痒いところに手を伸ばす

投稿日：2023.10.14 / 西野亮廣エンタメ研究所

#CHIMNEY COFFEE #サービス設計・提供者へ #集客 #えんとつ町の“踊る“ハロウィンナイト

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。

おはようございます。
熊に出くわした時のシミュレーションが完璧なキングコング西野です。
#大声を出して背伸びをする
#大きく見せるのがコツ

さて。
今日は『痒いところに手を伸ばす』というテーマでお話ししたいと思います。
具体例を交えた、「サービス設計の基本のキ」でございます。
#CHIMNEYスタッフへの業務連絡
　
　

狂気の大盆踊り大会
　

『えんとつ町の踊るハロウィンナイト@幕張メッセ』が近づいてまいりました。
泣いても笑っても2週間後にドカーン！でございます。

出展ブースの数や、演出内容によって、会場のレイアウトは日々アップデートされ、その都度、「もうチョットだけ、お客さんを入れられるね」となったりしています。
#第一回イベントならでは

現在、「プレミアムシート」が追加販売されたのですが(※コチラ→https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=698180)、今朝の最新情報によると「一般チケット」も、もう少しだけ追加で出せそうで、出店ブースは「55店舗」で、来場者数(未就学児を含む)は「1万2000人」というトチ狂った規模になる見込みです。
#スタッフと出演者を含めると1万3000人

(熱量の高い)1万2000人に対して「55店舗」ですので、出店ブースに関しては「変化球を投げなかったら勝ち(※お祭りでよく見かける店を出せば勝ち)」というモードです。

YouTube講演家の鴨頭さんは1ミリもヒネらずに祭りのド定番である「焼きそば屋」を出されるそうで、さすが。
「フランクフルト屋」を出すナガモトさん(#CTD)も勝つでしょう。

CHIMNEY TOWNも自社商品でも何でもない「ハイボール屋」で参戦。
こちらも勝ち確定です。

先日、「商品の性格を整理しましょう」という記事を投稿させていただきました。

①お客さんが求めている商品
②自分が買う商品
③自分が作りたい商品　

…というヤツ。

それでいうと、今回の『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』でいえば、なりふり構わず①に振り切るのが(商売としては)正解で、②か③を選ぶのであれば「自分は『お祭り』という場所で②か③を選んでいる」と自覚しておかないと、やってられないと思います。

そんな中、CHIMNEY TOWNからは『CHIMNEY COFFEE ブース』も出させていただきます。
今日は、この『CHIMNEY COFFEE』のサービス設計(CHIMNEY COFFEEブースの勝ち方)のお話です。
　
　

痒いところに手を伸ばせ
　

講演会で証明されていますが、CHIMNEY COFFEEのカフェ・オ・レベースは今や「西野まわりのイベントのお土産の定番」となっております。

とにかくイベント会場でメチャクチャ売れる。

「講演会に来られたお客さんが500人ならば、会場ロビーで100本は売れる」…という凄まじい結果が出ています。

『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』で、CHIMNEY COFFEEは普通にコーヒー(1杯ずつ)も提供させていただくのですが、『お土産』としてカフェ・オ・レベース(瓶)も販売させていただきます。

そうなってきた時に、「何本ぐらい用意していけばいいのかしら？」となると思うのですが、僕の肌感だと「600本~800本」ぐらいがいいとこなんじゃないかなぁ？と思っています。

ぶっちゃけ売れ残れば、その分を講演会にまわせばいいだけなので、このタイミングで余分に用意しておいても、CHIMNEY COFFEE的には1ミリも損失はありません。
#なので1000本用意しておいてもイイと思う

大切なのは「もっと売れたのに、売り切れちゃった」という機会損失を作らないコトと、このタイミングでなるべくたくさん売るコト。

後者に関しては、「いかに、お客さん目線でサービスを設計するか？」という勝負になってくると思うのですが、「盆踊りイベント」と「瓶詰めされた商品」の相性は最悪です。

買ってしまったが最後、「手がふさがり続ける」という地獄が待っています。

ここ(痒いところ)に手を伸ばすのが「サービス」です。

というわけで、ここからはCHIMNEY COFFEEスタッフへの業務連絡てすが、CHIMNEY COFFEEのカフェ・オ・レベース(瓶)は、瓶を売るのも良いですが、任意で「当日引換券」を販売して、「帰り際に商品をお渡しする」という選択肢を用意しておくと、カフェ・オ・レベースの売れ行きが5~10倍変わってくると思います。

その場合、終演後の(カフェ・オ・レベース(瓶)の受け取り待ちのお客様の)混雑が予想されるので、役目を終えたCHIMNEY TOWNの他のブース(ハイボール屋さんなど)は、終演後は「カフェ・オ・レベースの受け渡しブース」に衣替えしておくと、いろいろとスムーズに進められると思います。

1万2000人が一斉に動くインパクトを侮ってはダメで、ここは徹底攻略をしましょう。

とことんシミュレーションをしてみてください。
本気を出せば、スムーズに1000本売れると思います😁

現場からは以上です。

【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
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