おはようございます。
ひたすら「チェック柄」を考えているキングコング西野です。
#詳しくは昨日の記事で
さて。
今日は「『仕組み』が作れなかったら負け!」というテーマでお話ししたいと思います。
さっそく本題です。
「仕組み」が無い
ミュージカル『えんとつ町のプペル』(ニューヨーク版)に今朝、大きな動きがありました。
先月のニューヨーク遠征で顔合わせミーティングをしたディレクターと作曲家が、二人とも僕らのチームに参画することが、ほぼほぼ決定しました。
#同意はいただいたので後は契約書を結ぶだけ
この二人を口説くことが前回の遠征の最大のミッションだったので、ホッと一息…と同時に、名前がある二人の参画によって、投資の集まりも確実に大きくなる(プロジェクトの規模も大きくなる)ので更に気合いを入れていかなアカンです。
そんな中、「仕組み」についてのお話です。
2~3ヶ月前のサロン記事にも書かせていただいたのですが……今回、ブロードウェイ村の扉を自分達で開いたことによって、ブロードウェイ村のキーマンとの繋がりやら、ブロードウェイ村での立ち振舞い(ルール)やらを、自分達の身体に落とし込むことができました。
この知見を活かして、「日本からブロードウェイに進出しようとしているカンパニーのサポート業務をCHIMNEY TOWNでやってみるのはどうか?」と思ったのですが、「それは仕組み化できないと思う…」と代表の柳澤。
「西野亮廣のマンパワー(驚異の人たらし術)で、引き寄せたスタッフやチャンスがほとんどで、現時点での成功(もちろん目標はもっと上です!)は、極めて俗人的なものである」と。
自分が現地で走り回っているからこれはもう納得で、プロデューサーのミーガン・アンの戦略も当初から「AKIを真ん中に置いたら、ブロードウェイのトップクリエイターや投資家を集められる!」といったものでした。
サポートする方法が一つあるとするのであれば、「サポート」ではなくて、僕自身がそのプロジェクトの中枢メンバーとして入り、「何故、この作品をブロードウェイに届けたいのか?」を自分の言葉で(自分の作品として)語れるようになるまでコミットする…ぐらい。
そうすれば、少なくとも今一緒に汗を流しているプロデューサーやPR担当やクリエイターや投資家を「リーディング公演」に招くことができる。
問題は、「僕がそこまでしてコミットしたくなるような作品があるのか?」という部分で、「仕事として請けます」では難しかったりします。
「ブロードウェイ進出のサポートの仕組み化」は、あまり現実的ではなさそう。
一方で、「お客さんが入り続ける仕組み」は、本気で考え抜いたら(&テストしまくったら)、可能性はありそうな気がしています。
「英語が話せない人がブロードウェイに行ったら、とりあえず(ストーリーを知っている)『ライオンキング』を見る」みたいな。
「簡単ではないけれど、不可能ではない」というのは、お客さんが入り続ける仕組み作りかなぁと思います。
それでいうと、おそらく僕の見立てだと、ミュージカル『えんとつ町のプペル』は、このまま行けばニューヨークの劇場で上演されると思うんです。
#明らかにスタッフはそういう座組みだし
#劇場オーナーも歓迎ムードなので
問題は「公演をおこなっても、すぐに終わってしまう」という可能性を現時点では潰しきれていないこと。
今は「うまくハマって、長く続けばいいな」という『祈り』しかなくて、長く続く『仕組み』を用意できていない。
このままいくと十中八九負ける(日本では多少ニュースにはなるけれど、その程度)と思います。
「どうすればブロードウェイで、お客さんが入り続ける仕組みを作れるのか?」
ここが僕らの課題です。
来夏の日本公演はどうだ?
来夏におこなわれるファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』(KAAT 神奈川芸術劇場)は、第一弾チケット(2025年8月9日~11日分)は無事に完売し、そろそろ第二弾チケット(2025年8月13日~17日分)の準備に入ります。
第二弾チケットを売り切ったら、ファーストウェーブが効いてくるので、オフラインチケット(3万枚)に関しては“ほぼほぼ”勝ちが確定かなぁと思っております。
来春ぐらいからはオンラインチケットの販売に力を入れ、最終的には「5万人」の動員を目指します。
その「オンラインチケットを売る仕組み」についてサロンメンバーの皆さんにガッツリ共有しておきたいのですが、今、僕がボンヤリと考えているのは「オンライン配信特典」で、こちらに関しては「10台のカメラで撮る」やら「副音声」以外に、「『えんとつ町のプペル』のエピソード・ゼロを楽曲で届ける」ということを考えておりまして、「オンライン配信でしか聴けない楽曲」を“オールキャスト”で歌おうかなぁと思っています。
こんなイメージ↓
https://youtu.be/o2PEvW14ZY8
先週か先々週のサロン記事にも書きましたが『グリンゴからの手紙』という曲がそれ。
「問題はこの曲の存在をどう知ってもらうか?」なのですが、「密着ドキュメンタリーで楽曲製作の様子を流す」「会場ロビーで『特典映像』のダイジェストを流す」以外に、「全員に配るパンフレットに歌詞を全部載せる(最後にオンラインチケットのQRコードを載せる)」というのを考えていて、「広告は3回見せると効果が現れる」というスリーヒットセオリーで、意外と最後のパンフレットがダメ押し弾になるんじゃないかと思っています。
会場に足を運んでくれた人が一番熱が高いので、「オンライン配信チケットが売れるように、オフラインイベントを設計する」はすっごく大事なラインです。
といっても、どの手がハマるかはやってみなくちゃ分からないので、とにかく「売れ続ける仕組みを作る」というところには身体を向けておこうと思います。
日本でもアメリカでもバキバキやったりますわ。
現場からは以上です。
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