おはようございます。
5作連続で新刊の発行部数が10万部を突破している奇跡の作家こと西野亮廣です。
昨日から、渋谷ヒカリエ8階にて、『えんとつ町のプペル美術館』に納品予定の巨大シャドーボックス作りがスタートしました。
皆、好きな時間に来て、好きな時間(他の用事がある時間)に帰っていく感じが、文化祭っぽくて、なんかメチャクチャ楽しかったです。
僕の生命線たる缶ビール&缶ハイボールの差し入れも大量にいただきました。
本当にありがとうございます。
約5日間にわたって繰り広げられる『巨大シャドーボックス作り』ですが、後半の日程の人にも仕事を残しておかなければならないので、そこそこダラダラやっておりまして、ナンジャカンジャで時間割のほとんどを『えんとつ町のプペル美術館』にブチ込むコンテンツ会議に費やしました。
ありがたいことに、昨日は、お母さんスタッフも多く、お母さん目線からの「こんなのがあったら楽しい」をいただけたので、かなり有意義な会議になりました。
『えんとつ町のプペル美術館』プロジェクトは、サロンメンバーの皆と進めていきたいので、昨日の会議の内容を共有しておきます。
勇気をふりしぼって『えんとつ町』と『えんとつ町のプペル美術館』を棲み分ける
当初、『えんとつ町のプペル美術館』は、美術館とは名ばかりで『えんとつ町』を作る予定でした。作品を展示するのではなく、作品の中を歩けるように、町並みや、そこ(プペル美術館)に住む人々の営みが作品になればいいなぁ、と。
ところが、「西野が美術館を作るなら、その近くの土地を買って、僕も『えんとつ町っぽい建物』を作る」とサロンメンバーや、地元の友達から手があがり、現在、『えんとつ町のプペル美術館』の建設予定地界隈の土地が、もの凄い勢いで売れています。
ついには、「えんとつ町のプペル美術館の近くの山を買う!」という変態まで現れる始末。
皆、口を揃えて言うのが、「だって、変なやつに土地を買われて、変な建物を建てられて、景観を壊されたら嫌だもん。西野が作ろうとしている『えんとつ町』を皆で作ろうよ」です。
泣けます。いや、もう泣いてます。
『えんとつ町のプペル美術館』を『えんとつ町』にする予定でしたが(表現がややこしくてスミマセン!)、皆がスクラムを組んで『えんとつ町のプペル美術館』のまわりに、『えんとつ町』を作りにいってくれているので、僕が『えんとつ町のプペル美術館』用に押さえている土地(1000㎡)は、もう純粋に『美術館(チルドレンズミュージアム)』に特化してもいいのかなぁ、という雰囲気になってきました。
【例】
・当初、美術館に入れる予定だったスナック『Candy(えんとつ町店)』は、美術館から徒歩2分の物件をおさえたサロンメンバーのMさんにお任せする。
・当初、美術館の中に建設する予定だった宿泊施設は、美術館から徒歩1分の物件をおさえたサロンメンバーのⅠさんにお任せする。
美術館のメインコンテンツの一つは…
当初、美術館に入れる予定だったコンテンツをお任せする(美術館の土地の外に出す)ことで、スペースが生まれます。
というわけで、その土地を贅沢に使って、『えんとつ町のプペル美術館』のコンテンツの一つとして、「巨大ボールプール」を作ろうと思います。
「ボールプール」といってもモチーフにしているのは、海や川や湖ではなく、『プペルが銀色のペンダントを探していたゴミ処理場』です。
当然、ボールの色は茶色や黒や紫色や深緑色といった『ゴミ色』
天井からは、絵本のワンシーンよろしく、ダウンライトが射し込んでいると最高ですね。
『えんとつ町のプペル美術館』のボールプールの天井には巨大なプペルの顔を作ろうと思って、プペルの口のバケツにボール(ゴミ)を投げ込んで、バケツのボールが一杯になったタイミングで、バシャーーーン!とバケツをひっくり返してやろうかと思います。
ここで流れる音楽もキチンと作り込みたいな。
話を進めれば進めるほど「どこが美術館やねん」になるのですが、一応、奥の方に僕の絵本の原画などを全点展示する館を作るので、ご勘弁を。
個人的には「美術館」よりも「世界観を作り込んだアスレチック」に興味があります(*^^*)
今、美術館の目の前の物件が空いています(まだ、人は住んでいますよ)。
興味がある方は、ご一報ください。
『えんとつ町のプペル美術館を作りたい!』
https://cf.fany.lol/projects/103