サロンメンバーと世界を獲る

投稿日:2020.07.10 / 西野亮廣エンタメ研究所

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見出し画像おはようございます。梶原君と黒沢年男さんの場外乱闘の仲裁に入っている劇団ひとりさんの頭の中は『ゴッドタンの仲直り企画』のことでいっぱいだと思っているキングコング西野です。
 

先日、インターン生の「まーちゃん」率いるVRチームの皆様と呑みに行かせていただきました。
僕は環境(チャンス)を渡しているだけの成金糞ニートで、まさか僕が後輩に教えられるようなことは何もなく、基本的に「へー!」とか「ほー!」「すげー!」とか言っているだけです。
#つらい
#強くなりたい

 
有名大学よろしく「OBの活躍がチームをブランド化するケース」は少なくないと思っていて、【独立】しようが、吉本興業におけるキングコング西野のように(業務提携のような形で)【社内独立】しようが、いずれにせよ、今の若手チームの一人一人の成功が一番の広告となり、株式会社NISHINOの新戦力の獲得に繋がる…と考えています。
#リクルートさんがそうですよね

 
そんなこともあり、若手チームとはビックリするぐらい早い段階から独立後の話をさせてもらっています。
急かしているわけじゃなくて、「もし独立しても絶対に支援するから上手くやりなよ」という話を。

ここから読み取れることが何かというと、僕は「西野亮廣個人が売れることには興味がなく、エンターテイメントが止まらないシステム(文化)を残すことに強い興味を抱いている」ということです。

ここ最近の記事もずっとそうですよね?

僕のテーマは「エンターテイメントが止まらないようにするには、どうすれば?」なんです。

 
栄華を極めた大御所も、「才能が生まれ続けるシステム」を作らない限り、ある一定の年齢を越えると影響力がピークアウトし、それに伴い、活動が縮小していきます。

僕が作りたいのは300年続くエンターテイメントで(※最近、100年から300年にアップデートしたよ)、300年間、人々を楽しませ続け、それによって食っていける人を生み続けることです。
#大真面目に言っています 。

今、僕は(たぶん国内だと)そこそこ大きな影響力を持っていると思うのですが、『300年続くエンターテイメントを作る』を目的にした場合、この影響力の投資先は『西野亮廣本体』ではなく、「作品」や「後輩」や「背景IP」や「西野亮廣が死んだ後も生き続けるチーム(文化)」が正解だと思います。


サロンメンバーと世界を獲る

今、『プペルバス』という移動式ギャラリーがあったり、8月中旬には、えんとつ町の世界観を再現した『頓堀宿泊室(とんぼりしゅくはくしつ)』という宿泊施設が大阪にオープンします。

そして、ニューヨーク・ブロードウェイではミュージカル『Poupelle of ChimneyTown』が現在進行形で作られています。

これら全ては、吉本興業の仕業でも、株式会社NISHINOの仕業でもなく、サロンメンバーさんの仕業なんですね。

サロンメンバーさんが、それぞれ権利を持って運営しています。
株式会社NISHINOがやっているのは、「権利を持っているサロンメンバーさんのバックアップ」です。

このサロンに入られている方は少し麻痺をされているかもしれませんが(笑)、エンタメ業界はとにかく権利関係が厳しくて、「お客さんが権利を持つ」なんて世界的に見てもありえないんです(※アメリカなんて絶対に無理!)。

(※下記の記事より抜粋↓)


「このような組織形態は、米国法科大学院出身のエリート集団で法務部が固められているハリウッドメジャー系では生み出しようがない体制だ。

西野氏の取組は日本を含め前例がなく、一般的な企業がこの手法を模倣することはおそらく不可能であるため、これは日本的というよりは日本発TMSとした方がより正確だろう」


https://www.famitsu.com/serial/nakamura_game_industry/202001/07190311.html


これらは、理屈は理解できても、真似できません。

「ヒットコンテンツの権利をお客さんに渡す」なんて、事務所が絶対に止めるので。

天下の吉本興業内でそれを可能にしているのは【西野亮廣の天才子役ばりのワガママさが成し得た離れ業】で、人の心が残っている表現者には再現不可能です。

これこそが僕らの最大の武器で、今となっては、「いかにして、サロンメンバーさんに権利を持ってもらうか?」という、エンターテイメント史上最大の地殻変動が起きています。


その究極が『絵本の印税をサロンメンバーさんと分配する』です。


こうなってくると、いよいよ、よく分からないですよね。
「お客さんに売る作品の印税を、お客さんに渡す」というのです。


最近、オンラインサロンに入られた方の為にあらためてご説明すると……

僕の絵本ビジネスは、絵本の売り上げで収益を上げるモデルではないので(絵本は、あくまで「映画」や「ミュージカル」や「人形劇」や「個展」や「ホテル」や「オンラインサロン」のチラシ)、「絵本を売りたい」と思う人が増えた方がいいわけで、その為なら、印税なんて要らないんです。

すでに(1ヶ月ほど前から)、海外在住のサロンメンバーに出版権の売り込みをお願いしていて、『タイ』の大手出版社と、『ベトナム』の大手出版社から、それぞれ正式に絵本『えんとつ町のプペル』を出版することが決まりました。

印税は、走り回ってくださったサロンメンバーに分売させていただきますが、絵本の印税なんて、たかが知れているので、コロナが落ち着いたら、御礼を兼ねて、タイとベトナムにそれぞれ飛んで、お食事を御馳走させていただきます。

絵本の重版が決まる度に、サロンメンバーさんにお小遣いが入るシステムは最高だと思っていて(美味しいものでも食べてください)、ここを設計しておくと、僕が死んだ後も『えんとつ町のプペル』は止まらないので、このやり方を他にも転用していこうと思います。

前置きが随分と長くなりましたが、今日は「皆さんのおかげで、タイとベトナムで出版が決まりました。ありがとうございます」という御報告&御礼です。


引き続き、世界獲りに巻き込まれてください。


現場からは以上でーす。
 

【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

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