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ただの日記

2024.08.18 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。

気がつけば、朝の4時半。
お酒を呑めば一撃で気絶するのですが、シラフの日は、この調子で眠ることを忘れ、ナンジャカンジャいつも、こんな時間まで仕事をしています。

今日は神戸でビアガーデン(PORT TOWER BEER)のアルバイトが入っているので、さすがに徹夜で臨むのはマズそうなので新幹線の中で爆睡します。
#そんなことよりなんでアルバイトしとんねん

「朝まで仕事」といっても、僕がやっている仕事のほとんどは「課題解決型」の仕事ではなく、「おとぎ話を作って、人に売る」という仕事。
手を動かしている最中は「そもそも、これって求められているの?」という疑問が常にチラつきます。

今、この文章を書いていて、あらためて思ったのですが「おとぎ話を作って売る」というデタラメな活動で、よくもまぁ、飯が食えているもんだな。奇跡&感謝だな、こりゃ。

昨日は(というか今の今まで)、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル 2025』(KAAT 神奈川芸術劇場)の【サブストーリー】を作っていました。

「いやいや、ミュージカルのサブストーリーって何よ?」
「そんなものを作って、どこで披露するよ?」
という疑問を持たれるかもしれませんね。

これに関しては僕自身まだまだ「出しどころ」を決めかねているところなのですが、ミュージカルを発表するタイミングでサブストーリー(※『えんとつ町のプペル』エピソードZERO)があれば、色々な可能性が生まれそうな気がしたので、せっせと作っています。

ひとつ考えられる可能性として「配信の特典映像として『エピソード ZERO』を見せる」というのはアリな気がしています。
『えんとつ町のプペル』の本編を楽しまれた人が、「『えんとつ町のプペル』の始まりの物語」を面白がってくれる未来は、なんとなく想像できるので。

ま、いずれにせよ、作っておいて損はなさそうです。

『えんとつ町のプペル』のエピソード ZEROは随分昔からあって(たぶんオンラインサロンでも何年か前に話した気がする!)、アウトプットの方法をずっと探っていたんです。

絵本で出すか、映画で出すか…。

そんな中、今回は「歌」で『えんとつ町のプペル』のエピソード ZEROを届けることに決め、この1日~2日は、せっせと歌詞を書いていたのですが(曲は大昔に作った)、つい先程、歌詞を書き上げてみて、『えんとつ町のプペル』のエピソード ZEROは「絵本」でも「映画」でもなく、「歌」で届けるのが一番良い気がしました。

歌の中でエピソードZEROのストーリーは十分描けたし、たぶん「尺」的にも丁度良い。

もともと15年以上前に作った「グリンゴ」という仮歌がありまして、今回は、エピソードZERO用に整えた形です。

アメリカから帰ってきたら、すぐに仮歌をレコーディングして、ミュージカルチームに共有&提案してみようと思います。
「こんな曲を作ったんだけど、サブストーリーとして出さない?」と。
#ザッキーさんレコーディングの準備とその様子をドキュメンタリーのカメラで撮影する段取りを組んで
#ソッコーで

話が飛び飛びになっちゃって申し訳ないですが、ここ最近は「一旦、2025年12月31日で死ぬ」という設定を自分に課せて活動しています。

自殺願望も無いし、大病も患っていないので御安心いただきたいのですが、ただ「遺作になる」という前提でやらないと、今回の勝負は勝ち抜けない気がしていて、謎の『余命1年半プレイ』をかましています。

なんとも勝手なオナニープレイですが、「これが最後なんだ」と思うと、全ての課題に本気で向き合うことができて、たとえば『CHIMNEY TOWNカレンダー 2025』ひとつとっても、「僕がやります」と言い出しちゃうのだから面白い。

今回のサブストーリー(配信の特典映像づくり)もそう。
「プロットはあるので、あとはイイ感じにやっといてー」とはならなくて、「僕が本気でやるっ!」と鼻をフンフン鳴らしています。

この調子で一つ一つやっていたら、どこかでブッ倒れちゃうと思うのですが、(最近よく言っていますが)「今、無理しないで、お前は、いつ無理をするんだ?」と自分に言い聞かせています。

もちろん健康には気を使っていますが(人間ドッグにも行くし、食も運動も気をつけています!)、ただ、圧倒的なエンターテインメントを残すことができて、後輩の食い扶持だけ残せたら、何かの拍子でポックリいっても、悔いはありません。

こんな話をすると「そんなことは言わないでー(涙)」とか言われたりするのだけれど(#面倒くさい )、さっきも書いたとおり、それぐらいの気持ちで臨まないと勝ち抜けない勝負なので、静かに受け止めていただけると嬉しいです。

『えんとつ町のプペル』のエピソード ZEROの歌詞は、今のこの気持ち(死んだ自分に憑依する形)で書いたので、結構体重が乗って、情景がクッキリ浮かんできて、いい感じになりました。

タイトルは『グリンゴ』から『グリンゴからの手紙』に変わりました。
グリンゴというのは、死んじゃった人(魂)が星になる前に立ち寄るターミナルのような星です。

せっかくなので、最後に、書きたてホヤホヤの歌詞を載せておきます。
それでは僕はこれから神戸に向かいます。
#どんなテンションでバイトに向かっとんねん

素敵な日曜日をお過ごしください。

西野亮廣(キングコング)

━━━━━━━━━━━━━━━━

『グリンゴからの手紙』 

作詞・作曲/西野亮廣

【1番】
海にたくさんの夜光虫
夜空には 憶千の星
水平線は風でめくれ
寝惚けたクラゲが空を飛ぶ

姿を亡くした者達が
しばらく暮らすこの星は
アンドロメダの奥の奥
惑星グリンゴ 雨の星

隣に座った運び屋と
思い出話に花を咲かすけど
昨日もらった星の名が
僕にはまだくすぐったくて

夕陽が黒く焦がした空に
果て果てまで銀河の花が咲いた
嗚呼、それはあまりに綺麗で
僕はこの光をキミに届ける夜を探している

【2番】
明日の朝には宿を発つ
白髪のピアノ弾きは
宇宙(そら)を漂う塵を巻いて
三等星になるようだ

今夜も九日岬では
天文台に並ぶ長い列
遠い銀河に置いてきた
家族の影を探している

嗚呼、どうか大切な君よ
笑い声をグリンゴまで飛ばして
この広い広い宇宙で
僕は今もキミと暮らした町の空を探している

【ラスサビ~】
小麦畑の黄金を揺らして キミの町へ
星となり道を灯すよ
「あの煙を晴らさなきゃ」

ずっとずっとずっと先に
キミと再び出会えるとするなら
この場所に家族で並んで
勝手に星座を名乗ったりしてさ

夕陽が黒く焦がした空に
果て果てまで銀河の花が咲いた
嗚呼、それはあまりに綺麗で
僕はこの光をキミに届ける夜を探している
夜を探している

▼15年前に作った仮歌『グリンゴ』はコチラ(ロザリーナが歌ってくれた)↓
https://www.youtube.com/watch?v=t4EAVy_uC9A

【追伸①】
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