おはようございます。
あれだけ背の高いクルーズ船が横に倒れない理由がよく分からないキングコング西野です。
#たぶんマグレで立っているんだと思う
さて。
今日は昨日に引き続き「面白い」をテーマに、「面白いグッズ」の話をさせていただきます。
だいぶ面白い話だと思うので、最後までお付き合いください。
本題に入る前にコチラの共有から。
そろそろ切り替える
2025年8月9日~30日に上演するファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』(日本公演)に、シングルファミリーの子供達や多子世帯(3人兄弟以上)の子供達を無料招待するために立ち上げたクラウドファンディングに、現在【1209名】の支援者様から【1846万8000円】の御支援をいただいております。
たくさんの御支援、そしてたくさんのシェア、本当にありがとうございます。
「一人でも多くの子供達を招待したい」という想いは相変わらず消えていないのですが、西野亮廣が宣伝に割ける時間には限りがある以上、製作総指揮としては「西野亮廣に何をさせるのが今回のプロジェクトの答えなのだろう?」と考えなければなりません。
そう考えると「子供を招待するぞー!」の一点張りで、支援のスピードが鈍化したクラウドファンディングの宣伝をこれ以上引っ張るのはあまり得策ではありません。
7月3日から「星空支援」のクラウドファンディングがスタートするので、そろそろ切り替え時だなぁと思っているのですが、くれぐれもこれはプロジェクトを成功させることが使命の製作総指揮としての判断であり、「子供から目を離したわけでは無い」ということをお伝えしておきます。
その証拠に昨夜は、(来夏に)劇場に足を運んでくれる子供達(ときどき大人)に向けて、会場ロビーでお楽しみいただける『えんとつ町の謎解きスタンプラリー』を丁寧に丁寧に作ってました(笑)
スタッフに任せているわけではなく、世界のNISHINOの手作りスタンプラリーです。
#そこはスタッフに任せろよ
#西野亮廣のリソースを正しく使う話はどこへ消えた
とにもかくにも、プロジェクトの為にそろそろ宣伝の切り替え時だなぁとは思っていますが、僕が子供達から視線を外すことはありません。
引き続き応援宜しくお願いします。
🎁子供達へのチケット支援はコチラ↓
https://www.picture-book.jp/projects/2025poupelle-musical-gift
それでは本題です。
「町」にキャラクター性がある(「町」がIPになっている)エンターテイメントの戦い方
是非、聴いていただきたいのですが今朝のVoicyは少し熱くなってしまいました。
※コチラ→ https://r.voicy.jp/GZV0dNyMVW7
自分が熱くなっちゃう(少しキレちゃう)キッカケが大体分かってきたのですが、どうやらエンタメに携わっている人間が半端なことをすると、「何やってんだよっ!しっかりしろよっ!」と熱くなっちゃうみたいです。
#バレエ教室の運営の時もそう
これだけ長いことエンタメをやっていると、「自分のことを裏切るエンタメ」は存在しなくて、「エンタメを裏切る自分」しか存在しないことが分かってきます。
いつだって原因はコチラ側にある。
『札幌ドーム』に関して言うと驚いたのは(交渉の下手さとその後の打ち手は言うまでもなく)『6億5000万円』という赤字額ではなく、年間売り上げが『12億7000万円』しか無かったこと。
12億円と聞くと大きな数字ですが、「5万5000人キャパのハコ(固定費がメッチャかかる!)の年間売り上げが12億」というのは、かなり絶望的な数字です。
昨年は90日間の稼働をしていたそうなので、平均すると1イベントあたりの売上は1400万円ほど。(※広告費も含む)
ちなみに、札幌ドームのキャパの50分の1の劇場でおこなうファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』(日本公演)の1公演あたりの平均売上げ(予定)は1600万円ほど。(※支援を含む)
くれぐれもこれは「ハコ側」と「ハコを利用する側」の数字なので、比較するものではありませんが、とはいえ、「もっとやれるだろ感」は否めません。
結局、施設を生かすも殺すも人次第で、店や会社を生かすも殺すも人次第で、作品を生かすも殺すも人次第。
どれだけ最高の武器を渡しても、渡した相手が相手なら、簡単に武器をダメにしてしまう。
無自覚にチャンスを、お金を溶かしてしまう。
『札幌ドーム』には今のエンタメシーンでまともに戦える人間がいないので、そういう人間を雇って(あなたは素人なんだから、ちゃんとプロの言うことを聞いて!!)、どうにか踏ん張って欲しいです。
さて。
他人のお節介をしている場合ではなく、僕は僕とて、やらなくちゃいけないことがあります。
脚本はもう書き上げたので、あとは「お客さんを集めること」と「予算を作りきること」です。
ここは丁寧に進めたいと思っていて、グッズも一つずつ監修に入って、連日連夜「あーでもない、こーでもない」と言っております。
そんな中、考えるのは【「町」にキャラクター性がある(「町」がIPになっている)作品のグッズ】です。
「ドラえもんキーホルダー」や「テニスの王子様アクリルパネル」といった『登場キャラのグッズ』ではなく、『町にキャラクター性がある作品にしか出せないグッズ』です。
そこで思いついたのが「えんとつ町の住民票(マイナンバーカード)」でした。
劇場ロビーに『えんとつ町の役場』を構え、グッズとして「えんとつ町のマイナンバーカード」を販売しようと。
監視社会のえんとつ町と『マイナンバーカード(個人に番号を振る)』は親和性も高そうだし。
#天才なん ?
そんなこんなで、先日、アシスタントのタケダに「グッズで『えんとつ町のマイナンバーカード』を出したいんだけど、NFT(SBT)で紐付けすることできる?」とLINEしたところ、昨日、こんなテスト動画(※下に動画があります!)が送られてきました。
『えんとつ町のマイナンバーカード』はNFTと紐付けていて、スマホをピッとかざすと、あなたの(イベント会場での)個人情報が出てきます。
ステージ上で記念写真を撮れば、その画像(思い出)もカード内に記録される。
→ https://chimneytown.net/products/musical-group-photo
NFTというものが世に出てきた時に、「面白いことに使えそう!」という期待がメチャクチャあって、まもなくその技術が「投機商品」に使われ始めた時にそこそこガッカリしたのですが、ここにきて「おもろいNFT」が戻ってまいりました。
お財布の中に入っている「えんとつ町のマイナンバーカード」に、えんとつ町関連のイベントの思い出が記録されていて、いつでも思い出せる…なんて最高じゃないですか?
「何がなんでも面白いイベントにしたる!」「何がなんでも利益を出して、存続させたる!」と考え続けた先に、こんな「面白い」に出会えました。
世のエンタメ屋には「考えることを諦めて欲しくないなぁ」と思った出来事でした。
きっと、まだまだ面白いことがあるハズなので、今日も探します!
現場からは以上です。
【追伸①】
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【追伸②】
《大阪平野の夜景を一人占め》HIBARI GOLF(宝塚市)のVIPラウンジ『星の絨毯』(2024年9月オープン)の【年間3日×7年分】の貸し切り利用権をお求めの方はコチラまで。
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https://chimney.town/hoshino-jutan/
『星の絨毯』の【1日利用権】は仮予約コチラまで↓↓
https://forms.gle/oc3QADMxAcgHEAtYA
カードのデザインは仮ですが、えんとつ町のマイナンバーカード(
https://vimeo.com/967376747/b025c2d7f7
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