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ただの日記

2024.03.24 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。
日曜日の今日は仕事のゴリゴリした話をお休みして、ただの日記をお届けします。



レターポットの再ブレイクに沸いた1週間でした。

毎日アレやコレやとこれだけ活動している西野亮廣が、何が当たるのかいつ当たるのか)は「やってみなくちゃ分からない」というのだから、「悩み」やら「モチベーション」を理由に足を一歩も動かさない連中に明るい未来が待っていないことは火を見るよりも明らかで、だけど当の本人は「悩めば答えが出る」「どこからかモチベーションが湧けば行動できる」という洗脳にかかってしまっているから世話がない。

行動すればするほど自分の非力さを知るし、学べば学ぶほど自分の無知を知ります。

一方で、行動しない人間は1年365日四六時中、自分の能力の見積りを誤っていて(自己評価が高い)、「悩めば答えが出る→だから悩もう」というのも自惚れそのもの。

そこには「一生埋まることがない差」を感じるのですが、紐解くと、その要因のほとんどは幼少期にあり、誤った教育を受けて育った子は、よっぽどのヤンキー(「やってやるぞコラ!」を持ち合わせている子)じゃないと基本的には取り返しがつかない。

大学卒業と同時に学ぶことを辞めた親に育てられる子も、
社会を学ぼうとしない先生に育てられる子も、とても可哀想だ。

(…ん?なんか今日は口調がいつもと違うぞ。まぁ、いいか)

ドバイの大学に行った時に、「子供の教育にかけられているコスト」の違いに腰を抜かしました。
子供教育をキチンと「投資」として捉えていて、回収するイメージまで完全にできていて、それは日本の真逆をいっていた。
「国が貧しくなる」は、こういうことなのかもしれない。

嘆いたところで仕方がないので、僕は僕のできることをやろうと思う。

毎年のように起きる地震・水害、天災のアレやコレに被災された方がクラウドファンディングを立ち上げる機会が増えてきた。
恨み節っぽく聞こえてしまうと思うんだけれど、「12年前は日本中が潰そうとしたクラウドファンディング」だ。
今、それに助けられている人がたくさんいる。

『ビヨン・ドユートピア 脱北』という映画を見て、北朝鮮の洗脳社会には驚いたが、日本もあまり変わりはない。

「知らないもの」はよってたかって叩き潰すし、「叩いていい者」と認識すればよってたかって叩き潰すし、何より、お金に関する洗脳は激しくて、自分の結婚式では皆から祝儀を集めていたジジイ&ババアが、クラウドファンディングで結婚式の資金を集める若者を「結婚式は自分の金でやれ!」と叫ぶ始末。
もはや会話ができない。

多くの日本人に絶望しながらも、だけどクラウドファンディングは(アンチ活動に励む人を含む)全員の可能性だということは分かっていたので、「これは潰しちゃダメ!」と叫び続けてきた。ほとんどは意地でやっていた気がする。

昨日の『スナック西野』に参加された方から、「西野さんは、これだけ会話が通じないことだらけの毎日で、かつ、日本中に可能性を提案しては日本中から叩かれて、その数年後には日本中が何食わぬ顔で、その可能性に参加している…という状況で、腹が立たないのですか?」と言われて、「たたないっス」と言いたかったのですが(カッコつけなので)、いやいや、僕がビジネス書を出す時にはいつも怒りがありました。

「なんで、分かんねーんだよ。このタコ助ども!」という。

「日本人全員をブン殴ってやろう!」ぐらいの気持ちで書き殴っているから、ビジネス書を一冊書くのが早いのだと思う。
※『革命のファンファーレ』は5日ぐらいで書いた。 LINEで。

日本中から殴られた後に、しっかり日本中を殴り返している上に、ついでにビジネス書がヒットしているので、喧嘩両成敗だな。
#いや僕の取り分の方が大きい

まぁ、本当に色々あったけれど(唾も吐かれたし、襲撃予告もあった)、「被災された方が今、クラウドファンディングをしている」という話を聞いて、あの日受けた痛みはとっくに消えている。
心残りは、「クラウドファンディングは立ち上げるだけじゃない(ログイン&クラファンを始めるまでの信用創造が全て)」ということが、まだ伝わりきっていないということ。
ここは何とかしたいな。

子供教育」というテーマでいうと、「お金の教育」だけじゃなく、もう一つ、「子供たちに夢を見せる」というところは徹底的にやりたい。

僕は今でも、日本のお父さん&お母さんと一緒にお酒を飲んだり、 CHIMNEY COFFEEで一緒にコーヒーをしばきながら(大阪弁?)、色々とお話しさせていただくのですが、結構言われるんです。

「ウチの子が、まだ去年の幕張メッセの話をするんです。『次に【えんとつ町の踊るハロウィンナイト】はいつだ?』って。すっごく、しつこいんです(笑)」って。

あの日、僕らは子供達に夢を見せることができたんだろうな。
本望だ。

子供だけじゃない。
『ボトルジョージ』で海外の映画シーンを、ミュージカル『えんとつ町のプペル』でブロードウェイを攻めて、「やれば、いけるんだ」「世界に続いているんだ」という姿を日本の大人に見せていきたい。
それらの活動が、誰かの希望や、誰かの支えになれるよう。
「西野も頑張ってるんだから、俺も頑張ろう」となるよう。

「毎日、うまくいかないことだらけだよ。だけど、やらないとね」と僕はよく言うけれど、レターポットのブレイクまでに7年かかったことで、それなりに説得力が出たのではないでしょうか。
世間や業界に絶望することも、ムカっ腹が立つ事もたくさんあるけれど、お互い励まし合いながら頑張っていきましょう。
僕らは、その為に、ここ(サロン)に集まったのでしょう。

1週間お疲れ様でした。
明日からも元気いっぱいいきましょう。

素敵な日曜日をお過ごしください。

西野亮廣(キングコング)

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