おはようございます。
ワイルドカジちゃんをBGMにしてジョギングをしているキングコング西野です。
さて。
今日は『ボトルジョージの文化・コミュニティーの構築とマネタイズ』というテーマで、今日と明日(前編後編)の二回に渡ってお話ししたいと思います。
前編の今日はまず「文化・コミュニティーの構築」のお話から。
ヒューマンエラーが起きないシステム作り
コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』の専用劇場『ボトルジョージ・シアター』が始まりました。
※興奮と感動の模様(Voicy)はコチラ→https://r.voicy.jp/259DqwwdVNo
今回は建築士の只石さん(https://salon.jp/tadaishi)にかなり無理を言って、急遽、シアターの看板(隠れ看板)などを制作していただきました。
それもあって昨日はオープン前に只石さんにも会場に来ていただいたのですが、そこで『ボトルジョージ・シアター』のオペレーションに関するアドバイスをいただきました
上映のオペレーションで僕が心配していたのは、上映前と上映後の「音の繋ぎ方」です。ここで「無音」の時間が1秒でもあると変な空気が流れてしまうので、音を繋ぐスタッフ(その日のママ)にはDJばりの仕事が期待されていました。
ただ、それ(スタッフの注意力に委ねたシステム)だと、いつか必ずエラーが発生する…ということで、「上映前(18時半からの客入れ時)から、本編…そして上映後(客出し時)までの『30分の映像』を作ってしまったらいいのでは?」と只石さん。
なるほど!!
それだとシアターを開ける前にCANDYのママが再生ボタンを一回ポチンと押すだけで、あとは何もしなくても大丈夫。
これは良いアイデアです!
#只石さんあざす
上映前の映像を静止画にするのか、それともメイキング映像にするのか?
上映(本編のスタート)に向けて徐々にBGMを上げていくのか?
このあたりを早速つめていきたいと思います。
#担当は誰になるんだろ?
#映像担当スタッフはLINEください
『ヒューマンエラーを起こさないためのシステム作り』は、今回の現場に限らず、すべての現場で必要ですよね。
「キミにかかっている。頼んだぞ!」と言っちゃうような局面では、必ずこのことを思い出そうと思います。
#いやはや勉強になります
映画館の意味
昨日オープンした『ボトルジョージ・シアター』ですが、
10月22日(火) 
10月23日(水) 
10月24日(木) 
10月25日(金) 
10月26日(土) 
10月27日(日) 
10月28日(月) 
10月29日(火) 
10月30日(水) チケットあり
10月31日(木) 
11月1日(金) チケットあり
11月2日(土) 
11月3日(日) 
11月4日(月・祝) 
11月5日(火) チケットあり
※チケットはコチラ→https://chimneytown.net/collections/bottle-george-theater
完売続出で一見盛り上がっているように見えますが、「1日15人」の劇場なので、10日完売したところで累計観客動員数は「150人」です。
#えんとつ町のプペルは約200万人
そう聞くと、ついつい「それならいっそのこと大きな劇場でドカーンとやっちゃった方が早いじゃん」と思っちゃいがちですが、先日もお伝えしたとおり「コンテンツの内容とそれに見合ったキャパ」の問題もありますし、なにより、大きな会場だと「コミュニティー」が生まれません。
世にあるスナックのメインコンテンツが「酒」や「料理」ではなくて、「(ママや他のお客さんとの)コミュニケーション」になっている理由は「話しかけずにはいられない」「仲良くならざるをえない」という【お店のサイズ感】」にあって、どうやら「コミュニティーの発生率」と「面積」は密接な関係にあるようです。
『ボトルジョージ・シアター』の一番の目的は「ボトルジョージのコアファン(コミュニティー)を創ること」で、これまた先日もお伝えしたとおり、「ボトルジョージのコミュニティーを作らないと、今後のボトルジョージの打ち手のアレやコレが上滑りしちゃうよね」という考えが僕の中にはあります。
『ボトルジョージ』は既存の映画館での上映を諦めたわけでも、放棄したわけでもなくて、「今、この状態で映画館で上映したところで、モノ好きだけが集まって、風が吹かないままフェードアウトしてしまう」という懸念から、「コミュニティーを作る方が先だ!」と声を上げさせていただきました。
そもそも、昨今の「映画館」は少し意味が変わってきておりまして(『鬼滅の刃』が潮目を変えたかな?)、「情報を取りに行く場所から、思い出や体験を共有する場所」になりつつあります。
それこそ、来月から『カリオストロの城』が映画館で始まるわけですが、おそらく「どんなストーリーなんだろう?」というモチベーションで映画館に足を運ぶ人はあまりおらず、どちらかというと「映画館で観たら、どんな感じなんだろう?」というモチベーション(確認作業)で映画館に足を運ばれる方がほとんど。
教科書(画素数最悪)で見た『モナリザ』を、ルーブル美術館で(生で)観るモチベーションに近い。
「映画館で観る映画」は、そういった体験になりつつあって、僕の読みでは「既存の映画館(大スクリーン)で『ボトルジョージ』を上映する」となった時に、『ボトルジョージ・シアター』で『ボトルジョージ』を観てくださった方も結構足を運んでくださる…というか、むしろ、そっちの人の方が多いんじゃないかとすら思っています。
『ボトルジョージ・シアター』で仲良くなった人同士で、「今度の映画館での上映イベントに一緒に行こうよ」という流れになるんじゃないかと。
現代の映画館の意味(お客さんが映画館に求めている役割)を正しく読み取ると、おそらくこの進め方が「ボトルジョージを映画館で観てもらう為の最善策」な気がしています。
いずれにせよ、文化・コミュニティーを創造しないかぎり何も始まらない(関係者だけで上滑りして終わり)で、ここは時間をかけて耕していこうと思います。
『ボトルジョージ・シアター』は毎日18時半からやっています。
是非、遊びにいらしてください。何度でも。
そんなこんなで明日は飛行機に飛び乗って、日帰りでウイスキーの蒸留所に行ってきます。
「ボトルジョージのマネタイズ」について、さらに考えが深まったので、明日の飛行機の中で記事を書きたいと思います。
後編に続く!
現場からは以上です。
西野亮廣(キングコング)
【追伸①】
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