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西野さんの新たなる挑戦(後編)

2023.01.06 / 西野亮廣エンタメ研究所


おはようございます。
『すりおろしリンゴ』という名前があるのにもかかわらず、西野家では今でも『リンゴのすったの』と呼んでいます。キングコング西野です。
※「リンゴのすったの」を翻訳すると「リンゴをすったやつ」です。

さて。
今日は昨日の記事の続きでございます。
昨日の記事をまだ読まれていない方は先にそちらをお読みください。

 

キングコングの「ハレとケ」
 

新しく始めようと思っていることが2つあります。

1つ目は、すでにYouTubeで(酔っ払って)喋っちゃっているので、隠すこともないのですが、「キングコング」で仕掛ける映像作品です。

ときどきコンビの共同作業があるのは、コンビの精神衛生上とても良くて、最近だと武道館ライブがそれでした。

ライブが近づくにつれ、お互い、いつもよりも背筋が伸び、緊張感めいたものを帯びていました。
僕はワクワクしかなくて、梶原くんはワクワク3割、不安7割といった感じ。
その雰囲気がすっごい良かったし、ステージを務め上げた後は、いつも支えてくださっているスタッフさん達がどこか誇らしげな顔をされていて、それもすっごい良かったんです。

やはり「ハレ」と「ケ」は必要で、コンビで下手に芸歴を重ねると「ハレ」が減ってくるし、芸歴を重ねたコンビの「ハレ」というのは、自分達から捻出しないといけないことを再確認しました。

そんなこんなで、今度は「キングコングで映像作品を作ろう」という話になるわけですが、ゴールは「海外のよく分からない映画祭の賞を受賞する(あわよくばレッドカーペットを二人で歩く)」です。

そして、その作品の内容は、「お涙頂戴」でも、「ホラー」でも「暴力」でもありません。
二人が大好きな「お笑い(コメディー)」です。

流行りなんて本当にどうでもよくて、「自分達が好きなものを大真面目にやる」がモットーでございます。

そんでもって、今日は本題はここから。

 

舞台×映像
 

こちらはまだまだ全然ナイショにしておいていただきたいのですが、今年の7月28日(金)~7月30日(日)に東京キネマ倶楽部で舞台作品を一つ投下しようと思っています。
#こちらはキングコングじゃないです
#全員スケジュールを空けておいてください

「3日間しかやらない舞台」となると、その分、収益も大きくならないわけですから、いろんなところが質素になりそうなもんですが、いやいや、そんなことを西野がやるわけがないでしょう😁

クオリティーを上げきった上で、3日間で幕を閉じようと思っています。

というのも、“日本の”コロナ禍の舞台公演に関しては、「公演日数が長くなればなるほど、中止のリスクが上がる」という地獄的状況ですので、これに対して、「ならば、どうすれば公演日数を極限まで絞って、公演を成り立たせることができるのか?」を考えてみたんです。

その結果、「オンライン配信チケットをベラボーに売る!」というバカな答えしか出てこなかったので、これをトコトンやってやることにしました。

そんなこんなで、オンライン配信の舞台を見漁ったわけですが…まず、舞台全体を見渡せる定点カメラの映像って、舞台がすっごく遠くに見えてシンドイんです。

遠くの方でコチョコチョやっているイメージ。

ただ、舞台作品の「定点カメラ」の言い分って、すごく良く分かるんです。
というのも、舞台の良さは、映画やドラマと違って「自分が見たいところを見れる」というところなので。
なので、定点カメラで全体を見せている。

だけども、それもやっぱり不自然で、僕が舞台を観に行く時でもそうですが、「最初から最後まで舞台全体を俯瞰で観る」なんてことは絶対に無いんですね。

やっぱり、どこかに(誰かに)フォーカスを絞っていて、すっごく集中している時は、僕の意識はもう、その役者の目の前にいます。

そう考えると、お客さんには見えない形でステージ上にカメラマンがいてくれた方がいい。

ただ、「お客さんには見えないカメラマン」なんて、存在しません。

というわけで…

【7月28日(金)】撮影公演(お客さん立ち会い)
【7月29日(土)】昼・夜公演
【7月30日(日)】昼公演

という感じで、初日は、あらかじめ「撮影公演」という感じでチケットを売り出して、お客さんに収録に立ち会って(協力して)もらおうかなぁと思っています。

お客さんを入れる前に先に細かい部分を撮影して、お客さんが来られてからは、一度、最初から最後まで止めずに撮影して(※この時はステージ上にカメラは置かない)、一旦休憩を挟んだ後に、ステージ上にカメラを置いて、部分部分を撮影していく…というスケジュール。

なので、キャスト目線のカメラで、キャスト越しに客席のお客さんが映っていてもいいと思うんです。
舞台を観る時って、お客さんの姿も目に入るので。

そんな感じで、映画やドラマのようにパキパキとカットを割るわけじゃなく、「舞台映像とは何か?」を探るのが今回の挑戦です。

僕自身、「いや、ここまでカメラが寄っちゃって、ここまでカットを割っちゃうんだったら、ドラマでいいじゃん…」となってしまうラインがまだ見えていなくて、これから探ります。

今年も勉強と挑戦の一年になりそうです。

現場からは以上です。

【追伸】

https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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