おはようございます。
『テイラー・バートン』の合間に筋トレとプールに行くキングコング西野こと「体力の神」です。
さて。
今日は『ボトルジョージ×NFT』というテーマで、メチャクチャおもろい話をしたいと思います。
まだ、僕の頭の中でしか形にはなっていない未来の話です。
コマ撮りアニメショーン『ボトルジョージ』の制作が進んでおります!
現在、コマ撮りアニメショーン『ボトルジョージ』の制作がズンズンと進んでおります。
クリエイティブパートはトンコハウスさんとドワーフさんにお任して(※すっごく信用してます!)、それ以外のパート(運用部分)はコチラで頑張らないといけません。
『ボトルジョージ』の課題は大きく二つあると思っていて…一つ目は、「今のままで、海外に持ってって評価されたとしても、業界人以外は誰も知らない」というところ。
去年の『岸田國士戯曲賞』を誰が受賞したのか(業界人以外)誰も知らないどころか、『岸田國士戯曲賞』が何の賞なのかを誰も知りません。
#演劇の脚本賞です
もっと言うと「戯曲(ぎきょく)」の意味すら、ほとんどの方が知りません。
以前、こんまりサンのプロデューサーの川原卓巳サンが「世界一(エミー賞)を獲ったけど、そのことを日本人は誰も知らない。#日本のメディアは2社しか取り扱わなかった」とおっしゃっていて、「世界一を獲ること」も大切ですが、同時に「世界一を獲るまでの過程を共有すること(共犯者を増やすこと)」も大切だと思いました。
『ボトルジョージ』が世界の有名な映画賞を獲ったとしても、お客さんがその賞のことを知らなかったら、ほぼほぼノーカウントになってしまうわけで、『ボトルジョージ』としては、「『ボトルジョージ』の現在地の共有」と、「海外の映画賞について皆で勉強する」がすっごくすっごく大切です。
#なので今日もマメに現在地を共有
もう一つの課題は、シンプルに『予算』のこと。
『ボトルジョージ』は、どう考えても商業作品じゃないので(※商業作品じゃなくてイイ!)、「映画館で上映して、チケットの売上で回収」というのは不可能です。
でも、だからといって、「商業作品じゃない作品(予算が回収できない作品)のスケール感」で『ボトルジョージ』を作るつもりなど毛頭なくて、下世話な言い方をすると、「予算は回収できないけれど、予算をかけて作る」というハチャメチャな戦いを挑んでおります。
じゃなきゃ「誰も見たことがないもの」は作れない。
とは言うものの、CHIMNEY TOWNも会社として動いているわけですから、「予算回収」を諦めているわけではなく、「これまでに無い予算の作り方」を模索しております。
『ボトルジョージ』の【建物】が最高でした
そんな中、先日の会議でドワーフの船木さん(美術さん)が、現在制作中の『ボトルジョージ』の町・建物のサンプルを見せてくださったのですが、これが本当に最高だったんです!!
#最後に画像を貼付しておきます
「こういう感じの建物が並ぶのかぁ」と思うとニヤニヤが止まらなくなっちゃって、すっごくシンプルに「この物件、欲しいな」と思いました。
その瞬間に頭の中のパズルが一瞬で組みあがり、NFTを担当しているタケダに「ボトルジョージの町の不動産(物件)をNFTで出そう!」と電話をしました。
「NFTでデジタル空間(メタバース)の土地・物件の売買をする」はロマンがあるのですが、現時点では、そこに価値を作るのは少し難しいと思っています。
ただ、『ボトルジョージ』はコマ撮りアニメ。
デジタル上ではなく、実際に(フィジカルな)「物件」が出来上がって、そして、作品完成後は、物件が増えること(ボトルジョージの町が拡大すること)はありません。
基本的には価値の本質は「希少価値」であり、その割り出し方は「認知度-普及度」です。
『ボトルジョージ』の町の不動産の普及度は上がることはありませんが、作品が知られれば知られるほど、『ボトルジョージ』の町の不動産の認知度は上がります。
作品が完成したら、「『ボトルジョージ』の町」は(最終的には)伊豆大島に建てる「泊まれる美術館」に展示しようと思っていて、その物件の一つ一つをNFTで出せば、コマ撮りアニメーション『ボトルジョージ』を“不動産収入”で作ることができます。
タケダには、「ボトルジョージの町の不動産屋さんのInstagramを立ち上げて(※プロフィール欄からOpenSeaのリンクを貼って)、ボトルジョージの町の物件情報を一つ一つアップしていこう」と伝えました。
インスタにアップする画像の一枚目は外観写真。
二枚目と三枚目は、AIで生成した架空の「間取り」の画像と「物件の条件(販売価格)」など。
「不動産サイト」のようなInstagramを一つ作っちゃって、コマ撮りアニメーションの物件をNFTで販売する。
…これまで試してきた打ち手(バンドザウルスでやっているThreadsなど)の集大成のような打ち手で、「実験した歴史は裏切らないなぁ」ということを再確認しました。
そんなこんなで『ボトルジョージ』の輪郭と、NFTの次の可能性がいよいよ明らかになってまいりました。
引き続き面白いことを探し続けます。
現場からは以上です。
【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
舞台『テイラー・バートン』(脚本・演出 西野亮廣)のオンライン配信チケットはコチラから↓
https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
#映像はメチャクチャ作り込みます
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