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友達と一緒に世界で戦う為にはどうすればいいんだろう?

2023.12.07 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。
真冬に半袖で歩いている欧米人を観るたびに、「こんな連中に戦争で勝てるわけがない」と確信しているキングコング西野です。
#戦争反対

さて。
今日は『友達と一緒に世界で戦う為にはどうすればいいんだろう?』というテーマでお話ししたいと思います。

ブロードウェイ戦の続報です。
 
 

村人になる
 

昨日はミュージカル『ムーラン・ルージュ』(大好き!)のセットデザイナーさんとの「顔合わせ&ディスカッション」がありました。

またもや、ブロ姉(11月のリーディング公演を観に来てくれたブロードウェイプロデューサーの女性)がセッティングしてくれた席で、「ブロードウェイ村の人との繋がり」の大きさ(村民になる重要性)を思い知るばかり。

わざわざスタジオまで足を運んでくださったセットデザイナーさんは今日までに『映画 えんとつ町のプペル』を観てくれていて、話はそこから。
お互いのモノづくりの「こだわり」や「姿勢」の話へと発展しました。

趣味がかぶっていたのもあり、今回の「顔合わせ&ディスカッション」ツアーの中では、もっとも熱い時間となりました。
#別れた後にすぐに彼からラブレターが届きました

毎日ブロードウェイのクリエイターさん達と「顔合わせ&ディスカッション」を繰り返しているのですが、その都度、考えるのはすっかり友達になっちゃった日本のスタッフのこと。
#家族ぐるみで仲良しのスタッフもいます

僕には二つの想いがあります。

一つ目は「友達とずっと一緒に仕事をしたい」という素人じみた想い。
二つ目は「フラットに見て、僕の友達の技術は世界にちっとも負けていない」という想い。

世界中のエンターテイメントを観てまわりましたが、札束で殴られることはあっても(これはラスベガスで結構ある!)、クオリティーで殴られた経験は(近年)あまり無くて、「いやいや俺たち全然負けてないよな」という確認を繰り返しています。

こんなことを言っておりますが、もちろん、お客さんが「これぐらいの予算だから、これぐらいのクオリティーになるよね」という(予算を照らし合わせた)見方をしていないことぐらいは百も承知です。

製作費300億の映画も、製作費3000万円の映画も同じ棚に並べられて、同じ値段で売られるわけで……「札束で殴る力」も作品やクリエイターの『クオリティー』にカウントされてしまう。

だからこそ、「俺たちに同じだけの予算を預けてくれたら、とんでもねーことになるからな!」という負け惜しみが胸の底でグツグツと沸いていて、「どうにかこうにか友達と一緒に世界戦をやれないかなぁ」と考えています。

ブロードウェイ村に入ってみて分かったのは、「クオリティー」と「村人」の2つがドレスコードであったこと。

どれだけの才能を持ち合わせていようが、ここでは「ブロードウェイ村の村人以外には何もやらせない」という鉄の掟があり、いつもの日本人メンバー(友達同士)でスンゴイ作品を作ったところで、「ワオ!! VERYクール! それでは引き続き、日本でガンばってクダサーイ」と言われて終わり。

先日もお伝えしましたが、たとえ腕力で勝ったところで、何もさせてもらえない。
「自由競争」なんて、この村にはありません。

そんな中、友達と一緒に世界戦を戦いたい僕が考えている「抜け道」は以下の2つ。

①ブロードウェイのクリエイターと日本のクリエイターの共同チームを作る。

②先に西野がブロードウェイ村に完全に入り込んでしまって、そこで権限を持って、日本のスタッフを召集する。

どちらの可能性もゼロじゃないと思っていて、①に関しては「顔合わせ&ディスカッション」の際に「ちなみに、日本のスタッフと一緒に働けたりします?」と必ずヒアリングしています。
#返事は三者三様

②に関しては可能性はゼロじゃないのですが、投資家は「作品の内容」以外に、「クリエイターの名前」で投資するかどうかを決める生き物だったりするので、これをやるには「Mr.NISHINOがやるなら、とりあえず投資する」という圧倒的西野になる必要があります。
#圧倒的西野

どちらも簡単に登れる山ではありませんが、やっぱり僕は「友達と一緒に世界戦を戦いたい」という気持ちは捨てきれないので、しつこくアタックを続けようと思います。

同時に、すでにコッチでも朝から晩まで走り回ってくれる仲間がいます。
なので、あまり僕が「日本、日本」言い過ぎて、彼らに寂しい想いをさせないように気を付けなきゃな。

「僕がどういう意図で、どういう気持ちで、Aを選び、Bを選び、Cを選んでいるのか?」
いちいち言わなくても伝わるのは、やっぱり近くにいるからで、物理的距離ができたり、時差ができたりすると、やっぱりそこは一つずつ一つずつ丁寧に伝えていかなきゃいけない。

「コミュニケーション」の大切さをこれまで以上に重く受け止めています。

学生時代。
同じクラスの皆と臨んだ文化祭が大好きでした。
あの調子で世界で戦えるといいな。

今日も頑張ります。

明日のサロン記事はゴリゴリにブロードウェイの予算の話をします。お楽しみに。

現場からは以上です。

【追伸①】
「 https://salon.jp/nishino 」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
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