舞台『テイラーバートン』の“お金作り”と“空間デザイン”

投稿日:2023.07.04 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。




おはようございます。
梶原君の評判が下がれば下がるほど、好感度が上がるキングコング西野です。

さて。
今日は「舞台『テイラーバートン』の“お金作り”と“空間デザイン”」というテーマでお話しさせていただきたいと思います。

さっそく本題です。

 

クラウドファンディングのセカンドステージ


舞台『テイラー・バートン』のクラウドファンディングの支援総額が「500万円」を突破しました。
本当にありがとうございます。

サロンなので込み入った話をすると、こちらのクラウドファンディングの特徴としましては、「予算を集める為の稼働をそこまで増やしていない」という点です。
#これが凄く大事

“西野亮廣の稼働”でいえば、稽古合間に「お祝い・応援コメント動画」を10件ほど撮るだけで、全部で30分もあれば十分です。
お贈りするのは「データ」なので、原価もほぼゼロ円。

残りのリターン(返礼品)は、「NFTの開発」などはあるものの、その他は新たにグッズを制作するわけでも、販売コストをかけるわけでもなく、「売れるのに売っていなかったもの」を売っている…といった感じなので、サイト手数料を引いた残り分が、ほぼほぼ舞台『テイラー・バートン』の主催者に入ります。

クラウドファンディングを「予約販売サイト」として利用する時と、クラウドファンディングを「支援サイト」として利用する時で、やり方が変わってくると思うのですが、後者の場合は、やはり「支援を集める為の稼働」までキチンと計算に入れなきゃダメで、ここの稼働が大きくなりすぎてしまうと「支援サイト」としては本末転倒です。

そして、これはまだほとんどの方に理解(共感)されないと思うのですが、クラウドファンディングを10年以上やっていると、「支援文化」のようなものが徐々に根付いてきて、クラウドファンディングを「予約販売サイト」から「支援サイト」にズラしやすくなる…というのがあります。

お客さんが「こんなに原価がかかっちゃう(西野さんの稼働が増えちゃう)んだったら、支援にならないじゃん!」と考えてくれるようになるんですね。

これは興味深い変化だなぁと思います。
現在、実施している「提灯支援」のクラウドファンディングも、「お弁当支援」のクラウドファンディングも、「テイラー・バートン」のクラウドファンディングも、よくよく見ると、どれも『ただただ支援(リターン無し)』なんです。

文化を創造することの大切さを知る毎日です。

 

空間を作る


そんなクラウドファンディング絡みの「空間デザイン」のお話です。

舞台『テイラー・バートン』は「泥棒活劇」と呼んでいますが、60%ぐらいはコメディーです。
#稽古次第ではコメディー要素が増える

コメディー(お笑い)の場合、作り手が作っていけるのは、どれだけ頑張っても8割ぐらいで、あとの2割は当日の「笑い声」になります。

笑い声が起きなかったら、作品の満足度(クオリティー)は下がるし、笑い声が起きれば上がる。
とてもシンプルなルールです。

演者サイドは百戦錬磨のコメディアンばかりなので、不安要素は「阿部よしつぐ」ぐらい。
#失礼だろ

ぶっちゃけ、このメンツだと「なんとでもなる」と思っています。

そんな中、演出家としてやれることは、「今よりももっと演者がやりやすい空間を作る」「今よりももっとお客さんが笑いやすい空間を作る」ということだと思っていて、そんなこんなで【業務連絡】です。

7月27日(18時~)に関係者向けの特別公演(ゲネプロ)がありますが、関係者は“値踏みをするように”観るので、関係者だけで席を埋めてしまうと、会場の空気が重くなります。

演者さんにとっては、実質的には、そこが「初日」になるわけで、「重い客席」に自らのフォームを崩しかねません。

というわけで、7月27日のゲネプロは一階席に「100名」、そして二階席(二列目以降)に「50名」、一般のお客さんを入れましょう。

そして、先に「一般席」を販売しないと、「関係者の連絡待ちで、残った席を一般開放」にしてしまうと、最悪、『前日にチケット販売』とかになりかねないので、“先に”一般席を埋めて、残った席分だけ「関係者」にお声がけする…というのが綺麗な打ち手だと思います。

27日(ゲネプロ)の一般席の販売は、現在進めているクラウドファンディングの「追加リターン」として出すのが良さそうです。

リターンの文言などは、後で書いてお送りするので、もろもろの手配を宜しくお願いいたします。

あと、この文章をお読みの「舞台関係者」「映画・テレビ関係者」「出版関係者」の方で、「ゲネプロに行きたい!」という方がいらっしゃいましたから、コチラまで(会社名を沿えて)御一報ください↓
https://support.chimneytown.com/hc/ja/requests/new

コンテンツの中身から、届け方まで、トコトン丁寧に作っていきましょう。

現場からは以上です。

【追伸①】
「 https://salon.jp/nishino 」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
舞台『テイラーバートン』(脚本・演出 西野亮廣)のオンライン配信チケットはコチラから→ https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
#映像はメチャクチャ作り込みます

【舞台『テイラーバートン』で演劇の新しい雛型を作りたい!】
https://www.picture-book.jp/projects/taylorburton

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