ただの日記

日曜日の今日は仕事のゴリゴリしたお話しはお休みして、ただの日記をお届けします。
御容赦ください。

サロン記事の更新が大幅に遅れてしまってすみません。
ブッ倒れてました。
病気で倒れたわけではなく、シンプルに寝ていただけなので、ご安心を。

 

祭りのあと
 

世紀の盆踊り大会『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』が終わりました。

昨日来れなかった方は、川原卓巳さんのFacebookで客席から撮影した動画がアップされているので、そちらで祭りの雰囲気を御確認ください。

(※川原さんのFacebookはコチラ→https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=24155028840778216&id=100000933102699)

あらゆる世界観を混ぜ込ぜにできる「ハロウィン」というコンテンツの強さ。

場の中心がカリスマではない(人気アーティストで集客するわけではない)「盆踊り」の強さ。

面白いコンテンツをまるっと飲み込んで栄養にしてしまう「バンドザウルス(恐竜)」の強さ。

そして、「えんとつ町」の強さ。

そこに、「演出」と「最新テクノロジー」と「コミュニティー」の力が加わり、世界中のどこを探しても見当たらない、すべてが規格外の大イベントが出来上がりました。

凄かったな。

子供から爺ちゃん婆ちゃんまで、全員が笑顔で踊り狂っていて、迷子になっちゃった子供のお父さんを全員で探して、素人おじさんダンサーズ達が緊張しながらも一生懸命踊っていて(カッコ良かった！)、夢みたいな世界だった。

キャストは200名以上。
スタッフは千人ぐらいいたのかな。

全員野球で挑み、終演後は全員揃いも揃って満身創痍でブッ倒れてました(笑)

お客さんを含めて、あれだけの大人がハッピーエンドのファンタジー目掛けて汗を流してたことに、感謝と感動しかなくて、ここが生きるに値する世界だということを確信しました。

このエンターテイメントを創り上げることに力を貸してくださったサロンメンバーの皆様に心から感謝します。

 

エンターテイメント一丁目一番地で生きる
 

子供の頃。

家の近所のスーパー(ダイエー)の駐車場にプロレスの巡業が来たんです。
#映画えんとつ町のプペルの舞台挨拶で喋った話

いつも見ている駐車場から、ある日突然、車が消えて、そこにプロレスリングが組まれ、そのまわりに、たくさんパイプ椅子が並べられて…

「プロレス」が何なのか分かっていなかった僕でも、今からこの場所で、とても大きなエネルギーを宿した催しが始まることは分かりました。

日が沈む頃、駐車場のフェンスにブルーシートが張られて。

結局(お金を持っていない)僕は「プロレス」を観ることはできなかったのですが、ブルーシートが張られたフェンスに耳をあてて、目を閉じて、中の様子を想像しました。

ドターン、バターンという音と共に、大きく、野太い歓声が上がります。

家に帰って、布団の中に入っても、その音が頭の中でグルグルまわって、まるで消えない。

それは、僕が生まれて初めて聴いたエンターテイメントの音でした。

あの夜、ブルーシートが張られたフェンスの中は、どんな景色だったのだろう？
どんな演出だったのだろう？
どんな照明だったのだろう？

田舎町の駐車場でおこなわれるエンターテイメントですから、今考えると、たいしたこと無かったと思うんです。

だけど、それを確認することが叶わなかったので、僕の想像(あのフェンスの中でおこなわれたエンターテイメント)は自分の実力に合わせて大きくなり、今も僕の目標になっています。

川西の駐車場で聴いたエンタメの音。
原付のメットインに毛布を詰め込んで、彼女と川西の山の上に登って、二人で見た『獅子座流星群』。

この2つが、僕のエンタメの原体験です。

あの時、あの音を聴いていなかったら、
あの時、流星群を見ていなかったら、まったく違う人生を歩んでいたと思います

昨日、えんとつ町には本当にたくさんの子供がいました。
#2000人以上

あの子達は、あの世紀の盆踊り大会に何を見たのだろう？
「僕も、こんなエンターテイメントをつくりたい」と思った子はいただろうか？

泣いても笑っても、僕もそのうち確実に死ぬので、昨日の『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』に参加してくれた子達(出演者を含む)が、あの祭りをキッカケに、また新しいエンターテイメントを作ってくれたらいいな。

今日はこれから『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のオンライン配信の編集作業。
子供達の胸がバクバクするような、大人が子供になるような映像作品を作ろうと思います。

※オンライン配信チケットはコチラから→ https://l-tike.zaiko.io/e/odoruhalloween

今日もエンタメ一丁目一番地で生きています。
この役目を与えてくださっている皆様に心から感謝し、エンターテイメントのトップチームの責任を果たします。

いつも本当にありがとうございます。

また、やろうね

西野亮廣(キングコング)

【追伸①】
「 https://salon.jp/nishino 」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
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【「夢幻鉄道」（BAND SAURUS ver.）】
https://www.youtube.com/watch?v=ZMEWW6vgL_8

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