AIでまくる

投稿日:2023.06.13 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。




おはようございます。
「おはようございます」と言い切ることで、「朝に投稿した」と思わせようとしているキングコング西野です。
今日は『AIでまくる』という肉食な話をしたいと思います。
 
 

クオリティーでブッちぎれることは分かっている
 

投稿が遅くなってすみません。
本日は、ブロードウェイのキャストさんに集まっていただき、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のテスト&交流会がありました。
#ただいま夜中の2時30分
#お酒が入っているので乱文失礼します

さて。

今回は新しく書き直した台詞や曲のテストもさることながら、「来年1月におこなう投資家向けのプレゼン公演に出演していただく“ハマり役”を探す為のテスト」でもあったりします。

少し具体的な話をすると、ブルーノ(主人公の父親)のラストシーンの“口上”は、立川志の輔師匠に“あて書き”したもの(※志の輔師匠用に書いたシーン)なので、立川志の輔師匠以外のキャストさんに演じてもらうとなると、よっぽどの力量(というか生き様から滲み出てくる説得力)が必要で、このままの形だとミュージカル『えんとつ町のプペル』は「ブルーノ役を背負える人がなかなか見つからない」という苦労を味わい続ける(再現性・再演性が低い)なぁと思いまして…ラストシーンの“口上”は『歌』になっていたりします。
#そもそもアメリカには口上の文化が無い
#ラップだと何かチョット違うしね

「そこを歌にしちゃって、はたしてシックリくるのかしら?」といったテストをおこなうのが今回です。

そんなこんなで、基本的にはホテルとスタジオを行ったり来たりの生活をおくっております。
ホテルもスタジオもブロードウェイのど真ん中にありますので、おかげで、通勤時&帰宅時には否が応でも他の作品の看板が目に飛び込んできます。
#僕がNYが好きな一番の理由がコレ

この環境で知るのは、「僕らが人生を懸けて作品を作っているのと同じように、世界中からこの街に集まってきた皆も人生を懸けている人達(作品)がいる」ということ。

一つ。

内容に関してはあまり負ける気はしなくて(これはプペルに関わっているスタッフ全員が思っている)、ここはスピード感をもって丁寧に仕掛けていけば押しきれるのかなぁと思っています。

今日、「こういうのを作ろね」と、この動画を見せたところ、ブロードウェイのキャスト&スタッフ全員がひっくり返ってました。

(こちら→https://youtu.be/StVsfO0lVok

作品のクオリティーで押し切れることは分かっているのですが、僕らがエンターテイメントで世界を制する際の問題は確実にあって、それというのは「物量(作品数)」です。

「CHIMNEY TOWNが3年間かけて生み出した作品が『えんとつ町のプペル』だけ」というペースだと、(代表作があるのは結構なことですが)世界中のエンターテイメントをねじ伏せることはできません。

CHIMNEY TOWNが世界を代表するエンターテイメントカンパニーになるには圧倒的な「物量(作品数)」が必要で、ブロードウェイの街(作品群の中)を歩く度に、「さて、どうしたもんか?」と考えさせられるわけですが、ここにきてやってきた「AI」が物理的な制約を全てぶち壊し、今、エンタメ界の地図を描きかえようとしています。

僕らの身近なところでいうと『バンドザウルス』がそれにあたります。

昨日、「『テイラーバートン』の美術セットの肖像画を皆でAIで作りましょう」という記事を投稿したところ、(肉の皆様が)秒速で肖像画をAIであげてくださいました。
#本当にありがとうございました

僕ら(タケダP&美術の佐藤さん&西野)の仕事は、肉の皆様がAIであげてくださった百を超える画像(候補)の中から「これ!」という画像を選ぶこと。

「AI&コミュニティー」が無かった去年までなら、ここまでのスピード感を持つことはできませんでした。
さらにいうと、「一人のクリエイターに任せて、2週間待ってみたけど、全然良くないのが出来上がってきた」という事故が普通にあった。

「AI&コミュニティー」によって、このあたりの生産スピードは明らかにあがっていて、これからエンターテイメントの世界の頂を狙うには「×AI」は必須だと思っています。

個人的に今、チャレンジみたいのは、「AI&コミュニティー」による脚本執筆で、全員が持っているAI(ChatGPT)に『えんとつ町のプペル』のストーリーを飲み込ませて、全員がAIを使って『えんとつ町のプペル』を作ることができる世界です。

「おお、キミの『えんとつ町のプペル』の最高だね。キミのクレジット(名前)を入れて、アニメ化しよう」という世界線です。

僕の仕事は「競技(みんなが続編を作りたくなるような作品)」を作ることで、その先は「全員がAIで作ることができる」という状況さえ作れば、エンタメの世界を獲れると思っています。

というわけで、お時間あればChatGPTの扱いに慣れておいてください。
7月1日にChatGPTのオンライン勉強会があるのですが、そこに参加してくださった深津貴之先生による「ChatGPTの使い方(実践編)」が本当に最高だったので、是非、受講してみてください。

「脚本執筆」以外でも(日常の作業でも)、じゅうぶんに役に立つと思います。

長くなりましたが、僕が次に目指しているのは「全員が脚本を作れる(上で、その脚本に価値がある)世界」です。
せっかく時代の転換期に立ち会ったわけですから、時代の転換期に立ち会った者として動きましょう。

エンターテイメントで世界を獲るのは僕たちです。

現場からは以上です。

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