おはようございます。
ついに「ジムが充実しているホテル」を選び始めたキングコング西野こと中山きんに君です。
さて。
今日は『20分無料公開がハマった』というテーマでお話しさせていただきたいと思います。
舞台『テイラーバートン』の進捗状況と、今後の打ち手についての共有です。
結果が出ました
作品を生むことが「出産」ならば、作品を届けることは「育児」で、やっぱり僕はプロとして、そして作品の親として、「育児放棄」だけは絶対にしたくありません。
エンタメの場合、「届けること」に熱を入れると、ビジネス臭が出たり、ともすれば銭ゲバ扱いされたりもするのですが、主役は僕ではなくて作品(子供)ですから、自分がボロを着たり、泥水をすすったり、誤解や暴力を浴びるなんて安いもんです。
さて。
今回は公演1か月前に舞台『テイラーバートン』のプロデュースのバトンを受け取ったわけですが、やるからにはトコトンやってやろうと思いまして、まずは「守備を固める(出血を止める)」を徹底しました。
具体的には「予算の見直し」と、「博打になっている部分の見込み(売上)のカット」です。
サロンでも共有させていただきましたが、僕が入る前までは「配信チケットが【1万枚】売れたら…」という希望に満ち溢れた収支設計になっていたので、ここの数字を大幅に下方修正して(2500枚ぐらい売れたら収支がトントンになるようにして)、代わりに、確実に売上が見込める商品を開発&販売しました。
舞台『テイラーバートン』の全体の収支は、オンライン配信チケットが「2500枚」を超えたあたりから黒字に転じ、そのタイミングで「勝ちきりましょう！」という黒西野の号令がかかり、猛攻がスタート。
そんなこんなで、一昨日、舞台『テイラーバートン』の前半20分をYouTubeで無料公開したわけですが、その手が見事にハマって、なんと1日でオンライン配信チケットが600枚も売れて、オンライン配信チケットの総売上枚数が【8300枚】を突破しました。
#本当にありがとうございます
もちろん「やったー！やったー！」で片付けるつもりは1ミリもなく(ここで手を緩めるつもりは1ミリもなく)、西野の猛攻はまだまだ続きます。
整理したいこと
今回の結果を受けて、整理&共有したいことが2つあります。
まずは、「YouTubeの売上」について。
今回の舞台『テイラーバートン』の無料公開動画の再生回数は今日の時点で【7万5000回再生】なので、それほど多くありません。
広告もつけていないので、広告収入は【ゼロ】です。
ですが、その動画の概要欄で【3500円】のオンライン配信チケットが【600枚】売れました。
計算すると、【7万5000回再生】で【210万円】の売上です。
そして、この動画は今後も『テイラーバートン』のオンライン配信チケットを販売し続け、さらには僕らの活動を宣伝し続けてくれる。
とくに後者の力は大きくて、次に僕らが仕掛ける舞台の大きな大きな後押しとなるでしょう。
『西野と学ぶ○○』や『バンドザウルス』のYouTube動画にも見られるとおり、CHIMNEY TOWNはとっくの昔から「広告収入でまわすYouTube」を捨てており、「フロントエンド(集客装置)=YouTubeの動画、バックエンド(収益装置)=YouTubeの概要欄」としていて、今回の舞台『テイラーバートン』でも同じ形をとらせていただきました。
やってみた感想としては「やっぱり、コッチ(概要欄でマネタイズ)の方が強い」といったところで、今後もこの攻め方で進めようと思います。
次に共有したいことは「これからの課題」です。
西野のスイッチがバッキバキに入ったので、舞台『テイラーバートン』のオンライン配信チケットの売上は石に噛りついてでも【1万枚】を突破してやる所存でございますが、僕らの勝負は『テイラーバートン』だけではございません。
このあと『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』が控えていて、その先には『ボトルジョージ』が控えています。
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』に関しては、バンドザウルスのコーナー(1時間チョイ)をオンライン配信で販売することになりそうで、ここでもまた「中身を見せないと購買に繋がらない」はありそうなので、「どこを見せるか？」がポイントになってきそう。
急所として、「カバー曲だけのライブのオンライン配信チケットのニーズの確認がとれていない」というのがあって、なので「バンドザウルスのオンライン配信チケットの売上」に体重(期待)を乗せすぎてしまうのは大変危険です。
ここは慎重に(負けないように)進めたいところ。
『ボトルジョージ』に関しては、YouTubeで全編無料公開をするのが良いと思っていて、やはりポイントは「概要欄でマネタイズ」になってくるでしょう。
NFTの販売の準備は進めていますが、NFTに全体重を乗せるのもまた危険で、ここは、まだまだ収益装置の開発の必要がありそうです。
「メイキング動画を販売すればいいんじゃない？」という声もあるのですが、「メイキング動画を無料でたくさんの人に観てもらわないと、本編に興味を持ってもらえない」という落とし穴もあるので、まだまだ考えなきゃいけない感じっす。
とにもかくにも、「フロントエンド(集客装置)=YouTubeの動画、バックエンド(収益装置)=YouTubeの概要欄」が確立してきたかなぁというのが現在地でございます。
実験はまだまだ続きますので、いろいろ参考にしてみてください。
現場からは以上です。
【追伸①】
「 https://salon.jp/nishino 」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
10月28日(土)に幕張メッセで開催する大盆踊り大会『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の参加チケットはコチラ↓
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=698180
【舞台】『テイラー・バートン』冒頭20分を無料公開！！
https://youtu.be/ZvBe1Ol22pQ
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