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新しく始まる“かもしれない”プロジェクトのこと

2023.12.12 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。
手紙芸を手に入れたキングコング西野です。
#毎週キングコング

さて。
今日は『新しく始まる“かもしれない”プロジェクトのこと』というテーマでお話ししたいと思います。

さっそく本題です。

 

透明化する
 

そういえば、先日、CHIMNEY TOWNのスタッフを叱ったんです。

彼らは、仕事相手(クライアント)に対して返信を返さないことが時々あって、今の時代、クライアントとタレント(CHIMNEYの場合でいうと僕)が直接コンタクトをとれてしまうので、そういうことがあると、クライアントさんから僕の方に直接「お忙しいところ、本当に、本当に申し訳ないのですが……実は、CHIMNEYさんとのやり取り今、滞っておりまして…」というSOSが入るんです。
#クライアントさんも最終手段ということを理解された上で
#本当に申し訳ないです

これは、まぁ、吉本興業時代からありました。

ここで、話をゴチャゴチャにしたくないのが、いわゆる「一般の主婦」が吉本興業やCHIMNEY TOWNに「私が作ったクッキーと、プペルのコラボはできませんか?」とDMを送って、それで返信が無かった時に
「返信がないじゃないか💢」とキレちゃうやつ。
それは“お門違い”というか、“言いがかり”もいいところ。

交渉には「(ウィンウィンの関係になる)条件」が必要で、YouTuberさんのコラボだと「互いの影響力(フォロワー数)」がそれにあたり、企業の場合だとシンプルに「お金」です。

そういったものを提示せずに「俺とコラボしましょうや!」はフリーライドであり、迷惑メールもいいところ。
それに対して企業が返信することはありません。
#無視無視

ただ、“すでに繋がりがあるクライアントさんとのやりとり”となると話は別で。

そこで、「なんで返信しなかったの?」とスタッフに聞くと、「どう返すか迷ってました」「なんか違うと思ってました」といった返事が返ってきたので、「それならそれで『返信が遅れている理由』を伝えるか、『いついつまでに返信します』と期限を伝えろよ、タコ」とスタッフに伝えました。
#タコは余計です

それは、遅刻しているのに、待たせている相手に、自分が遅刻していることも、遅刻している理由も、どれだけ遅刻するかも伝えないようなもので、サービス提供者(エンターテイナー)としては誉められた姿勢ではありません。

あと、一応先輩として、自分の後輩の信用が落ちてしまうことはやっぱり防いであげたいので、胸ぐらを掴んで「てめぇ、コラ」案件です。
#実際に胸ぐらは掴みませんよ
#淡々としたテメエコラです

この仕事(人気商売)に就いていると、人が人を信用する瞬間や、人が人を信用できなくなる瞬間によく立ち会うのですが、結論から言っちゃうと、「相手が何を考えてるか分からない時に相手にストレスを覚える」といったところかなぁと思います。

さっきの遅刻の話でいうと、待たされている人は、「待たされていること」にイラついているわけではなくて、「『何故、待たされているか?』が分からない状態」にイラついているわけで、「電車が遅延して」「事故渋滞で」「すみません!完全に寝坊しました」とキチンと理由を伝えてもらえれば、「そりゃ仕方ないね」となる。

たった、それだけのこと。

前置きが長くなりましたが、これを自分に置き換えた時に、「西野は何故、今、これをやるのか?」「西野は今、どんな気持ちなのか?」を“本当に”こまめに皆さんに共有することが、凄く凄く大事なのだと思っています。

なので、日曜日の「日記」回もメチャクチャ重要なんだと思います。

 

これからミーティング
 

今日の記事で言いたいことは前半戦で片付いたので、ここからは御報告(現状の共有)です。

今から、日本の民法ドラマの打ち合わせが入っています。
「ドラマを一本、書いてくれませんか?」という話をいただいて、面白そうだったので。

映画や舞台やミュージカルはせっせと作っていますが、ドラマにはチャレンジしたことが無かったので、今回は、すごく良い機会だと思いました。

ただ、今、一つ考えているのは「ドラマとは、かくあるべし」で、「恋愛は入れてください」「刑事事件は入れてください」みたいな感じで、視聴者のニーズベースで作らなきゃいけないのだったらば、お断りしようと思います。

「そんなのやりたくねぇ!」という話ではなくて、そこに本気になれる才能が僕には無くて、御迷惑をおかけしちゃうから。

あと、どうせやるなら命を懸けたい。

すっごくすっごく大変な状況に追いやられた時に「でも、俺、この作品が凄く好きなんだよな」と思えたら踏ん張りが効くのですが(プペルとか)、それが無ければ「なんで、こんなことやってんだっけ?」と折れてしまいそうなので、最初の段階で「命を懸けられる仕事か否か」をキチンと判断して、「否」だったら、丁寧にお断りしようと思います。

「俺達が見られない可能性がある仕事なんだったら、話がまとまってから俺達に共有しろよ」という話なのですが、こういう気持ちでミーティングに望んでいる西野もいることを知っておいていただきたくて、今日はこんなお話をさせていただきました。

いつもありがとうございます。
それではいってきます。

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
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