現在地(「問題点」と「前に進んだこと」)の共有

投稿日:2023.11.17 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。




おはようございます。
喉を痛めているのに「若い頃のキムタクとTOKIOの長瀬君よりカッコイイ人間はいないだろっ!」と無駄に叫んでしまったキングコング西野です。

さて。
ニューヨークなう。

昨日、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の「リーディング公演(関係者向けの本読み公演)」が終わり、それを受けて今日はクリエイティブスタッフとのミーティング(会食を入れて10時間)が終わりました。

ここ数ヶ月、徹夜上等で仕事を続け、日本を発つ前にも“日本でやらなきゃいけない仕事”を固めて(週5ペースで講演会)、そのままニューヨークに飛んできて、息つく暇もなく働き詰めたので、流石に今は声が1ミリも出ません。

明日はVoicyをお休みするかもしれませんが、体調不良などではなく(風邪などではなく)、ただただ単純に喉を使いすぎて声が出ないだけなので、ご心配なく。
身体はとっても元気です。目(角膜炎)も治った!

そんな感じで喉の体力的にはギリギリの状態で戦っているブロードウェイ戦ですが、大きな動きがあったので、現在地(「問題点」と「前に進んだこと」)を正直に共有させていただきます
 
 

問題点
 

まずは問題点から。

今回から(次のプロデューサーが見つかるまでの期間限定で)プロデューサー業を引き継いだのですが、「『間に入っている人(まだ関係が続いているので具体名は伏せさせてください)』が、金銭的にも、スピード感的にも、なかなか厄介だ」ということが分かりました。

「そもそも、なんで、そんな厄介な人と組んじゃったの?」という疑問が出てくると思うのですが、考えられる要因は二つで、「これまでゴリゴリの交渉を続けてこなかったので、ナメられている」という可能性と、「もともと厄介な人だった」という可能性。

いずれにしても、もともと右も左も分からない状態(相場が分からない状態)からスタートしたチームなので、前任のプロデユーサーを責める気にはなれません。
責めたところで何かが解決するわけでもないし。

大切なのは「ここからどうするか?」で、キチンと話し合って(切るとこは切って)、話を前に進めたいと思います。

日本だと僕に対して、その感じで“ふっかけてくる人”がもういないので(若い頃は全然いた!)、久しぶりに燃えています。
「お前、ふっかける相手を間違えてるぞ」という黒西野モードでございます。

ここから力づくで何とかするので、ご心配なく。#得意です
何なら、このタイミングで僕がプロデューサーになって良かったです。

そして、そんなことが些細な問題に思えてしまうほど、大きく前進したことがあったので、こちらも共有させてください。
 
 

大きな出会い
 

今回、大きな大きな出会いがありました。

リーディング公演に来てくれたブロードウェイの大物プロデューサー兼investor(投資家)の女性との出会いです。

彼女は、リーディング公演終了後に僕のところに飛んできて、何度も何度も「感動したっ!」と熱量高めに気持ちを伝えてくれて、その場で、ミーティングのスケジュールを押さえてくれて、今日、わざわざスタジオまで来てくださいました。

昨日のリーディング公演終わりから、今日までの間に、僕のことを検索し倒したらしく、YouTubeにアップしているミュージカル『えんとつ町のプペル』(東京公演)も観てくださったそう。
#大物は本当にマメ
#ドバイの王様もそうだった

スタジオ前にあるスタバに行き、そこから1時間ほど質問攻めに遭う西野。

もし今後、彼女と仕事をすることになった時に、仕事をスタートさせてから理念のズレがあるといけないので(#エントリーマネジメント)、「正直に答えることで、この関係が切れてしまうのなら、それはそれでいいや」と、聞かれた質問に対しては全て正直に答えました。

・ディズニーをリスペクトしているけれど、負けるつもりが無いということ。
・ブロードウェイ作品を一通り観たけど、「勝てない」とは1ミリも思えなかったこと。
・「主役を観に行くエンタメ」ではなくて、「主役になれるエンタメ」に興味があること。
・21世紀の課題は「暇」であるので、人々の「役割」を作ることがとっても大事で、僕は人々の「役割」をエンターテイメントで作ろうと思っていること。
・自分の偏愛と、チームの力を信じていること。

あとは何を喋ったっけな?
ちょっと忘れちゃったけれど、全ての質問に対して、全て正直に答えました。

ブロードウェイで作品を作っている彼女に対して、「ブロードウェイ作品を一通り観たんだけど、『勝てない』とは1ミリも思えなかったんだよ」なんて、喧嘩が始まってもおかしくないところですが、「あなたを見ていると、あなたの言っていることが嘘やハッタリじゃないことがよく分かる!」と優しく受け止めてくださいました。

彼女の質問と受け止め方は徹頭徹尾クリティカル&クリエイティブで、「なんで、ゴミ人間なの?」という質問に対して、「皆が捨てたもの(夢)を持ってるからだよ」と答えた時には、二人で立ち上がってハイタッチをしました。
#スタバだぞ
#静かにしろ

「私に何か望みはある?」と神龍(シェンロン)みたいなことを聞かれたので、「強いチームを作りたいので、スタッフを紹介してくれ。当然、あなたもチームに入ってくれ」と伝えました。
そんなこんなで、来月にまた2〜3日だけニューヨークに飛ぶことになりそうです。

彼女は1月の公演の後のスケジュールも親身になって考えてくれて、昼間にスタバでお茶をしたばかりなのに、夜(22時頃)に、ウチのスタッフを招集して、さっそく作戦会議をスタートさせてくれたみたい。

僕らにとっては、とても大きな出会いとなりました。
こういう一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思います。

ニューヨークは今、夜中の24時30分。
明日・明後日と映画のイベントが入っています。
18日の『映画 えんとつ町のプペル』の上映会はチケットが SOLD OUT。裏で動いてくださっているスタッフさんに感謝だな。
はやく喉を治さないとな。

仕事はまだまだ片付きませんが、こんな景色を手放すわけにはいきません。
今日はもう少しだけ頑張ります。

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
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【ライブ初披露の楽曲で『レコード大賞』を受賞したぐらい泣く人】
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