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絵本で音を鳴らせるか?

2018.06.15 / 西野亮廣エンタメ研究所

【絵本で音を鳴らせるか?】

今、おもくそ力を入れて作っている次々回作の絵本『チックタック ~約束の時計台~』のラストシーンでは、時計台の鐘が大きく鳴り響きます。

さて、ここで問題が発生します。

「どうやって、絵本で音が出ていることを表現するの?」

この問題に対する僕なりの答えはコチラです

①こちらは時計台の中から外を見た時の景色。
ちなみに、このシーンはカットになったので、このイラストは本チャンの絵本では使われません。

 


②こちらは、時計台内部。
たとえば、ここにラッパのようなもの(あきらかに音が出るような装置)をつけて、「時計台の鐘の音が鳴り響きました」と文章で説明するのもいいですが、それだと表現にヒネリがありません。

ポイントは「文章で説明せずに、時計台の鐘が鳴ったことを読者に伝える」ですね。

 


③そこで、時計台がある森を「ホタルの森(ホタルがたくさん住んでいる森)」という設定にして、“夜中12時に鐘の音がなると、驚いたホタル達が一斉に飛び立つ”という設定にしてしまおうと思いました。



④んでもって、こう。

「ホタルが一斉に飛んで輝く=鐘の音が鳴った」というルールなので、これで鐘の音が鳴ったことを表現できる。

こんな感じで作ってまーす。

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  • 飯野 啓介いのすけ