの大阪公演の宣伝なんて、こっちでやった方がイイ。
他にも、たとえば岐阜県で『えんとつ町のプペル』のプラネタリウムイベントをやる時などは、「【公式】えんとつ町のプペル プラネタリウム@岐阜」みたいなアカウントをゼロから作らず(※そんなの作っても、フォロワーを集めている間にイベントが終わるのがオチ)、一まとめにした「【公式】『えんとつ町のプペル』」のアカウントから「今度、岐阜で、こんなイベントがありますよー」と呟いた方が、よっぽど宣伝になる。
#CHIMNEYCOFFEEのツイートをRTしたりも
そして、そうして映画公開期間外の間を埋めることが(アカウントを育てることが)、結果的に、映画の宣伝にもなる。
少なくとも、CHIMNEYTOWN USAのTwitterの公式アカウント(Chimneyグループが管理しているアカウント)は閉じて、CHIMNEYTOWN USAのTwitterの公式アカウントを運営しているスタッフが『【公式】えんとつ町のプペル』にログインできるようにして、互いの活動が互いの宣伝になるようにした方が良さそうです。
#セトちゃんナナちゃん宜しく
『えんとつ町のプペル』の強みは、「年がら年中どこかで関連イベントがおこなわれている」ということなので、これは他の作品には無い強みなので活かしていきましょう。
映画に関するツイートの次のツイートがプペルミュージカルに関するツイートで、その次のツイートがプペルNFTに関するツイートで、その次のツイートがプペルバレエ…みたいな感じだと楽しいじゃん😁
そんな感じで、これからも『えんとつ町のプペル』ならではの戦い方を丁寧に選んで、じっくりコトコトと、まずは「確実に負けない戦い」まで持っていこうと思います。
力と知恵を貸してください。
現場からは以上です。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
※ミュージカルの大阪公演の稽古の様子。ベラール様がとってもキュートで素敵です↓
https://vimeo.com/769290281/6fdcd77fe3